京都府北部、丹後山地にロングトレイルが新設。「大江山連峰トレイル」に注目しよう!
京都府北部、丹後山地に位置する大江山は、最高点の千丈ヶ嶽(標高832m)を中心に、西の赤石ヶ岳から、千丈ヶ嶽、鳩ヶ峰、鍋塚とつらなる連峰となっていて、源 頼光の酒呑童子討伐などの鬼伝説が数多く残り、鬼が住み付いたとされる鬼の岩屋といった名所も存在している。
この大江山連峰からさらに東には、普甲峠を挟んで、杉山、宇野ヶ岳、赤岩山までの全長16kmの縦走が可能で、両端の山名から「赤赤縦走路」と呼ぶ。アップダウンも緩やか、さらにほとんどのルートが整備されているため登山初心者でも歩きやすい。海から近く、雲海の発生率が高いのも魅力のひとつだ。
大江山からの雲海(上)と整備された古道・宮津街道(下)
地元では、トレイルの管理団体として「大江山連峰トレイルクラブ」を立ち上げ、この赤赤縦走路や石畳などの古道をつなげ、「大江山連峰トレイル」として3月17日に開設した。
当日は、日本ロングトレイル協会との共催によるシンポジウムが開かれ、開設記念エクスカーションや、ツアーガイド研修などが行われた。
大江山連峰トレイルについての概要、地図などは、ウェブサイトをチェックしよう。今後の活動に注目しよう。
3月17日には開設記念エクスカーションやツアーガイド研修が行われた
■お問い合わせ
大江山トレイルクラブ
TEL0772-46-3694
■公式サイト
京都 大江山連峰トレイル
https://oeyama-trail.wixsite.com/kyoto