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20170702 苔むす樹海の森林ハイクと富士見の足和田山

足和田山、紅葉台、三湖台、樹海( 関東)

パーティ: 1人 (ぼっけもん さん )

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他:  高速バス(富士急行バス、本栖湖行き)に中央道三鷹バス停で乗車し、根場(ねんば)民宿バス停で下車。根場民宿バス停から西湖コウモリ穴バス停の方向に進み、樹海広場を過ぎたあたりに樹海入口がある。
[往路] 富士急行バス(高速バス)
 09:05発 中央道三鷹 ー 11:07着 根場民宿
★ http://bus.fujikyu.co.jp/highway/detail/id/1

この登山記録の行程

根場民宿バス停11:22 - 12:50紅葉台12:54 - 13:06三湖台13:28 - 14:21足和田山(五湖台)14:26 - 14:49段和山14:51 - 15:06東海自然歩道分岐15:10 - 15:15機織り窪 - 15:20大嵐天神社15:24 - 15:34大嵐入口バス停

[復路] 富士急山梨バス(新富士駅~河口湖駅~富士山駅)
 15:40発 嵐山入口 - 15:52 河口湖駅
★ http://bus.fujikyu.co.jp/pdf/rosen/fujigoko/detail_id7_timetable_170420.pdf

コース

総距離
約12.5km
累積標高差
上り約864m
下り約906m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

■コース状況
 今回のコースは、根場民宿から樹海、足和田山を通って大嵐に出るルートです。根場民宿まで直行する高速バスを使ったため、遅いスタート時間となりましたが、登山道、道標がしっかり整備されており、迷うことなく、ほぼ予定の時間通りの山行をすることができました。

■感想
 6月に王岳山頂から見た樹海、足和田山が忘れられず、梅雨の合間を縫って行ってきました。それと、グッと背中を押してくれたのは、樹海の近くの根場民宿まで直行できる高速バスを見つけたこと。バス一本でいけるなんて、さながら大人の遠足気分です(笑)。あいにくの曇り空ではありましたが、紅葉台、三湖台等からみえる富士、御坂山塊の山々は圧巻の一言、今日は富士山は無理だろうなと思っていただけに感激も一入でした。
 一方、樹海については、自殺者が多い、コンパスが効かないなどのいろんな噂がありますが、遊歩道や地図、道標が整備されており、遊歩道を外れなけば心配はないように思います。暑さの中でも樹海の中はヒンヤリとしており、蚊やアブなどもおらず、自然を満喫しながら森林ハイクをしたいんなんて方にお勧めですよ。

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フォトギャラリー:87枚

今日は中央道三鷹バス停からの出発です。車窓から富士山がドーンと。今日はあまり期待していなかっただけに、テンションがあがりますね~、幸先良し!(笑)。

根場民宿バス停に到着。今年6月に節刀ヶ岳から王岳に縦走した際、この近くに下山したので全く初めての場所ではありません。そのため、いつもは方向を確認しつつ歩きだすのですが、下車してすぐにスタートをきれました。

根場民宿のバス停の先にある丁字路を左に折れ、西湖コウモリ穴バス停の方向に進みます。

左に折れるとドーンと富士山が見えてきました。

樹海広場からの富士

樹海広場の先に樹海への入口があります。バス停から10分ほど。

入ると、ちょっとヒンヤリとします。暑さを忘れさせてくれる初樹海歩き、ちょっとビクビクしながらですが(汗)

どこまでも続く木♪きっとマイナスイオンが一杯なんでしょうね♪

癒してくださーい!(笑)

奥に進んでいくと苔が目に付くようになってきました。じっくりと見ると、味わいがあるもんですね。

苔むす大木も。

こちらはボウボウになっていました(笑)。

現在地を確認してみましょう。

途中であった分岐。樹海ということで、いつになく慎重に地図を確認しています(笑)。迷ったらでれない・・ついつい頭をよぎります。

それにしても気持ちいい~、緑がきれいですね~

倒木の上に新しい命が芽吹く、小さな命が引き継がれていく自然の営みを感じることができます。

途中、舗装道路を横断します。

ここでも、現在地確認。いつもはスルーすることが多いのですが、やはり樹海ですから!

次に目指すは、竜宮洞穴・紅葉台。車ではいれそうな立派な道です。

すぐに、竜宮洞穴への道標がありました。

ルートからそれる形になりますが、すぐそこのようなので、ちょっと寄り道を。

あら・・

期待してきたのですが、・・ということのようです。

竜宮洞穴の標柱

標柱の後ろには竜宮洞穴がありました。目をこらすと中には小さな祠があります。洞穴の周囲の白い霧のようなものは、最初は私のメガネが曇っているせいかなと思いましたが、実際にかかっているようです。なんだったのかな?

