バックパック グレゴリー(GREGORY )

パラゴン38

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった
購入年
2017年
購入価格
-
重量
1,360g
お気に入り度

商品レビュー

【お気に入りの点】

■サングラスクイックストウ(サングラスホルダー)は最高。
■ズール(Z)シリーズより、軽量なのに耐重量は増えている。
■腰にピタッと吸い付く様子は見事。
■エアロロン・サスペンションとマトリックス通気システムで、爽快な背負い心地。
■レインカバー付きで、背後フロントメッシュポケット内にあるので取り出しやすい。
■フロントメッシュポケットと雨蓋の部分の接続部分が面白い。【写真5】
■背面長も無段階調節可能なので、妻に貸す時もM/Lサイズでいけた。


【もう一つの点】

■取り扱い説明書が無く、新機能が生かせない場合がある。
(近々、補足説明の山行ページを作ろうと思っていますw)
http://www.yamakei-online.com/cl_record/my_detail.php?id=92066
■「2つのトレッキングポール・アタッチメント」は誤植?(現物や公式サイトを見ても、左側にしかアタッチメントが無い。公式サイトが現地語直訳なので、もしかしたら「2本のトレッキングポールが同時に付けられるアタッチメント」もしくは「下部にギアループ、上部に開放式のトレッキングポールアタッチメントがある」の意味なのかもしれない)
■トレッキングポール・アタッチメントが内容量に左右され過ぎて安定しない。
■本体気室の絞りが微妙。【写真3】雨蓋以外にポケットが無い為に頻繁に気室を開閉する関係上、少し手間取るのが気になる。


【使用時のエピソード】

初のグレゴリーで、以前から憧れだったZ(現行ズール)の背負い心地を受け継ぐパラゴンを使ってみました!
重量はZシリーズより軽くなってるのに、耐重量はアップしているのは素敵です。寝袋もテントもそうですが、下限ギリギリで無くスペックに余裕があるのは心の安心に繋がります。
軽いのに背負い心地には妥協しないという公式のアナウンス通り、特別な設定も必要無くぴたっと腰に重量分散する設計は見事。
マトリックス通気システムで爽快・快適!(ぱっと見、骨骨で荷物が暴れ背負いにくそうですが、内部にしっかりとアルミフレーム入っていますのでむしろどっしりと安定しています)
雨蓋の部分の接続部分が面白く【写真5】下部のフロントメッシュポケットと疑似一本締めで、ヘルメットの外付けが数秒で着脱出来る【写真1】
また、ザックカバー収納部分が下部で無くポケット内にあるので咄嗟に汚れず着脱可能。
当然ですが3シーズンのテント泊の装備も楽々収納。【写真4】

気になった点は、サングラスホルダー【写真2】の解説ページが公式サイト・広告ページにも見つからなかったのが残念。公式サイトに問い合わせましたが、パラゴンの取説は無いそうです。(近々、わたしも解説ページ自作するつもりですw)超便利機能なのでもっとプッシュして欲しいです。
気室の絞り【写真3】も少し気になる所。フロントメッシュポケットと雨蓋を除けば、ギアループ以外無いシンプルなモデルなので、本体気室まで割と多くアクセスするのですが、絞った後の紐の始末が少し微妙で。(チューブ部分に巻くと巻き癖が付いて開放し難いですし、ストッパー部分に巻くと細すぎて巻く回数が多いんですよねぇ・・・)気分的にはシュバババと3秒位でしたい所ですが、6秒くらいかかります。そもそも本体気室に頼らず、【写真5】メッシュポケットの接続部分で工夫するか。ボトムアクセスと併用すべきなのかもしれません。
全体的に一本締めの血筋を感じる気室の作りなので、防寒具等を取り出したりして本体容量が減るとポールアタッチメントが斜めに寝たりして私には使いこなせませんでした。(最終的にサイドコンプレッションポケットにポールを逆向きに入れて利用しています)

使用した登山

もっと見る 参考になった(6