• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

花の時期到来・・・みちのく「焼石岳」車中泊で行って来ました

焼石岳&南本内岳( 東北)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ→ガス→晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 北関東道→東北道(中尊寺SA)で車中泊(前夜祭)
平泉ICで高速を降りる
後はナビ任せで尿前地区へ
トンネルを越して石淵ダム手前の尿前林道に入る(焼石岳・中沼登山口表示看板有)
ナビはこれより宇宙遊泳を開始しました。
(林道は悪路だけども乗用車で可)

この登山記録の行程

6月16日
【車移動】
                自宅          13:50
  18:52       中尊寺SA
              (車中泊)前夜祭
6月17日
              中尊寺SA          1:30
   2:50       中沼コース登山口 
              (仮眠)
【山歩き】        
              中沼コース登山口       4:00
   4:29       中沼
   4:52       上沼
   5:12       ツブ沼コース分岐       5:13
   5:32       銀明水避難小屋        5:40
   6:28       姥石平分岐          6:35
   6:55       焼石岳            7:10
   7:30       焼石神社
   7:32       9合目            7:40
   8:02       南本内岳           8:31
              9合目
   9:22       姥石平(西分岐)
   9:36       東焼石岳           9:42
   9:46       休息ポイント        10:04
  10:11       姥石平分岐
  10:55       銀明水避難小屋       11:05
  11:25       ツブ沼コース分岐
  11:58       中沼            12:03
  12:25       中沼コース登山口

【車移動】         
              中沼コース登山口      12:55
  13:22       やけいし館(スキー場)   14:30
      入浴料金       500円
        ※ 源泉かけ流し  浴室ちょっと狭い
          湯温  42度とちょっと熱め
      登山口からの距離                約10km
        〃   時間(悪路でスピード出せない)   約30分

              自宅            20:40

コース

総距離
約15.7km
累積標高差
上り約1,050m
下り約1,050m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

6月16日
昨年同様に、有給休暇を取って妻の仕事が終わってから出かけます、そして中尊寺SAにて車中泊(前夜祭)・・・ちょっと飲み過ぎました。
翌日は本当に早朝(まだ夜中)のうちに登山口へ向かいます(ナビはこの林道では役に立ちません、皆空を飛んでいきます)駐車場にはかなりの車が停めてありました、まだ暗いので再び仮眠。

6月17日
周りが明るくなり始めたので歩きだします、泥濘の多いい登山路を登り出します、まずは、中沼目指して登ります、この中沼より逆さ焼石連峰を見、魚影を見ながら次の目標地点上沼へ、

 上沼は、バイケイソウ、そしてミズバショウと言えば付いてきますよね、リュウキンカも、ミズバショウとリュウキンカを見ながら沢状となった登山路を歩きシラネアオイも、雪解けと言えばショウジョバカマ、皆咲いています、ツブ沼との合流点は残雪の壁(スコップでステップは切ってあるが急すぎてピッケルがないと登れない)を巻き傾斜のゆるい所より登り難儀の壁を登り、銀明水避難小屋に立ち寄る(おなかの調子が悪い)と、ビックリ小屋内は宿泊客でいっぱい、

 銀明水小屋より残雪歩きと沢状の石ころ登山路のミックスで姥石平分岐に、この手前あたりより山頂方面はガスが出始めてきました、泉水沼も半分以上は雪の中、山頂目指して登ります冷気のガスの中を晴れることを期待して、しかし裏切られ展望はない、でも花は一杯咲いています、

 山頂より9合目に降ります、朝露でズボンはびっしょり、合羽に履き替えて南本内岳へ向かいますガスの残雪歩き(トレースなし)夏道を見つけながら残雪上を歩く(尾根歩きとはなりません)、ガスの中に池(沼?)湖畔にはリュウキンカ、残雪の取り付き点ではミズバショウ、さらに高みへ登ると、池塘が点在する地点へさらに登って行くとチングルマとミヤマキンバイの咲く山頂に到着(行ってみる価値のある山です)、

