2018年01月05日(金)
深田久弥氏選定日本百名山の一座、会津駒ヶ岳。山上に出ると湿原となだらかな斜面で山頂にいたる独特の地形で人気が高い。
山麓の福島県檜枝岐村では山上の湿原を裸地化から守ろうと昭和40年代から木道を敷設し始め、少しずつ回復させてきた。また平成14年(2002年)には、山上の駒の小屋の隣に、公衆バイオトイレを設置し、会津駒ヶ岳の環境保全に取り組んできたという。
平成19年(2007年)には尾瀬国立公園が誕生し、会津駒の山頂湿原は特別保護地区の範囲となり、湿原保護の必要性はさらに増している。
檜枝岐村では、会津駒ヶ岳の自然環境の保全を目的に「会津駒ヶ岳南京小桜基金」を設立し、多くの方からの寄付を募っている。概要は下記の通り。村では、興味がある方には、郵送でチラシと振り込み用紙を送っているという。
夏の会津駒ヶ岳と山上の様子(上)、山上の湿原に敷設された木道(下)
■「会津駒ヶ岳南京小桜基金」概要
協力金の用途:
会津駒ヶ岳の稜線に広がる湿原の保全と利用者の利便を図る事業に利用。
具体的には、木道敷設、木道交換、湿原裸地化回復、道標設置、休憩所設置等。
協力金額: 一口1万円から
寄付の方法: 指定の振込用紙を使い、ゆうちょ銀行の指定口座に振込む。
協力金募集期間: 2017年10月1日から2022年9月30日まで
事業執行期間: 2018年4月1日から2022年10月31日まで
特典: 協力者の方には特典あり。
特典1 会津駒ヶ岳オリジナルTシャツ
(寄付金1万円以上1枚、3万円以上2枚、5万円以上3枚、7万円以上4枚、10万円以上5枚)
特典2 協力者の名札の掲示
■お問い合わせ
檜枝岐村役場 観光課
福島県南会津郡檜枝岐村字見通1155-1
TEL0241-75-2503
http://www.hinoemata.com/
Mail: kankou@vill.hinoemata.jp