洞穴の周囲には、いい感じの大木や岩があります。洞穴の中に入れずちょっとガッカリですが、先を急ぎましょう。

紅葉台への分岐

一応「急な登り」のことわりはありましたが、いきなりの急登(^^;。

尾根道に出ました。

分岐から15分ほどで紅葉台に到着♪

富士山がドーンと!山頂の雲がほとんどとれ、ほぼ全容を見ることができます♪

反対側では、6月に登った王岳を見ることができます。

ちなみに、こちらが紅葉台の様子。南北に視界がひらけています。

先を急ぎましょう。

紅葉台展望レストハウスに到着

ここでも富士をゲット!

紅葉台展望レストハウスの後ろは駐車場になっていました。ここまで車でこれるようですね。

気持ちいい登山道が続きます。

木々の間から、富士が見えています。

登山道のそばで見かけたバライチゴ。

三湖台への分岐

三湖台に到着♪

この先に展望台があります。

展望台からの眺め。大見岳、竜ヶ岳方向、樹海がどこまでも広がっています。

こちらは王岳方向。さきほど歩いてきた樹海です。こうして見ると、「樹海」という言葉の意味がよくわかりますね。

王岳、鬼ヶ岳と西湖

こちらは一昨年10月に登った十二ヶ岳、毛無山と河口湖。

南側には富士山がドーンと!

今日は、ここで富士を眺めながらのランチです♪

アザミ

お腹がいっぱいになったところで、足和田山を目指してスタート。

十二ヶ岳の大キレットが見えます。登った時にはそんなに感じなかったったのですが、こうしてみると結構な切り込みなっていますね。

三湖台から40分ほどで五湖台に到着♪

こちらには足和田山の標柱もありました。

お約束の一枚♪

三角点があったのでタッチ!なぜか傾いています・・・。

山頂の展望台からの一枚。こちらは河口湖、木に遮られ思ったほどの眺望はありません。

こちらに見えるのは本栖湖かな♪

山頂が若干雲に覆われてきましたが、まだまだ、いけますね♪

さぁ、これから下山です。

足和田山山頂にあったショウブ。

分岐、大嵐の方向(左)に進みます。

コアジサイ

ヤマボウシ

大嵐天神社の近くにあった見晴らしいい丘でしばし休憩

こちらは昨年12月に登った三ツ峠~天上山

こちらは、昨年10月に登った杓子山

大嵐天神社に到着♪

無事の登山に感謝し、しっかりお参りをしました。

大嵐天神社の前には、コナラの巨木があります。

大嵐天神社から一気に下ってきました。ここが大嵐からの登山道入り口になります。

大嵐バス停に到着。バスは15時40分の予定でしたが、20分遅れで到着。一瞬、バスは通り過ぎちゃったかなと思いましたが・・、無事に乗れてよかったです。

河口湖駅に到着しました。お疲れ様でした。それにしても、今日も賑やかですね~(^^;。

大月からは「ホリデー快速ビューやまなし」に乗ることができました。涼しく、快適でした!

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • ぼっけもんさん、こんにちは!

    樹、樹海ですか~!!、お疲れ様、と言いますか、、、お帰りなさい!(笑)
    周囲の山々を登り尽くして、いよいよ樹海に踏み込まれるとは・・・、ぼっけもんさんの神出鬼没ぶりにはいつも敬服してしまいます。

    レコの写真からも何とも言えない緊張感が伝わってきますね。
    分岐点の写真では、見ているだけで肩に力が入ってしまいました!(笑)。
    ちなみに、他の人とはすれ違ったりされたのでしょうか?(それはそれで怖いかも)

    それにしても、高速バスで登山口まで乗り付ける、というのも良いですね~。
    苔もきれいで、涼しくて、アブや蚊もいないのであれば、夏場のちょっとしたハイキングにはぴったりかもしれませんね。
    有り難く、抽斗にしまわせて頂きます!(笑)

    PS.洞穴の白モヤが気になります・・・。

  • ぼっけもんさん、こんばんは!無事に帰ってこられてよかったです!おかえりなさいませ!

    足和田山や樹海を計画中とのことだったので、そろそろかと思っておりました。
    それにしてもぼっけもんさんの度胸には脱帽です・・・私もガバオさんと同じく、
    ドキドキしながらレコを拝見しました。

    樹海といえば、昔テレビでやっていた自殺者のレポートや心霊現象などの番組のイメージが
    強く、とても私1人では行けそうもありません。(笑)
    でも、写真を拝見する限り、変なものはなさそうですよね?あ、でも白いモヤ、私も
    気になります・・・

    三湖台などは去年私も行ったので、懐かしいな~と思いました。上から見る樹海の海も
    凄いですよね!

