バックパック : 5件
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オスプレー(OSPREY )
イーサーAG 60
【お気に入りの点】 ・以前からあったレスキューホイッスル【写真4】に加え、前モデルまでオプション扱いだったアタックザック【写真2】も内蔵するようになり、抜群のコストパフォーマンス。 ・積極使用が出来る充実機能のアタックザックを内蔵。しかも変形機能付き。 ・サイドポケットやフロントメッシュポケットが大容量なのに癖が無く使いやすい。 ・歩きながらトレッキングポールを着脱出来るのは、一度使うと手放せない便利機能。 ・AGサスペンションは、あたかも重さを忘れさせてしまうほどの快適な背負い心地。 【もう一つの点】 ・トップリッド(雨蓋)容量が、変形機構の為一部犠牲になってしまっている。 ・ハイドレーションが再び本体内部収納方式に、ハイドレーションスリーブのある外付けのアタックザックとかみ合わない気がする。 ・AGシステムの浮くような背負い心地と腰への分散が、好き嫌いが分かれるかも。 【使用時のエピソード】 ド定番の縦走用ザック・イーサーに。アトモスAGのAG(Anti-Gravity)サスペンションを搭載した機能マシマシモデル。 また今回のアップデートで大きく変わったのが雨蓋部分、「デイリッドデイパック」と言うアタックザックへとトランスフォームする面白い新機能。ハイドレーションスリーブ、チェストストラップ、アイスツールループ、キーループ付き小ポケットもあり本格的にディバックとして使えるのに、あえて自己主張しないのはオスプレーらしい誠実さだと思います。 また上部だけでなく【写真2】中央のジッパーからも内部にアクセス出来るので、軽アイゼン等も取り出しやすいのもポイント。【写真1】リッド単体だけでもこれくらいの荷物を収納出来ますので、アタックザックとして文句無しの出来。 また、ミュータント等にも搭載されていた【写真3】雨蓋を外してもフラップで保護できる機能も追加。アタックザック分離時の保護にも、あえて雨蓋を省略して軽量化なども選べます。 (凄い細かい変更点を書くと。アタックザック追加により説明書からデイライトの紹介が削除。デイリッドデイパックになった為にランバーパックの予備ベルトバックルが付かなくなった。雨蓋部分が2ポケットからハーネス部分収納用の3ポケット方式になった等もあります)
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オスプレー(OSPREY )
デューロ15
【お気に入りの点】 ・やはり安定のオスプレーのザック、特にサイドポケットが使いやすい。 ・慣れれば簡単着脱のチェストストラップ。 ・日帰り山行に丁度良い収納量。 ・フロントパネルストレッチメッシュポケットが便利。 ・軽量モデルのレザヴォアLT 2.5Lが付属。 ・オスプレーのザックの例に洩れずエマージェンシーホイッスル付属(簡易)。 【もう一つの点】 トレッキング用で無く、ラン方面のザックだと言うことを「あえて」考慮しないで指摘すると。 ・エマージェンシーホイッスルが簡易版。 ・(脇差スタイル)ストウオンザゴー未装備どころか、折り畳み式のストック以外実質装備不可。 ・5.2インチサイズのスマホだと、スマホ収納スペースに違和感がある。 ・「タロン」等、オスプレーの軽量モデルを使ったことない人だと違和感があるかも。(後述) 【使用時のエピソード】 ファストハイキングやトレランをやってみたい! と思い、タロン22より軽いザックを探して購入しました。まだ(2017/8/7現在)2回しか利用していないので評価は変わってくるかもしれませんが。『タロン22からヘルメットホルダーと脇差スタイルとアイスツールループを除いた代わりに。体に密着してくれるので走れるようになり、手の届くところの収納が倍になったので地面に降ろさずにすべてが完結出来るようになったザック』な感想。 【写真2】は別売りの500mlソフトフラスク。背負ってないとここまでしか入りませんが、背負ってストラップ付けた状態ならしっかり奥まで入っていきます。下にはエナジージェル等が突っ込めるスリーブもあり。 反対側にも同じ収納+スマホが入るジッパー付きスペースがありますが。画像見ても判る通りぱつんぱつんになるのでソフトフラスクと共存出来ません。(スマホ収納スペースは一番表面側にある)エナジーバーやメモ帳入れが無難だと思います。 【写真3】付属の2.5Lでなく2.0Lレザヴォア突っ込んでいますが、現行タイプのレザヴォアは共通して写真中央のボッチを押すことでホースと着脱可能。水をフルに入れても太らない構造となっているので、水場で簡単着脱フル補充が出来て便利です。 【写真4】だいたいオスプレー製品て表記容量より多く入るのですが、デューロ15のメイン気室は5L程度(2L水ペット2本入れるとテルモス小が入らない)。上の小物入れは2ポケット付きですがオークリーのケースは入らない程度の本当に小物入れ。胸周りの4個ポケット。ウエスト部の2対のポケット。腰後(通常のモデルだとストックやテントポール立て、もしくはナルゲンホルダーになってる所がジッパー付きメッシュポケットになってます)に2対のポケット。そして背面にカンガルーポケットの合わせ技で15L表記といった所でしょうか。 ちなみに腰後部分は汗で濡れるのでスマホ収納には不向き。私は左に日焼け止めと虫除け、右にグローブと折り畳みサングラスを入れていますが、ザックを外さず使用できるのでかなり便利です。(ちなみに腰後収納部にジッパーが付いているのは15のみ) 【写真5】遠景。右のストレッチポケット内に玩具のようなホイッスルが付いています、付いているのは有り難いですが、通常オスプレーのザックはチェストストラップと一体化しているのでどうしてこうなった感もあります。(ソフトフラスク収納時に、引っかかって穴あけそうで怖いですし・・・)2本のチェストストラップの止め方は特殊ですか、5回着脱すると慣れます。むしろ着脱しやすくて気に入ります。ハイドローリックパックなのでレザヴォア用のマグネットは標準装備。 ちなみに肩の上にある赤いループにストックの末端を差して、先をホイッスル部分にあるゴムコードに通してストック保持完了! ・・・らしいので、コンパクトなストック以外実質保持不可能です。私の持っているストック、BDのトレイルショック(収納時68センチ、フォールディング系に比べて倍近い収納長)のみなんで上に張り出し過ぎて、ガ○ダムのビームサーベルやガン○ャノンみたいになってしまい、とっても保持して走れないと思います・・・。 まぁこの辺はトレッキング用でなくラン寄りなザックなのでイチャモンレベルの感想ですが。 総合的に見れば、冬季やヘルメット必携な所には向きませんが。8時間程度の日帰りでしたら一度も下さずに全てが完結するいいザックです。 しばらく使い倒してみて、また感想を修正していきたいと思います。
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オスプレー(OSPREY )
タロン22
