はじめの一歩は国立公園の認知拡大から。ゴールドウインの自然環境保全・地域活性化への取り組みが、いよいよ本格始動

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各種スポーツ用品の製造および販売を手がける株式会社ゴールドウイン(以下、ゴールドウイン)は、2021年11月某日、山岳メディア各社を招き「富士箱根伊豆国立公園モニターツアー 3日間」を実施した。

ゴールドウインは2020年、環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム」を締結した。日本が世界に誇る国立公園の“美しい景観と“滞在する魅力を発信し、国内外からの国立公園利用者の拡大を図ることで、自然環境保全への理解を深めるとともに、国立公園の所在する地域の活性化につなげるためのパートナーシッププログラムだ。

今回のモニターツアーは、この取り組みの一環として開催された。

モニターツアーのスタート地点となる須雲川自然探勝路に集まる山岳メディア各社。箱根の登山ガイドの話を熱心に聞く

 

これらの経緯をザ・ノース・フェイス マーケティングクループの本氏は、ザ・ノース・フェイスの思想に通じることだと話す。

「『国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム』を結んだのは、ザ・ノース・フェイスとしては勿論ですがゴールドウインとして会社を挙げて全国各地に展開する直営店舗やアウトドアスポーツを中心としたイベントなどに関する知見を活かし、国立公園の認知向上と利用促進に寄与していこうという思いからなんです。

ザ・ノース・フェイスでは『自然環境を守っていく』という思想が根本にあります。それは創業当時から持たれている理念であり我々のミッションであると思っています。

今回のモニターツアーも、そういう意図があって、“どこかの山へ行く”というツアーではなくて、“国立公園へ行こう”というツアーにしたくて、「富士箱根伊豆国立公園モニターツアー」という名称にしました。実は、富士箱根伊豆国立公園の来訪者は年間1億2784万人(2016年、環境省発表)で、国内の国立公園で最も多いのです」


今回のモニターツアーは、首都圏からのアクセスも良く観光地としてのイメージが強い箱根エリアを舞台に行なわれた。ハイキングやサイクリングなどの自然体験型のアクティビティを通じて、国立公園としての箱根の魅力を掘り下げるとともに、箱根に精通したガイドと旧東海道などの古道を歩くことで、この地域が育んできた歴史と文化にも迫るものだった。

 

箱根は富士箱根伊豆国立公園に属する。ビジターセンターでは地形模型や写真、映像などで箱根の自然を知ることができる


マウンテンバイクでオフロードを走る。登山とは違った目線で自然を楽しむ

 

ゴールドウインの自然環境保全・地域活性化への取り組みが、いよいよ本格的に動き出した。2022年には、一般ユーザーへ向けた大きなアクションがありそうだ。私たちは、ゴールドウインの提供するサービスやプロダクトを通して国立公園を知る機会が増えるだろう。
 

 

箱根外輪山の縦走でたどり着いた金時山山頂。壮観な富士山が眺められるのも箱根の魅力のひとつ

 

■関連リンク

ゴールドウイン公式サイト
https://www.goldwin.co.jp/

環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結
https://corp.goldwin.co.jp/info/page-27373

 

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