2018年07月02日(月)
会員制の山岳保険制度を運用する「やまきふ共済会(正式法人名:一般社団法人山岳寄付基金)」では、会員から山岳保険として集めた会費の一部を、各地の遭難対策費用への寄付金として還元し、登山者が安全に登山を楽しめる環境整備に貢献している。
最近では、富山県の立山ガイド協会に対し、登山道の修復・整備のための活動資金として、寄付を行った。立山でも一般の観光客も登る雄山の登山道では、最盛期になりますと長蛇の列のため登山道以外を歩く登山者が多く自然破壊と落石や転倒の事故が発生しているため、3年かけて整備・修復を行うという。
「やまきふ共済会」では、長野県警山岳遭難救助隊など、公的な救助隊の活動に対しても、活動費を寄付しており、前年の山岳救助件数実績に応じて、寄付額を決定している。本年度は、長野県、岐阜県、奈良県、山形県、岩手県、山梨県、富山県に、25~100万円の寄付を行うという。
寄付の実績は「やまきふ共済会」のウェブサイトで公開されているので、興味のある方はぜひチェックしよう。
阿部守一長野県知事(右)に寄付を行う山岳寄付基金代表理事の井関純二氏(左)
■お問い合わせ
やまきふ共済会
(一般社団法人山岳寄付基金)
https://www.yamakifu.or.jp/
千葉県柏市豊四季167-302
電話0120-223-955 / 10:00~17:00(平日)
代表理事:井関純二