【お気に入りの点】 軽いのに機能性は十分。 ヘルメットホルダー、左右ウエストポケット、フロントメッシュポケット(にオスプレー御馴染の脇差スタイル・ストウオンザゴーとチェストホイッスル)も付いて死角無し。 背面調節機能や、ハイドレーションポケット、アイスツールループ、エナジージェルポケットもあり、機能マシマシなのに1キロにも満たない軽さ! 【もう一つの点】 本体気室とトップポケットの2カ所メイン収納スペースがあるにはあるのですが、小物入れ側と本体気室の配置が直感的でなく、時々開ける方向をミスります。 小物入れスペースはあくまでオマケ、ここや貴重品入れに物を入れると、本体気室の入口が超狭くなり荷物の出し入れが難しくなります・・・。 【使用時のエピソード】 最初に言っておきます、これ『絶対買うべきです』 神の作りたもう聖衣です、初心者は絶対買うべきです! ・・・余りにも力み過ぎてアレなコメントになっていますが、詳しく説明していきますと。 まず、オスプレーのザックが、初心者に有り難い機能満載なんですよね。(もっと企業もアピールして欲しいですが・・・)一部ではオスプレーの代名詞にもなっている脇差スタイル「ストウオンザゴー」これがまず便利。クサリ場等でストックを一時的に脇に差してノンストップで移動できる機能で。上級者になってくるとそもそもストックを持たなかったり、しっかりと収納しないと危ない場所を通ったりしないようになるので使わなくなっていく機能ですが。私みたいな初・中級者には、ザックを降ろさずに5秒で着脱とグイグイ行ける神の機能です。 あと、これも企業がアピールして欲しい点ですが。『オスプレーのザックって、チェストストラップがエマージェンシーホイッスルになってるんですよね』当然軽量モデルのタロンにも付いてますし、今まで私が使ってきたバリアント、イーサー、ジーニスにも付いてます。イザと言う時に持っていたいけど、わざわざザックに入れるのも・・・と言うアイテムをストラップと一体化してるのに、わざわざアピールしないなんて謙虚すぎですよ神。 後は、オスプレーのサイドコンプレッションポケットが非常に具合がいいんですよ・・・。(イーサーやジーニスの2WAYが神なんですがここでは割愛)柔らかすぎず硬すぎずで、歩きながらナルゲン380を入れたり引き出したり出来るのに、絶対にすっぽ抜けない絶妙な硬さはタロンでも健在です。ハイドレーションを使わなくても歩きながら給水できるのは便利の一言です。(と言うかナルゲンのループってこの為にあったんですねw) 後はスペックに記載の、フロントメッシュポケット、アイスツールストラップ、左右ヒップベルトポケット、リッド(ヘルメット)ロックと拡張性も抜群。これでわずか1万円??? 続けるか自信が無い友達の最初のザックに、無難な40リッターからのステップアップにとオススメしたい逸品です。 ********************* と、メリットばかり書きましたが、軽量ザックなので運用に工夫が必要です。 ・フレームが無いタイプなので、あまり重いものを持つと山行中気になります。 (バーナー調理は向かないので、パンやおにぎり。もしくはテルモスMかSあたりでカップ麺あたりに落ち着くと思います。) ・防水性無いですが、ザックカバー持っていくのは割に合わないです。 (私は【写真2】中央の赤いモンベルのドライサックにエマージェンシーグッツを、右下の灰色のオスプレーのスタッフサックに他の物を入れ内部で防水しています。) 余りにもオスプレー信者過ぎて、文章が冷静じゃないですが。兎に角お勧めです。
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グレゴリー(GREGORY )
パラゴン38
【お気に入りの点】 ■サングラスクイックストウ(サングラスホルダー)は最高。 ■ズール(Z)シリーズより、軽量なのに耐重量は増えている。 ■腰にピタッと吸い付く様子は見事。 ■エアロロン・サスペンションとマトリックス通気システムで、爽快な背負い心地。 ■レインカバー付きで、背後フロントメッシュポケット内にあるので取り出しやすい。 ■フロントメッシュポケットと雨蓋の部分の接続部分が面白い。【写真5】 ■背面長も無段階調節可能なので、妻に貸す時もM/Lサイズでいけた。 【もう一つの点】 ■取り扱い説明書が無く、新機能が生かせない場合がある。 (近々、補足説明の山行ページを作ろうと思っていますw) http://www.yamakei-online.com/cl_record/my_detail.php?id=92066 ■「2つのトレッキングポール・アタッチメント」は誤植?(現物や公式サイトを見ても、左側にしかアタッチメントが無い。公式サイトが現地語直訳なので、もしかしたら「2本のトレッキングポールが同時に付けられるアタッチメント」もしくは「下部にギアループ、上部に開放式のトレッキングポールアタッチメントがある」の意味なのかもしれない) ■トレッキングポール・アタッチメントが内容量に左右され過ぎて安定しない。 ■本体気室の絞りが微妙。【写真3】雨蓋以外にポケットが無い為に頻繁に気室を開閉する関係上、少し手間取るのが気になる。 【使用時のエピソード】 初のグレゴリーで、以前から憧れだったZ(現行ズール)の背負い心地を受け継ぐパラゴンを使ってみました! 重量はZシリーズより軽くなってるのに、耐重量はアップしているのは素敵です。寝袋もテントもそうですが、下限ギリギリで無くスペックに余裕があるのは心の安心に繋がります。 軽いのに背負い心地には妥協しないという公式のアナウンス通り、特別な設定も必要無くぴたっと腰に重量分散する設計は見事。 マトリックス通気システムで爽快・快適!(ぱっと見、骨骨で荷物が暴れ背負いにくそうですが、内部にしっかりとアルミフレーム入っていますのでむしろどっしりと安定しています) 雨蓋の部分の接続部分が面白く【写真5】下部のフロントメッシュポケットと疑似一本締めで、ヘルメットの外付けが数秒で着脱出来る【写真1】 また、ザックカバー収納部分が下部で無くポケット内にあるので咄嗟に汚れず着脱可能。 当然ですが3シーズンのテント泊の装備も楽々収納。【写真4】 気になった点は、サングラスホルダー【写真2】の解説ページが公式サイト・広告ページにも見つからなかったのが残念。公式サイトに問い合わせましたが、パラゴンの取説は無いそうです。(近々、わたしも解説ページ自作するつもりですw)超便利機能なのでもっとプッシュして欲しいです。 気室の絞り【写真3】も少し気になる所。フロントメッシュポケットと雨蓋を除けば、ギアループ以外無いシンプルなモデルなので、本体気室まで割と多くアクセスするのですが、絞った後の紐の始末が少し微妙で。(チューブ部分に巻くと巻き癖が付いて開放し難いですし、ストッパー部分に巻くと細すぎて巻く回数が多いんですよねぇ・・・)気分的にはシュバババと3秒位でしたい所ですが、6秒くらいかかります。そもそも本体気室に頼らず、【写真5】メッシュポケットの接続部分で工夫するか。ボトムアクセスと併用すべきなのかもしれません。 全体的に一本締めの血筋を感じる気室の作りなので、防寒具等を取り出したりして本体容量が減るとポールアタッチメントが斜めに寝たりして私には使いこなせませんでした。(最終的にサイドコンプレッションポケットにポールを逆向きに入れて利用しています)
