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須走ルート

緑の多い山腹を登り、砂の斜面を下る、
景観の変化に富んだルート

須走ルートの概要

標高差 1806m
コースタイム 合計12時間
登り:7時間、お鉢めぐり:1時間20分、下り:3時間40分

須走ルートの紹介

須走ルートは、ほぼ真東の山麓から頂上をめざすので、古来、富士山東口とも呼ばれてきた登山道です。

吉田ルートと並び、古くから登拝者が訪れ、山麓では宿場町が栄えていました。起点となった小山町須走の冨士浅間神社(須走浅間神社)には、富士講の人々が建てた登山記念碑が数多く残されています。

現在の須走ルートの起点は、標高約2000mの須走口五合目。吉田ルートや富士宮ルートに比べると300〜400m低い位置からスタートしますが、距離では富士宮ルートに次いで2番目に短いです。

中腹以上は、荒涼とした火山礫の斜面が広がる富士山にあって、須走ルートは、本六合目を超える標高約2700m付近まで、樹木の緑に包まれています。一方、下山道には、砂の斜面を一直線に下る「砂走」があり、豪快な面も併せもっています。砂走はスピードがついてしまいがちですが、転倒しないようにいつでも立ち止まれるペースを保ちましょう。東面を登るので、樹林帯を除けば、どの位置からも御来光をよく望めることも、須走ルートの大きな特色です。

おすすめSPOT

須走口五合目の樹林帯

須走ルートの特徴の一つがコース上に樹林帯があること。カラマツやダケカンバの原生林が広がり、本格的な登りの前の森林浴を楽しめます。

須走ルートの詳細

行程:須走口五合目〜六合目〜本八合目〜須走口・吉田口頂上(〜お鉢めぐり)〜八合目〜砂走〜須走口五合目

山行アドバイス:登り、下りともに八合目から吉田ルートと合流する。特に下りで吉田ルートに迷い込む人が多いので、進路を間違えないように。

須走ルートの
登山口へのアクセス

マイカー

御殿場ICへ
東京から 東名道・東京料金所  (84km・1時間)  御殿場IC
名古屋から 東名道・名古屋IC  (242km・2時間40分)  御殿場IC
大阪から 名神道・吹田IC  (東名道経由・397km・4時間25分)  御殿場IC
御殿場ICから
御殿場ICから 御殿場IC  国道138号   ふじあざみライン  (24km・36分)   須走口五合目

電車・バス[須走ルート登山口へ]

御殿場駅から 東海道線・御殿場駅  (登山バス)  須走口五合目
新松田駅から 東海道線・新松田駅  (登山バス)  須走口五合目
富士急バスの時刻表はこちら

須走ルートの交通規制

ふじあざみラインのマイカー規制

須走ルートの登山口への道路・ふじあざみラインは、2022年は7月15日から8月31日までマイカーの乗り入れが禁止される。規制期間中は「道の駅すばしり」隣接の須走多用途広場臨時駐車場に駐車し、有料のシャトルバスまたはシャトルタクシーに乗り換えて五合目に行くことになる。

マイカー規制詳細
規制区間 ふじあざみライン登山区間(ふじあざみライン入口~須走口五合目)
対象車両 許可車・バス・タクシー以外の車両
規制期間

2022年7月15日(金)正午〜8月31日(水)正午

静岡県のマイカー規制

シャトルバス
  • 区間:乗換駐車場 ←→ 須走口五合目
  • 運賃:大人片道:1,220円(小人610円) 往復:1,830円(小人920円)
  • 運行時間:[登り]6時~18時、[下り]6時45分~18時45分
※ 運行は60分間隔。混雑状況に応じ臨時バスを運行。7月15日は[登り]12時〜、[下り]12時45分〜。8月31日は[登り]〜11時。
シャトルタクシー
  • 区間:乗換駐車場 ←→ 須走口五合目
  • 運行時間:24時間利用可能(※22時~5時は2割増)
  • 運賃の目安:普通車・乗客4人 3,660円
駐車スペース
駐車場施設名称 仮設乗換駐車場(須走多用途広場臨時駐車場)
場所 道の駅すばしり隣(小山町須走338-44)
利用時間 マイカー規制期間中は24時間利用可能。
駐車料金 無料