 往路を9合目まで戻り東焼石岳に向かいます昨年見たキヌガサソウは見つけられなかった)ヒナザクラ、そして、ハクサンイチゲの花畑が広がってきます、

 分岐より東焼石岳登山路は花ルートです、白のハクサンイチゲ、紫色のミヤマシオガマ、黄色のミヤマキンバイ、ピンク色のユキワリコザクラと斜面はお花畑です、昨年見つけた白いシオガマも探しながら、妻が見つけてくれました(まだ若いからうっすらとピンク色)、残念ながらムシトリスミレは見つけられませんでした。

 東焼石岳よりユックリお花畑を見ながら下山開始(2週間前、痛めている右足には歩きにくく、角度によっては痛みが走る)、分岐までの途中で休息を取ります(風が来ないところでね!)でもお腹が減っていないんだよな・・・
国見SAで買ったモモのジャムパンを2人で半分ずつ・・・値段の割に味は今一(りんごジャムのような味・・変だな…モモではない?)

 後は一気に銀明水ベンチ広場に降りフルーツタイム休憩

 下山登山路は雪解け水が増して沢歩き状態で上沼へ後は往路を下って駐車場へ降りて、今回は終了・・・展望は残念でしたが花はすごい

今回も長文でごめんなさいね!!

続きを読む

フォトギャラリー:71枚

登りだしてすぐはお化け水芭蕉の葉が一杯
でもこれは、?、白い所はすごく小さいし葉っぱは背丈があり、ヒメカユ???

中沼湖畔より
水鏡に映る焼石連山・・・いい天気だ

ムラサキヤシオさん、オッハー

木道の脇には終わってしまった水芭蕉が一杯
眼を閉じて満開の時の絵を描いているのかな?

サンカヨウ、
透けたサンカヨウは今回もお預けになっています

水辺で葉っぱに隠れてリュウキンカが
オッハー・・・と、挨拶をしてくれました

ミズバショウも
そこらじゅうより顔を出し
オッハー

上沼より
残雪と緑がきれいな焼石連峰

ハクサンチドリも顔を出し始めています

シラネアオイはここまでにも
たくさん?・・・結構咲いてました

雪解け時期なのでたくさんのショウジョバカマも出迎えてくれます
でも、何時ものごとく、ごめんね!
ショウジョバカマはうまく撮れません

ミズバショウがあれば、必ずある
リュウキンカ
大きな花を咲かせています

ツブ沼分岐のところですが
残雪の壁・・・横に戻って登りあげました
スコップあり、ステップも作ってありますが
ここを登るにはピッケルが必要

何処も、ミズバショウがいっぱい

小屋を過ぎて登山路は
残雪歩き・・・今年はどこまで続くかな

まだ青空が出ています・・・ますます期待感が膨らむ

後ろを振り返って
下界と反対側の山々・・・いい天気

エイレンソウも
オッハー

エイレンソウも
オッハー

今日初めてのハクサンイチゲの脇を気付かずに通り過ぎる妻

今日初めてのハクサンイチゲの脇を気付かずに通り過ぎる妻

横岳が冷気ガスによって見えなくなってきました
でもハクサンイチゲにはたくさんのお日様が当たっています

朝露でしぼんでいるヒナザクラ
ほら、おきてよ!

ハクサンイチゲさんラジオ体操の時間が近づいているよ

ミヤマシオガマさんも準備してね

ラジオ体操時間になったら・・・無念
冷気ガスが襲ってきた

今日の目覚めはいいよ
元気いっぱい体操してますよ

姥石平分岐下に咲いている
ミヤマダイコンソウ・・・隠れていないで
それ、1・2・3とちゃんと体操してね

焼石岳山頂目指して行く途中に
迎えてくれたシラネアオイ

妻と仲良くツーショット
迷惑だったかな?