    高速バスも登山口まであるなんて全く知りませんでした。高速バスでハイキングなんて
    本当に大人の遠足みたいで楽しそうですね。ぼっけもんさんの楽しそうな様子が伝わってきました。

    ぼっけもんさんの神出鬼没ぶりには次はどこに行かれるのか予想もつきませんが(笑)、
    また次のレコも楽しみにしています!

  • ガバオさん、こんばんは♪

     コメント、ありがとうございます。いったん行こうと思うと、居ても立ってもいられない性分で、樹海に行ってしまいました。なんといいますか、迷いもせず無事に帰還できました(^^ゞ。

     ただ、ガバオさんご指摘の分岐を過ぎたところで、10人ちょいのパーティに遭遇した時は、ここを歩いているのは自分だけだと思っていたせいもあってか、とてもビックリしました。でも、向こうもビックリしたかもしれませんね。いきなり私が現れたのですから。

     今回はちょっと時間のペースがわからなかったので見送りましたが、紅葉台への分岐を直進すると氷穴があるようで、次回のチャンスを狙っています(笑)。氷穴に潜ってみたい!!

     ちなみに、このエリアは、高速バスを使うとアクセスが便利な山が多く、例えば、三ツ峠山、富士急線を挟んで真向かいにある倉見山などをあげることができます。

     今回は高速バスの時間ものんびりしていますので。このコースでよければ、よろしくご査収ください(笑)。

       ぼっけもん拝

    PS やはり白モヤは気になりますよね。敢えて考えないようにしていのですが・・・

  • すーさん、こんばんは♪

     コメント、ありがとうございます。無事に生還しました(^^ゞ

     私もすーさんと同じく、テレビ番組に影響を受けている派で、ちょっとドキドキしながら歩いていました。ザックにぶら下げていた男体山のお守りがきいたのかもしれませんが、変なものにも出くわさず無事に通り抜けることができました(笑)。

     足和田山は、すーさんのレコがとても参考になりました。三湖台で見た果てしなく続く樹海、他ではなかなか見ることのできない景色ですね。「樹海で迷ったら出てこられないだろうなあ。」というすーさんのフレーズには納得です。
     
     さて、ガバオさんからも指摘をいただいた白モヤ。避けて通ることができないようですね(汗)。一応、私なりの解釈をお伝えすると・・

     樹海は苔が繁殖していることからわかるように湿度高い状態にあると考えられます。一方、竜宮洞穴は案内板にある通り、内部では気温が低く夏でも氷が見られるとか。このように温度の低い洞穴が付近の湿気を多く含んだ空気を冷やすことで発生した霧が、その正体ではないかと。いかがでしょう?ですから、〇〇写真じゃないよね(笑)。

     話はかわりますが高速バスにのると気になるのが、座席前のポケットにあるビニール袋。〇〇はバスで遠足というと必ず具合が悪くなっていたよな・・、なーんてことを考えてしまいます。これはこれで、童心にもどってなかなかよいものです(笑)。すーさんも、高速バスで童心にかえる大人遠足、いかがでしょう?

       ぼっけもん拝

  • ぼっけもんさん、こんにちは。
    これは面白そうなコースですね。夏でもひんやりしているというのも魅力的ですが、高速バスでアプローチできるというのは公共交通機関を利用せざるを得ない私としてはポイントが高いです。アプローチが大変だと、億劫の虫が大騒ぎしてしまうので・・・・
    興味深いコースのご紹介、ありがとうございます!
    樹海に一人で入っていくときの緊張感、なんだか私にも想像できるような気がします。
    ガバオさんやすーさん同様、私も白い靄の正体、興味津々です。

  • すてぱんさん、おはようございます。

     コメント、ありがとうございます。私もすてんぱんさんと同じく非常に面倒くさがりなので、一本のバスで行けるのはとても有難かったです。正直、このバスがなければ私の中での樹海の優先順位は低かったですね。願わくば、もう少し早いバスがいれば、樹海の散策のエリアが広げられたかなと、今後の研究課題です。

     樹海は針葉樹と広葉樹の混じった森になっており、今の季節は写真にあります通り苔と新緑の景色もなかなかですが、秋の赤、緑、黄の3色混じった景色も素晴らしいようです。テレビ等の影響もあってか樹海=怖いといったイメージがありましたが、大分、イメージがかわりました。

     やはり、気になりますよね~、あの白い靄(汗)。私としては、洞穴と周囲の空気との温度差でできたと思っているんですが・・、もう少し研究させてください(汗)。

       ぼっけもん拝

登った山

足和田山

足和田山

1,355m

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