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カリマー(KARRIMOR )
リッジ 30 type2
【お気に入りの点】 カリマーブルーが超カッコいい! 外見は超ポップなのに、よく見ると堅牢で古き良き時代の息遣いが感じられるザック。質実剛健とはこのことで、雪山から海外旅行までもこなせる実力派。 機内持ち込みが出来るサイズなので、オーストラリア旅行の時も機内からバッパー旅行そして山行までこなせました。 そして何よりも、Kブルーが超カッコいい! 【もう一つの点】 重いのが弱点。 オスプレー製品も併用していますが、競合モデルの2割以上重く。雨天は更に重くなる。そして、余りにも沢山の物が詰め込めるので、リスのほお袋のようにぱつんぱつんになるのが、 【使用時のエピソード】 山で見た鮮やかな色(Kブルー)に惚れて指名買い。 今見てもカッコいい、いつ見てもカッコいい、同色のザックカバーを掛けてもカッコいい。 しかし見た目に反して生地は極厚で裂けとは無縁で背面パネルも文字通り「パネル」が仕込んであったり。当時としては珍しいウエストポケットや雨蓋からもアクセス出来る隠しポケットを採用しているなど、堅牢なのに新しい風を吹かしているモデル。 海外旅行の機内持ち込みにもOKなサイズなので、これを片手に色々な所に出掛けた山と旅の相棒です。
テント泊装備 : 7件
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ゼログラム(ZEROGRAM)
ZERO1 Pathfinder Tent
【お気に入りの点】 ・シェルターでありながら、結露にかなり強い ・設営の容易さ ・身長180cmでも気にならない居住空間 ・前室とサイドにそれぞれ疑似ダブルウォールの出入口あり ・独特のオーバーハング構造が面白い 【もう一つの点】 ・雨風に弱い構造 ・自立のために必要な面積が大きく(340x190)幕営地を選ぶ ・マニュアルが付属せず、公式サイトにもない 【使用時のエピソード】 とにかく「大きい」が第一印象。 通常シェルターと言えば、何かしら我慢を強いられるのが普通だが、身長180cmでナンガのロングサイズの寝袋を使っていてもどこも壁に触れずに寝返りができるゆったりサイズで。上半身に行くにつれ広がっていく逆台形構造は狭さを感じさせない。 しかしそれがデメリットでもあり、自立させるには340x190cmのスペースが必要なので、混み合う幕営地には向かない。(しかもフロント側がペグ1本で自立しているので、引っかけられると即倒壊してしまう仕様なので、石などを積み上げ結界を張りたい) ちなみに実質居住空間は、前室を除くとフロントからサイドガイライン手前までの奥行き95cm、高さ95-75cmのまさに起きて半畳寝て1畳。(スペック上の高さ110cmは【写真4】のようにオーバーハングした一番天頂部なので、手を伸ばせば触れるが、その高さには絶対体を預けられないのでやや誇大広告気味。素直にスペック評価するなら最大高は95cm) ただこのオーバーハング構造が面白く、フロントメッシュ側ギリギリに座っても上半身に沿って広がってくれるため圧迫感が無く。【写真4】でも判る通りあおむけで寝ていて目が覚めると、メッシュ部分が自分のはるか頭上に見えるので無意識にフロント側ギリギリに引き寄せられていく視覚マジックがある。無意識レベルで脚部ベンチレーターの解放と、最大幅と高さのスペースに吸い寄せられるシナジーがあり。狭さを感じさせられないのと、空気の通りがスムーズになり、シェルターでありながら、結露がゼロなのがびっくりした。【写真5、出入り口は両方フライも閉じた状態で8時間就寝後】 以上がトレードオフのメリット・デメリットだが、唯一の弱点を述べるなら雨風に非常に弱い。 シームコーティングをしないで雨天テストしたから漏水したとか言うのは些細なレベルで、フロント側のペグ1点に「前室全てのバランス」「傾斜を付けたポールの張力【写真2】」どころか、「自立に必要な全ての張り」が掛かってくるので、保水すると自重に耐え切れず崩壊し、再度立て直すのが不可能なレベルとなる。 風対策にサイドガイラインもあり、足元やサイドがある程度崩壊しても居住性が悪くなるだけだが。そこが自立しないと全体が崩壊するフロント部分は、細引きでテンションをかけるループさえも無いので、雨で保水すると本当にどうしようもなくなる。 後、公式にも問い合わせたが、建て方に言及しているのが韓国語YouTubeしかないのはマイナス。【写真2】のような斜めに突っ張るのが推奨の建て方だが、公式サイトの商品説明だけでそこに辿り着ける人が何人いるだろうか。(上記の建て方をしないと耐風性が落ち、またフロント側の出入り口がストック邪魔で荷物置き専用スペースになってしまう。)製品自体光るものがあるのに、事前情報が無いのと性能を生かしきれないのは非常に勿体無い。 ただ総合評価は良い。 森林限界以下の、ある程度広さのある好天の幕営地だったら最強に近い。 雨要素があるのなら通常のテント、攻める時はZERO1と使い分けるといいと思う。
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マウンテンダックス(mountain dax )
ヌプカ 1 TN-001-1401
【お気に入りの点】 長辺側入り口、吊り下げ型、広い前室。 幅210cm、奥行100cm、高さ110cmと、身長180cmの当方でも快適空間♪ 他社ではオプションの、ギアハンモックが標準装備。 外張りのベンチレーション部分前後それぞれ2カ所に芯の入ったつっかえ棒が付いて、それでクリアランスが確保できるのもいい。 【もう一つの点】 実重2キロはのは、山岳テント・・・なのかな? ダックス(mountain dax)が倒産してしまった為に、サポートが不安。(一応、有限会社山渓?や、オクトスで修理が受けられるようですが。前者はメールの返事が絶対来ない、後者はオクトスオンラインショップでレラは出てもヌプカ出ないんですよねぇ) そしてモッサい、収納袋からして旧世代臭がする。 後は防犯上の○○により明記しませんが、持ち主なら判る構造上の欠陥があります。 【使用時のエピソード】 重さに目を瞑れば、ここまで快適なテントも珍しいです。 長辺側入り口、吊り下げ式、前室も広く靴を置いて煮炊きも余裕で、なによりいいのは広い室内環境です。 テントはエアライズ2、U.L.ドームシェルター2型を持っていますが、身長180cmの当方が斜めに寝なくていいのはヌプカ1だけ。【写真4】 普通のテントだとオプションの、ギアハンモックが標準装備なのもアツいです。 また、ベンチレーション関係が強いので、非常に快適に寝られます。(まず入口は横U字型のWスライダーでインナーとメッシュ開放出来るのは基本機能として。前後のベンチレーションが外部・内部共にスライダーが付いていて、インナー側とフライ側で連動して開放出来る。またフライ側には芯の入ったつっかえ棒が付いているので、物理的にベンチレーションを解放し続けられるのも嬉しい。 軽さのシェルター、安定性のエアライズと、縦走のお供には中々ならないが。幕営地が近かったり、ベースキャンプ型の山行には是非ともお勧めしたいアイテムです。
