2021年01月23日(土)
東京都美術館(東京・上野公園)では、「没後70年吉田博展」を1月26日(火)から3月28日(日)まで開催する。
吉田博(1876~1950年)は、明治、大正、昭和にかけて風景画の第一人者として活躍した。若き日から洋画に取り組み、幾度もの海外体験を通じて、自然に向き合った厳しい写実による絵画表現を確立した。油彩画、水彩画の分野で才能を発揮した吉田は、画業後期に木版画に挑戦する。深山幽谷に分け入り自ら体得した自然観と、欧米の専門家をも驚嘆させた高い技術で、水の流れや光の移ろいを繊細に描き出した。
画家の没後70年という節目に開催する本展は、初期から晩年までの木版画を一堂に集め、版木や写生帖をあわせて展示。西洋の写実的な表現と日本の伝統的な版画技法の統合を目指した吉田博の木版画の全容を紹介する。
詳細は下記のほか、「没後70年 吉田博展」特設サイトへ。
■「没後70年吉田博展」概要
会期:2021年1月26日(火)~3月28日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
休室日:月曜日
入場料:一般1,600円、大学生・専門学校生1,300円、高校生800円、65歳以上1,000円(前売券はそれぞれ1,400円、1,100円、600円、800円)
※購入方法などは、特設サイトを確認。
お問い合わせ:TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社
展覧会特設サイトURL:https://yoshida-exhn.jp
■関連サイト
東京都美術館
https://www.tobikan.jp