商品レビュー
【使用時のエピソード】
3本のポールで半自立、ペグダウンにより完全自立する3シーズンモデルのダブルウォール山岳テント。フライは吊り下げ式。
フライの前後のガイラインを張ることでしっかりと安定する。この時にフライとインナーを連結させるフックコードがあり(これはどちらかに固定しておかないと無くしそう)、このコードでインナーをさらに広く確保するなど、Nemoらしさがある。
インナーは、バスタブ(地面24cm)から上をほぼフルメッシュとしており、高さもあるので室内は広く感じる。
頭側が広く足元が細くしたり、頭側のフライを大幅にカット、またシームテープを減らすなどの作りにより、765gとテントとしては非常に軽い作りになっている。
前室では調理もでき、シューズを置ける広さ。収納時は、非常に小さくて軽い。
ただしクロスポールではないこともあり、べグ止めがかなりしっかりできない環境や、稜線での強風時などの環境下では若干の不安がある。特にデフォルトのプラの自在が弱い(緩みやすい)ので、Mini Line-Lokなどに変えることをオススメします。
2000m下の樹林帯やバイクやキャンプなどでは良いバランスのテントという印象。