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その他(others)
HEX2.0パワーラウンジャー
【お気に入りの点】 オートキャンプやフェスに使えるね☆ 自分の体重との釣り合いでぐらぐらしますが、山でリクライニングチェアに座れるのはメリットです。 通常のチェアタイプと違い、足の部分まで底を伸ばすことが出来ます。 【もう一つの点】 重い割に暖かさは無い。クッション性が皆無。 収納サイズも中途半端で、外付けを余儀なくされる。 見た目は無骨な割に、繊細なパーツもありヒヤヒヤする。 【使用時のエピソード】 サーマレストZライトが便利過ぎで、泊り山行にハマったが、見た目がシンプル過ぎるために「人を誘った時に貸せる!」「人とは違うものを!」と、血迷って購入。 購入に際しネットのブログを参考にしましたが、今思えばエア登山 or オートキャンパーの記事だったかもしれません。 リクライニングチェア>一枚のマットに変形出来るのがキモですが、ここのプラスチックで出来たロックを壊してしまうと【写真4】一気にゴミになってしまうので、使うたびにびくびくします。 そして一番は重さ、寝袋と同じ重さって・・・。 実際の山行には2回しか使ってません。
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サーマレスト(THERMAREST )
プロライト プラス 女性用
【お気に入りの点】 無敵のR値4.2、底冷えとは無縁の暖かさ。 【もう一つの点】 通常モデルより、長さは15センチ短い(183>168)のに重さと収納サイズが据え置きのモンスターモデル。半ウレタン、半膨張式だが、穴が開いたら死亡の予感なので。無雪期には勿体なくて使えない。 そして収納袋付だが、大きさといい材質といい、紛失しそうで怖い。【写真3】 【使用時のエピソード】 雪上泊したい為に購入。半膨張式の中でも暖かいプロライト「プラス」の中でも更に暖かい女性モデルを購入。 収納袋付だが、兎に角異常にでかい。【写真2】 どの位大きいかと言えば、フライシート付テント(エアライズ2)より2回りほど大きく、ぱつんぱつん。【写真4】 イーサー60に、厳冬期用シュラフと、これを入れるとテントが外付けに押し出され。 テントを収納しこれを外付けすると、収納袋がツルツルのパツンパツンの割に、袋に保持ベルト等は着けられる場所は無い為に。【写真3】いつザックのコンプレッションベルトから滑り落ち、無くしてしまうか気が気でない。
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サーマレスト(THERMAREST )
Z Lite Sol S
【お気に入りの点】 展開、撤収が瞬時で静か。 (空気膨張式は展開・撤収に時間が掛かる) 地面がゴツゴツしていても、気にせず投げ置ける安心感。火気を倒して溶かしても(苦笑)継続使用可能な故障とは無縁の堅牢性。 それでいてR値2.6、290gのバランスの良さ。 初心者の最初のマットに絶対オススメです! 【もう一つの点】 収納サイズが51×10×14cmと大きく、 当然ザックの中には収納不能。 縦側にザックに取り付けられないと、横向きだと山行中に引っかかり藪や狭い道には不向き。 Sでこれだから、更に3センチ厚くなったR(レギュラー)サイズとかどうなってしまうんでしょう・・・。 【使用時のエピソード】 一番最初に買ったスリーピングマットですが、究極にして至高。 身長180ですが、足の部分はザックを敷くことで全く不自由無く利用出来ています。R値的にも厳冬期以外余裕にこなせるR値2.6と、初心者にお勧めしたいモデル。 山友がこれを薦めたにもかかわらず、エア注入式マットを最初に購入しましたが。 準備に10分、エアを抜いて畳んで15分かけていましたが、こちらは10秒で展開・撤収可能でした。 下が岩場でも、火気を倒して溶かして【写真1】しまっても(どちらも膨張式マットだと即死亡の予感)、壊れず使える堅牢性は、ガシガシ使えて心強いです。
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ファイントラック(finetrack )
ピコシェルター
【お気に入りの点】 兎に角軽い、130g!!! ジップロックに入れて、細引き4メートル2本入れても 実質的な重さは200g程度で、持って行かない理由が無い。 簡単な日帰り山行でも、お守り代わりに上記のセットか、 (少しでも夜営の想定が出てくる山行なら)ツエルト2を 雨蓋内か裏側あたりに仕込んで持っていっている。 通気口に頭を出して、ポンチョ状にも使えるらしいので、 そこにトキメキを感じて購入したのも否定しません(笑) 【もう一つの点】 finetrackのツエルトは、ピコシェルターと このツエルト2ロングを使っているが。 ツエルトの用途的に収納性をウリにしているので 収納袋が致命的に小さく収納には匠の技が必要で。 咄嗟に出せるように、即撤収出来るようにと、 ジップロックにがしがし収納して雨蓋あたりに 細引と一緒に収納するなど、割り切りは必要。 むしろ、『転ばぬ先の杖』なアイテムなので 必要なときにすぐ取り出せないようでは意味が無い。 コンパクトさの宣伝との兼ね合いもあると思うが、 (確か、ペットボトルより小さい!がウリだった筈) 出し入れの簡単で、メンテナンスのし易い袋があると更に○。 あとイチャモンレベルの話にはなるが、少し吹雪いていても パーティ山行だと、独りだけ取り出して設営するのも気が引けて なんとなく有効活用出来ていないので、そう言った場合の、 有効活用法やエピソード等を、メーカー側でもプッシュして 気軽に使いやすい空気にしてくれると、凄く嬉しい(苦笑) 【使用時のエピソード】 上記のようにほぼ必携のアイテムとなっているので 自分は概ね満足しているが、人には薦め難いアイテム。 そもそも、豪雨(雪)から10秒位で取り出せる位置に置いておかないと、咄嗟に役に立たないアイテムですし。 メーカー等では微妙にボカして書いてありますが、テントどころか、これは『座るビバーク用のシェルター』なので、ニッチな世界の中の更にニッチな商品です。 メーカーでも利用例に書いてあるポンチョモードは、極薄ダイニーマなので、枝に1引っかき1万円・・・と考えると 怖くて私はポンチョ代わりに使用したことがありません・・・。 しかし、荷物もスペースも圧迫しない圧倒的軽さ。 若干ゲン担ぎじみてはいますが、「もしもの時」の 備えをしているので、精神的余裕もあり今の所、 事故や怪我には遭遇していません( ・ ω ・ )v 今年は修行も兼ね、雪山でも使ってみたいと思っています。
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ファイントラック(finetrack )
ツエルトⅡロング
