特集カテゴリ | 山レポ ~今の山の様子をつぶやこう! |
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タイトル | 八ヶ岳退却戦 |
撮影者 | dsktokyo さん |
山域 | 八ヶ岳 |
撮影場所 | 赤岳 |
Exif情報 |
撮影日時:2019:08:22 13:15:59 Camera:NIKON CORPORATION NIKON D5300 ISO:200 Speed:10/2500 f値:1.8 |
コメント | 8/22~23 13:00行動開始。美濃戸口から南沢を経由、行者小屋へ。 ゼロ眺望のため、ひたすら手元足元の植物を愛で、撮りながら進む。ミズゴケ類のしっとりした質感が本当に美しい。登山道はガレ場に次ぐガレ場で、トレーニング不足を思い知らされる。サロンパスと回復系サプリもってきてよかった。なんとか天候がもってくれればと祈りながらの山行。初日は祈りが通じ、ほとんど降られることなく15:30行者小屋着。 翌朝の登頂に備え早めの就寝。ずっと倉庫にしまいっぱなしだったソロテントがカビと虫食いで使い物にならず、急遽ツーリング用のドームを持ってきたがこれが重くて重くて。そのツーリングドームが翌朝さらなる悲劇を呼ぶ。 深夜3時すぎに降りだした雨は4時を過ぎる頃には本気モード。耐水性の弱いツーリングドーム内はみるみる水浸しになり、慌ててカメラの防水措置を施し、撤収開始。構造上、フライシートを残してインナーを畳むことができないため、ここでも悲劇に拍車。朝4時半の時点で、なにもかもずぶ濡れ。仕方なく小屋の庇の下で朝食をとりコーヒーを飲んで天候回復を待つが、今日は全く祈りが通じない。むしろ雨足は強まる一方で、もはや登頂断念、下山以外の選択肢なし。縦走後の赤岳鉱泉というプランは完全に頓挫し、6:30失意の下山開始。追いかけてくる雨との壮絶な退却戦を強いられ、ただでさえ重いツーリングドームはたっぷり水を含んでまたしても私を苦しめる。 南沢は増水しやすいとの情報を得て、鉱泉~北沢を経由することに。ハイペースで逃げるように下山し9:30美濃戸口。 初の八ヶ岳は今夏猛威をふるう雨に負ける形となったが、非常におもしろい山ということはわかったので、いつの日かまた。必ずリベンジするぞ!! |