ミヤマダイコンソウ、
焼石岳花家族が増えてきました

青空の期待感がある
山頂がガスの間より頭を出してきました

脇を見れば
虹が橋をかけてます

イワウメも
ちゃんと見て行ってよと・・・語りかけてきます

私も忘れないで
今、目覚めたのだから

空は薄いガスなので青く見えますが
展望はないです・・・う~ん残念

山頂支柱のところで
空を見上げて・・・晴れろ!!って念をかけたが残念

9合目目指して降ります
朝露でズボンはビショビショ
あなたが悪いわけないが、濡れているチングルマ発見

靴の中へ靴下をたどって水が侵入してきます
神様お願いだよ~何とかしてください
(焼石神社)

南本内岳へを登って行くと
ガスで対岸は見えないが、沼、池どのくらいの広さかな?
その水のほとりにはリュウキンカが咲いてます

池の所には南本内川源流の読みにくい標柱がありましたそして足元には、チングルマの花畑が迎えてくれました

ちょっと下りに入ると
湿原地帯・・・晴れていればきれいなんだろう~な

日も上がったので
ヒナザクラも笑顔で迎えてくれます

チングルマの花畑が続きます

山頂には、妻が先に登りつきました
その手前の斜面は白、黄色の花畑です

やったー
初登頂

時々景色が見えますが
これ以上は無理でした

初山頂記念写真

初山頂記念写真

山頂下のチングルマ花畑と一緒に

山頂花畑です

ガスで登るのをやめようとしましたが
登ってきてよかった
きれいな山頂の花畑です

花と戯れて
いっぱい写真に残しました

白と黄色しかありませんが
偽ビールで乾杯(ノンアル)
よく来たねと言ってくれているミヤマキンバイ

池のところまで戻ると
ミズバショウも「こんにちは」挨拶してきます

東焼石岳分岐の花畑
ハクサンイチゲの白、ミヤマシオガマの紫、黄色のミヤマキンバイが自己主張しています

どれも皆きれいです
ベッピンさんばかりの花畑

ミヤマシオガマさんの色違い兄弟発見
昨年同様に見つけることができました

東焼石岳山頂でロープ内リンクに咲いています
ピンクと紫の共演
ユキワリコザクラとミヤマシオガマの
ビュティペア―再結成

「青空ならもっときれいに見てもらえたのになー」

チョット嘆く花達

その花の間を
妻が歩く

二つ目の白いミヤマシオガマ
地元カメラマンが写真を撮っていたので見つける事が出来ました(登山路より離れたところでした)

休息ポイントについたら
妻の眼はなにを訴えているのか?

腰を下ろした後ろで
花の三者会議していました

見わたすばかりのハクサンイチゲ花畑

ハクサンイチゲのベッピンさん
モデルになって

このベッピンさんは
これから生まれる子宝を持っていました

下山途中
挑戦してみました
ミツバオウレンも味方してくれました

ミズバショウ繁華街の木道を下ります
(尾瀬などの木道も焼石岳みたいに細工してくれていたら恐怖の木道でなくなるのにな~)
登山靴の独りごとを聞いてしまいました

水流とリュウキンカ

雲っていた焼石連峰も
青空が戻ってきてました
(テンクラ予報ずれたか?)9時ごろからの晴れだったのに・・・最後は俺のボヤキ!

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール ライター

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

  • スーさん、こんにちは。
    すごい花ですね!
    それにしても奥様とお二人でスイスイとあちらこちらの山を歩いていらっしゃるのは、羨ましいです。
    公共交通機関利用だと、なかなかいけない山もありますしね。

  • すてぱん さん こんばんは
    いつも、コメントありがとうございます
    焼石岳は、好きな山の一つでこの時期は、
    毎年計画を練りますので、いつでも出発OKな状態でいます、
    昨年に続き、行って来ましたよ
    ヤハリ、花の山でして・・・ハクサンイチゲの絨毯狙いでしたので
    やったー・・・妻いわく「来年も来よう」と行ってました
    良い山旅ができました、

    確かに公共機関利用だと難しい所もありますネ
    このコースはタクシー利用となってしまいますね、

登った山

焼石岳

焼石岳

1,547m

南本内岳

南本内岳

1,486m

よく似たコース

南本内岳 岩手県

南本内川源流域の奥深さを感じる花の山

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間35分
難易度
★★
コース定数
21
焼石岳 岩手県

東成瀬口から焼石岳へ往復 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
5時間35分
難易度
コース定数
24
焼石岳 岩手県

ブナ林の湖沼、湿原や草原のお花畑を目指す

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
5時間45分
難易度
★★
コース定数
23
登山計画を立てる