【お気に入りの点】 なんといってもその軽さ、本体340gに、 細引き、ペグを使っても500g以下。 ストックは標準装備と考えると、標準のテントの実に3分の1。 結露に強いとの公称も、今のところは不満無し。 自分の身長が180なので、ロングバージョンはベストチョイス。 サイドリフターを引いたりと工夫すれば、かなり快適に寝られる。 最近の宿泊には全てこれを使っているほど気に入っている。 やはり、軽いは正義! 快適さと妥協点のバランスから考えるとかなりオススメ。 【もう一つの点】 finetrackのツエルトは、ピコシェルターと このツエルト2ロングを使っているが。 ツエルトの用途的に収納性をウリにしているので 収納袋が致命的に小さく収納には匠の技が必要で。 咄嗟に出せるように、即撤収出来るようにと、 ジップロックにがしがし収納して雨蓋あたりに 細引と一緒に収納するなど、割り切りは必要。 また、販売戦略(ある意味成功)とも言えるが 「テントの代わりに購入する」モノではない。 ・実際のテントで幕営してみたことあるのが大前提 ・(快適に寝るには)普通のテントより下手すればペグの本数必要 ・フレームが無いので、建てるのに技術と時間が必要。 テントとして見るなら雨には激弱い。 自分も他の人の意見もそうだが、天頂部のループから浸水する。 (対策として自分は、ループ各所にシーム加工済み) しかし逆に考えると、雨の中、水滴が落ちてくる程度で避難出来る。 緊急避難用アイテムの、(自己責任)積極利用なのをお忘れなく。 上記を念頭に、軽さと不便さを天秤に掛けると、 選択肢としては全然「あり」だとは思うんですけどねw 【使用時のエピソード】 ほぼ上記で語ってしまったが(苦笑) 苦労や工夫と、重さを天秤にかければ結論は出ていると言うか。 自分の使用用途から考えると、現状これがイチ推しw 日帰り里山なら、本体のみ。 樹林が多ければペグを間引いてみたり。 天気や地面を予測して、グランドシート増減したり。 決して万人にオススメ出来るものではないが、 工夫の楽しさや、その軽さは応えてくれる。 そんな旅の相棒です♪
調理用器具 : 2件
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ソト(SOTO )
マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター
【お気に入りの点】 風に強い、寒さに強い、燃焼に強い。 神。 ジェットボイルやプリムスのイータなどの一体型クッキングシステム(PCS)と比較しましたが。【写真3】風防もヒートエクスチェンジャーも無い、圧倒的にPCSに有利な計測結果にも関わらずノーガードで迫る計測結果に驚愕しました。正直同じタイプのバーナーに対し頭2つ抜けています。 【もう一つの点】 標準装備のトライフレックス(短い3本ゴトク)では、安定性が悪く別売りのフォーフレックス(4本ゴトク)1500円を追加購入ほぼ強制なのがズルい・・・。 商品スペックでもがっつりフォーフレックスの説明書いてあるので、モノはいいだけにそこの不誠実さは好きになれません。 【使用時のエピソード】 鈴木ともこさんが薦められていたので気になっていたのですが。この度、記事の執筆で触れる機会がありました。 https://outdoorgearzine.com/best-canister-stove-for-backpacking 元々プリムスのP-153ウルトラバーナーを愛用していたので、使用目的が完全に被っているウインドマスターは絶対買うまいと思っていたのですが。あまりにも圧倒的な計測結果に、自分へのお年玉で買ってしまいました。詳しい結果は記事内参照として、雪山ノーガード計測でもジェットボイルに風防無しでも迫る性能は驚異的です。 ちなみに正確な入手価格は6394円(本体)と1210円(フォーフレックス)=7604円に実質20%ポイント付帯でした。
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その他(others)
Soomloom シングルバーナー
【お気に入りの点】 重さが僅か25グラム。 物凄いコンパクトで、どんな所にも収納出来る。 それでいて2000円を切る価格に、思わず唸る。 そしてMSRのパクリロゴがまず笑える。 【もう一つの点】 着脱の際にガスが漏れる気がする。 小型の為五徳が小型なので(P153の折りたたんだ状態位)物によっては非常に不安定になる。 当然ながら風防が無いので、風にめちゃめちゃ弱い。 彼の国の製品なので、縦走時これのみを持っていくと肝心な所でチャイナボカンしそうで不安。(風評被害) 【使用時のエピソード】 出ました、中華バーナー!! どう考えても混ぜるな危険の組み合わせですが、25グラムと言う目を見張るような軽さに思わず手が伸びました。 しかし、どう考えても単独縦走時に持っていくと不安が頭から離れないので、パーティ山行時に缶詰めを温めるために持参。(バゲットサンド+テルモスでカップラーメンのもう一品として)この時は結局火器を忘れた人に貸しましたが、鍋焼きうどんもホットワインも無事作れていました。 改めて零下のテント内で使用、少し余分に時間はかかった気がしますが何の問題も無く使えました。(不安でしたのでP153も持っていきました) ・・・やはり何かあってからでは遅いので、営業小屋の幕営地や日帰り山行などでしか使えませんが、いい買い物でした♪
その他 : 10件
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シー・トゥ・サミット(SEA TO SUMMIT )
ウルトラSIL ダッフルバッグ
【お気に入りの点】 軽くコンパクト。【写真3の右下の赤いの】 ジッパーが付いているので【写真2】鍵を付けられるのは安心ですね。 【もう一つの点】 ペラいのは性質上しょうがないと思うが、最初の使用後に収納しようと思ったら二度と出来ないかと思うぐらいキツキツで焦りました(苦笑) 【使用時のエピソード】 最初に開封した時は、やってしまったと正直思いました(苦笑) ひたすらにペラい、そしてぱつんぱつん。なによりツエルトよろしく収納袋が超タイトでビクビクしながら押し込んで辛うじて入る程度。 しかし実際に使ってみると、割と便利なアイテムです。 【写真3】の右下の赤い物体が、収納時のダッフルバックですが、これが【写真1】ストックを除く全ての物が収納可能。 また、山小屋をベースにしてデポさせて貰う時など、やはり盗難などは不安になりますが【写真2】ジッパー式なので鍵が付けられるのはメリットだと思います。
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ソーラーパフ(solor puff)
ソーラーパフ クールブライト
【お気に入りの点】 ■お洒落で軽い。 ■テント内のランタンとしては必要十分。 ■ソーラーバッテリー内蔵でランニングコスト○ 【もう一つの点】 ■第一世代は上ベルト(充電用に吊り下げることしか出来ない)クールブライトのみで、注意しないと地雷を踏む。【ウォームブライトは一律 or 上下ベルトありモデルが第二世代】 ■良くブログやサイトでイメージで映されている、カラビナで「ぶら下げる」スタイルは使ってみれば判るが不便。【写真5】 (提灯を畳むように収納出来るのがウリなので、蛇腹を畳んでカラビナでぶら下げる=畳んだ提灯の底をザックに横付けするような形になり、動くと蛇腹がひょこひょこ動いて気になる) ■所詮はLEDの集合体。向けている方向以外明るさが弱く、ランタン形式なのでリフレクターも無い為に。ある程度の明るさが欲しい時に間接光だと暗いが、直接照射部を向けると眩しすぎるジレンマに陥る時がある。(例・車の化粧用ミラーでコンタクトレンズ装着する時など) ■簡易カラビナと両面仕様の面テープと組合さないと汎用性に劣る。 ■上下ベルトの、ソーラー部分が半透明なのはグッド、しかし照射面が布テープ式なのは吊るした時に(気になる程ではありませんが)陰になり勿体無い気がする。【写真1参照】 【使用時のエピソード】 お洒落写真はブログに任せて使い込んだ感想を。 山用で無い為に登山に持っていくなら「カラビナ」と「面テープ」とセットで運用してようやく本来の性能を生かせます。(ザックに付ける、テントや山小屋や車のルームミラーに吊るす等) 冬の0度あたりの幕営で使用【写真3】【写真4】、レンズが曇るぐらいの寒さですが問題無く使用可。(ただし稼働時間は弱4時間で切れました) ついついザックに吊したくなりますが、それは罠で。【写真5】「折り紙状に畳める」と言うのは、古い例えだと折り畳んだ提灯状態なので、ザックに吊るす=畳んだ提灯の底を地面から垂直に吊るしている状態になり、数時間すると蛇腹がぺこぺこにしなるんですよね・・・。(既に写真5の蛇腹が半分開きかけてるし)面倒ですがザックの上側【写真2】に付けるのが安定っぽいです。(細かい感想は書いてありませんでしたが、某無人島一週間ブログの方も上部に括り付けていましたので、やはり上部が最適解な気がします) ・・・と、散々文句を言っていますが、神のアイテムです。 ランタンとしても安価ですし、フェスやファミキャンでも映える。 私の車(ダイハツ ウェイク)だと、ルームランプが実質ルームミラーにしか無いので、車中泊や早出では無くてはならない相棒で(車内に置かないように注意は書いてありますが)ダッシュボードに乗せたままで色々な場所に連れて行っています♪
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エプソン(EPSON)
WristableGPS MZ-500B
【お気に入りの点】 時間、標高、気圧、温度、方位だけでなく。 日の出・日の入り、現在地GPSログ、簡易ルート表示が付いていて最強に近い。 また、ルート記録中の表示もカスタマイズ出来。 ロギング中は機能が拡張され、標高や現在時刻を 併せて表示することも出来るのはいい。 また、スント等と比べても、電池の持ちが心強いのは素晴らしい。 ファーストインプレッションでは90点はあげたい秀才。 。○(ただ、ここから魅力がどんどん減算していく) 【もう一つの点】 まず、使っている人が100%書いているダメポイント。 『ルート計画ソフトがゴミ』 百名山オススメルート(初心者向けのルートのピストンはプリセット)は便利なんですよ確かに。ただ、ここからナビ機能が修正出来ない。(GPXファイル読み込むと全てのイベントが消え、しかも後からイベント追加出来ない)=実質、ヤマケイ等で他の人の行動をGPXで読み込んでナビ出来ない。よって、簡易ルートから登山口が違うだけでナビが機能しない。 また、無理矢理力技で計画ソフト側でマップを読み込もうにも。山や住所での検索に対応していない為、日本地図拡大してからのボタンクリックが必要。また、置いたポイントやルートの「1つ前に戻る」ボタンも無い為に、一度のミスでルート計画が白紙になることもしばしば。と言うか、ナビ機能どころか、自分が一度行ってウェイポイントを置いた所でさえ地点名のリネームが出来ないので、ナビ機能が本気で息をしていない。 この時点でマイナス50点。 そして『GPSロギングしていないと、ほとんどの機能が死んでいる』こともマイナス。 しかも使えないのにメニューに並んでいて、クリックすると「ロギングしていません」とメッセージが出て暫く行動不能になるのも謎。使えない時は表示しなければいいのに。 特にロギングしていないと、高度と時刻を同じ画面に表示出来ないのは謎すぎるのでマイナス10点。また、『一度メニューを経由しないと、各種機能を使えない』のもマイナス、ホーム画面からアクセス出来ない=現在時刻さえ判らない時間が多い。 後は細かいことだが見た目重視で白抜き黒背景の『ポジネガ反転設定をした状態で、スリープから復帰すると20秒位バグる』とか、『バックライト点灯中に登録ポイント近づくと、自動消灯して通知する』謎機能もなんとかして欲しい。 現状だと本当に、Wristable【身に着ける】GPS(ロガー)と化しています・・・。 【使用時のエピソード】 あといっぽ、もういっぽで神ツールになると思うので、本気で改善して欲しい所を羅列。 【サイト・アプリ関係】 ■取り込んだGPXファイルを修正、追加ウェイポイントを置かせて欲しい。 ■NeoRunに、せめて地名や山域名検索機能が欲しい。 ■と言うかランニング特化しすぎていて、サイトやソフト自体も登山向けに開発して欲しい。(順位をメモ出来るより、イベントポイントごとに名前入れたり整理したい) 【ソフト関係】 ■Dボタン長押しの切り替えもカスタマイズ出来るようにして欲しい ■アクティビティ以外の表記も、デフォルト・2段・3段表記からカスタマイズさせてほしい。 ■何度もメニューを経由させるので、いっそのことデフォルト画面もカスタマイズさせて(ロギングしていなくても現在時刻と高度を同列表記出来るなど)して。本来の時計はメニューを経由させて表示させるようにとかしてほしい。
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その他(others)
MPI オールウェザーブランケット
【お気に入りの点】 コスパが高い。 レジャーシートとして使えるレスキューシートで、繰り返しガシガシ使えるのが魅力。 【もう一つの点】 購入初期の折り方以上に畳むのが不可能なのはしょうがない。 アルミ蒸着したブルーシート的な物と考えれば、耐久性はこんなものかと。 【使用時のエピソード】 「NASA開発の断熱素材!」「包まれているだけで暖かさを感じる!」(個人の感想です) と、ブロガー等の意見に影響されまくって購入しましたが、これが中々便利でした。 要は「高級ブルーシート」なのですが、ブルーシートよりコンパクトで水はけがいいのでハイキングのグランドシートにもお勧めで、グロメットも4隅にあり便利です。またカラーバリエーションが豊富なので、カラフルに休憩場所を彩れます。 (でも、これ本来はアルミ蒸着面を人間側に向けるのが正解ですよね?) テントやツェルト設営にも大活躍。 エアライズ2も、ツエルト2ロングよりも大きいサイズなので、気軽に敷いて織り込めば耐水性能やボトムの保護に大助かり。値段的にも強気に使えるので、買い足して冬季はテント内にも敷いたりしています。 そして、図らずとも緊急利用する機会があったのですが。 (零下8度で自分がモンベル#3+ビビィサックで寝ていたら山友が低体温症になりかけていたので、自分のビビィ貸してしまい、今度は自分が凍えて眠れなくなった) 最初は#3の周りに巻いていたのですが、寝返りで外れてしまい再び凍えたのですが。ピンチ缶の中に入れていたカラビナ小でグロメット部分を連結して袋状にして無事安眠出来ました。 元がレスキューシートなので、汎用性が高く1枚ザックに入れておくと安心です。 ・・・ただ、ガシガシ使いすぎて段々穴が開いてくるのはご愛嬌。 まぁ、ツエルトやテントの底をこうやって守ってくれてると考えれば愛おしいですw
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エスオーエル(SOL )
Escape Bivvy(エスケイプビィビィ)
【お気に入りの点】 正式表記『エスケイプヴィヴィ(Escape Bivvy)』 エスケープビビィでもいいじゃんとは思いますが。 コストパフォーマンスから来る初期購入のし易さと それなりに頑張ってくれる保温性は信頼に値します。 最高ではないが初心者に薦めやすいバランスの良さ。 【もう一つの点】 (比較的)再使用出来る超高級エマージェンシートと見るか、シュラフカバー代理としてみるかで評価が変わると思うが全てが及第点。 モンベルの#3と併用すると、スパイラルシステムが使用出来なくなる微妙なサイズ感ですが。汎用性が高い為8~0度位のブーストに大活躍します、ただドヤ顔で「シュラフカバー代理として使っています!」と公言するとベテランの方に説教されるのが玉に瑕です。 【使用時のエピソード】 冬の避難小屋に行ってはみたいけど、冬用シュラフを買うのはちょっと・・・と思い 色々迷った結果、シュラフカバーの代わりに購入したのですが 便利過ぎて現在も相棒として、人に貸すように緑色の新型も購入してしまいました。 要はアルミ蒸着シートを寝袋状にしたビビィサックですがジッパー【写真2】もドローコード【写真3】もついていて、色々活用出来ます。 マイナス5~8度の避難小屋泊時に、上半身ダウン・フリース着衣、モンベルの#3のシュラフカバーとして複数回使用して他人にも貸したことがありますが 全て快眠できているので、当初の目的としては二重丸で、結露も想定内。ただし当然それ以上寒くなった時を想定して限界温度に余裕を持たせておくのは僕たちの約束デス! (同程度の気温の同場所で、装備が甘かった山友が低体温症気味になった時に自分のこれを貸して。自分は雨具ダウンフリース装備でモンベル#3+オールウェザーブランケットをグロメットで止め筒状にして寝た時は、寒くて眠りが浅かったので) 逆にそれがあってから、性能に信頼を寄せて、車に常備するようになりました。 耐久性は正直無いです(20回近く使った初代は頭の後ろ部分のアルミ蒸着剥がれています) しかし、通常のエマージェンシー(アルミ蒸着)シートが使い捨てなのを考えると、逆に驚異的な耐久度とも言えます。 ウルトラライトな方は単体使用している方もいるようですが、当方は未体験です。 決して安くはありませんが、ビギナーでも手が出るギリギリの値段設定なので初めのいっぽにはお勧めです。 ただし、あくまで自己責任の応用品だと言うのもお忘れなく・・・。
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その他(others)
ウェイク(DAIHATSU WAKE)
【お気に入りの点】 軽自動車とは思えない広い車内と車高。 圧倒的なのは車内の高さ、180センチの身長でも高さで苦労することは皆無なのは嬉しい。 公式でも登山を念頭に置いているモデルなので山道具として。(詳しくは「モノがたり」で) 【もう一つの点】 4WD仕様にすると、色々な意味で規格外になるのは覚悟しなければいけない。 燃費が悪い(リッター15キロ、4WDモードは常時で切り替え不可) 「フルフラットモード」(フルフラットになるとは言っていない) 後部座席上に電気が無い為に、車中泊時の夜は不便。 出たばかりの為に、社外の車中泊オプションが皆無。 業界最重量な大ぶりボディは通常走行時は気にならないが、新東名だと肝が冷える。 【使用時のエピソード】 超注目していたコンセプトカー「DECA DECA」の正式版と言うことで、ほぼ発売日に注文。 グレードは上から2番目の"X"に"SA(スマアシ)"の"4WD"仕様。結局4WD仕様がマニアック過ぎて展示車が2WDしか試乗できず、また特別仕様なので2015年納車となった。 かなり使い倒し、酸いも甘いも語れるようになったのでレビューを。 一般的なメリットは、メーカー公式、及び個人ブログ参照。 広い、でかい、細かいトランスフォームが楽しい。 ハッチバック車なので、雨の日も安心なのは嬉しい。【写真1】 ダッシュボードは広く、着替えを並べて置けるぐらいの広大さ。 車中泊モードにしても、後部座の足置きマット部分のスペースは空洞として生きているので就寝時に靴やストックはそこに置きっぱなしでOKなのは嬉しい。 また、トランク・後部座席両方で、後部のリクライニング・席の前後が操作出来るのは収納時に便利。しかし、もう一歩、あと一歩で完璧だっただけに惜しい車なのが総評。 納車後一番気になったのは、CMでも言っていた大収納スペースが4WD仕様だとオミットされることになっていたのがショックでした。 約90L(4WD車は約16L) ゴルフバックも立てて入れられるスペースは、4WDでは発泡スチロール製に(これのせいでCMのように中敷きを廃して縦の収納スペースアップが不可能に)単純にスペース自体も5分の1に、2Lペットボトル1本と温泉用着替えとカップラーメンで満杯になります。 車中泊を推している車ですが、身長180以上の方にはオススメ出来ません。 それと言うのも、「フルフラットモード」が全くフラットでなく。斜めの幕営地で寝られる人間でも寝られない斜度とデコボコ度(大きな木の根元を3本跨ぎで横になり無理矢理寝ようとするイメージ)で、Zライト二重重ねでも吸収できません。 各ブログでも同意見らしく、「ロングソファーモード」で寝ざるを得ないのですが、これが要は山用テントにおける「1型テントモード」なので、身長180対応(対応とは言っていない)。 当方ギリギリ180センチあるのですが、前のコンパネBOXと後部座席のシートに頭が当たり(しかもテントと違いたわむ訳では無いので)熟睡出来ません。 「ロングソファーモード」に合わし、前座席を下げると【写真2】のスペースが発生。 足がぶらぶらして寝られないので、ザックを置いてスペースを埋める等の工夫も必須です。 出たばかりなので、社外の対応アイテム情報も少ないので妥協するなら、微妙にスライドして、Zライト等で空間を吸収するのがギリギリでしょうか?【写真4・5】 走行は、軽自動車としては軽快。しかし自重が重く、車高も高い為に、新東名を走ると無理しない限り、トラックにも抜かされる始末なのは、軽自動車の宿命。 しかも4WDは切り替えで無い為に、リッター15しか走らないのは悲しいです。 また、最近の車の仕様でスペアタイヤを積んでいない為に。落石を拾ってバーストした際にレッカーのお世話に、人生初めてなりました( i ω i ) 後部座席にサンシェードが付いているのは◎なのですが。 これが良く見ると上部にスペースがあるので【写真3】 サンルーフもあるのでこのぐらいのスペース大丈夫だろうと蚊の出る場所で窓を開けると、地獄を見ます・・・。 (5/20 左右写真のスペースだけ窓を開けて車中泊したら、蚊が5匹入って来ましたorz) 日常使い時のオプション程度に留めておくのが吉かと。 細かい文句を言えば、後部座席に室内灯が無い為に、車中泊時はヘッデン手元に必須。 エンジン停止しても、車のランプがつきっぱなしの為、一度運転席側の扉を開かないと消灯しない仕様。痒い所に微妙に手が届かないのが、残念です。
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ビクトリノックス(VICTORINOX )
クラッシックSD
【お気に入りの点】 実用的なミニブレードにハサミが二台巨頭。 後は意外と使うのがトゥースピック。 名前の通り、(プラスチック)楊枝だが これがなかなかどうして、食事にも使えるが、 歯が磨けない時にも大活躍。 (換えのトゥースピック小が300円で買えます) 毛抜きも実用レベルで、コスパが高すぎます。 【もう一つの点】 つめやすりとマイナスドライバーがイマイチ。 この部分も缶切り(と、もう少しマシなドライバー)に してくれれば最強でしたが、一般的にはつめやすりが 便利なのでしょうか・・・? 【使用時のエピソード】 弟が使っていたビクトリノックスのトラベラー。 良くある10徳ナイフでしょ(笑)と思っていたら トゥースピックにやられましたw トゥースピックと毛抜きが、非常に機能的に収納されていて これがまた、しっかりとした出来で、便利なんですよね。 その二機能と、最低限のブレードがついたSDをネットで購入。 ・・・最初届いたときは、あまりの小ささに愕然となりました。 これは、失敗しちゃったかなぁと。 しかし、使ってみると、これは便利。 ミニブレードは、本格的な料理には使えませんが 魚肉ソーセージをカットする程度なら十分すぎる。 ハサミは尾西の旧タイプのアルファ米開封の際にも 大活躍、ここにトゥースピックと毛抜きで。 咄嗟に使いたい機能が、凝縮された優れものなんですよね。 それでいて大きさは小指程度で、定価2000円。 (平行輸入品なら実売1364円程度) これってかなりコストパフォーマンス良くないですか? 小カラビナにミニライトとミニライターとまとめ、常にポケットに忍ばしています。
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その他(others)
TRUE UTILITY ファイヤースタッシュ
【お気に入りの点】 (HIGHMOUNT) TRUE UTILITY ファイヤースタッシュ 山行で常に身に着けている3種の神器の一つ。 やはり単純な構造の、フリント式は心強い。 【もう一つの点】 全く文句がないが、イチャモンレベルの話をするなら。 ・風にメチャ弱い。(この構造で強かったら逆に怖いが) ・極少量の綿に湿らせる方式なので、山行ごとに補充が無難。 【使用時のエピソード】 上記の内容でほぼ完結しちゃっていますが、 ほぼ自分の体の一部になっているアイテムです。 特に、タバコを吸わないのでライターを持っていなく。 電子式だと山頂で全然着火しなくてイラついたり、 100均ライターだと気が付けば揮発してるので。 Oリングで密閉されていて自前のベンゼンやオイルで 簡単に補充が出来て、壊れようのない構造は素晴らしい。 火打石や中綿の関係上5年位しかもたない予感はしますが この大きさでこの信頼度なら、十分元は取れると思います。
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ジェントス(GENTOS )
スモールキーライトSK-10G
【お気に入りの点】 山行で常に身に着けている3種の神器の一つ。 電池込みで10g、凄くいい。 意外と明るさもあり、夜間にトイレに行くときも大活躍。 あまりにも気に入ったので、山用と普段用を買いました。 【もう一つの点】 本来は身に着けての使用を想定していないので、 ズボン内のキーループに入れておくと崩壊する。 (ので、軽く捻りの部分にセロテープで固定してます) せめて、ロック機構があれば神のアイテムなのですが。 LR41を4個なので、崩壊してるとポケット内が大惨事。 電池のコスパが良くないので中々電池を交換できないが GENTOSにありがちな病で、メーカー公称時間の半分を 超えるあたりから光源が非常に心もとなくなるが。 あくまで咄嗟の光源なので、そこまでは気になりません。 【使用時のエピソード】 上記の内容でほぼ完結しちゃっていますが、 ほぼ自分の体の一部になっているアイテムです。 ヘッデンを出すまでも無いときに。 ザックをロストした時(は幸運にもありませんが)や アタックザックで出掛けるときの保険として。 値段も安いし、万人にオススメしたい! しかし、セロテープで補強しないと崩壊必死ですぞ(苦笑)
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ブラックダイヤモンド(Black Diamond )
トレイルショック
【お気に入りの点】 トレイルショック「コンパクト」が圧倒的な人気の中。 あえて無印モデルですが、この選択肢は正解でした。 私は身長が180センチで、今までの山行から考えると 110~130センチまでの長さがメインに使う層。 そこから考えると、コンパクトの最大長125センチは 限界ギリギリで微妙・・・。 ショック構造は、ステッキタイプから移行なので、 この楽さはWで支えるストックのお陰なのか、 ショックモデルのメリットなのかは判りませんが、 ツエルト設営にも使え今では外せない山の相棒です。 【もう一つの点】 ロック構造が微妙・・・。 余り捻らなくてもいい、フリックロック構造の 弱点なのかもしれませんが。 使っているうちに段々と遊びが出来ていて、 ふとした所で急に縮んでしまうことがあります。 (まぁ、縮む程体重を掛けている時点で本来ならアウトなのですが) 定期的にプラスドライバー等でメンテナンスが必要です。 後は完全にイチャモンレベルの話ですが。 ステッキタイプからの乗り換えでしたので、収納長が ステッキの倍の長さなのは焦りました・・・。 (なので最初は、コンパクトモデルと非常に悩みました) 【使用時のエピソード】 上記の通り サイズ :スタンダード=68~140cm(収納時=66.5cm) コンパクト=63~125cm(収納時=62cm) 重 量 :スタンダード=608g(1ペア) コンパクト=556g(1ペア) 初めて見るストックの収納長に焦り、コンパクトとスタンダード (ネットの意見だと176の身長の人はコンパクトを択んでいた)で 悩みに悩んだ挙句に、コンパクトに決めICIに行ったら売り切れ。 しょうがないのでスタンダードを購入した翌日に好日山荘で、 「モデル変更につき3割引」と展示されていたのを見て憤死してました。 残念ながらギリ旧式モデルを、定価の1割引きで購入。 ・・・最初こそミソは付きましたが、結局上記の通り、 自分の身長ではトレイルショック無印で正解だと思っています。