硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

雪が続いていますが、1/14(木)からは晴れが続きそうです

雪上車と夏沢鉱泉。紺碧の空、白銀の世界! (2010.01.27 硫黄岳山荘 )
雪上車と夏沢鉱泉。紺碧の空、白銀の世界! (2010.01.27 硫黄岳山荘 )
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天気・気温

01/13(水) 夏沢鉱泉(標高2060m)7:00の天気:雪ときどき曇り。気温-13℃。
松本市の天気予報
明日
晴一時雨
25℃
12℃
明後日
晴のち曇
29℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
31℃
14℃
明後日
晴のち曇
30℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

早朝の気温は、-15℃前後になりますので、しっかりした防寒対策が必要です。
昨日5㎝、今朝さらに5㎝の降雪ありました。雪が続いていますが、1/14(木)からは晴れが続きそうです。
現時点の積雪量は、昨年より少なめです。現在の積雪量は夏沢鉱泉周辺で40~50㎝です。

登山道の状況

登山道で、通行できない箇所はありません。おおむね、整備されトレースもついています。ただし、冬期は積雪量により、不明瞭または雪崩の危険性のあるルートもありますので、ご注意ください。すべての登山道に厚い積雪がありますので、滑らないようにご注意ください。詳細は以下のとおりです。
・夏沢鉱泉上~オーレン小屋~夏沢峠の積雪は70~90㎝、森の中も全体的に同様です。
・夏沢峠上の森林限界の境では100㎝強、赤岩の頭~オーレン小屋では150㎝強、稜線は風のあるところは雪が飛ばされて10~30㎝です。
・天狗岳~硫黄岳~横岳~赤岳~編笠山の南八ヶ岳では、10~12本歯のアイゼン、ピッケルが必要です。
・夏沢峠~硫黄岳は夏と同じルートで通行でき、登りやすいです。
・夏沢峠~箕冠山(みかぶりやま)~天狗岳はトレースがあります。
・赤岩の頭~オーレン小屋はトレースがありますが、積雪が多いので、スノーシューかワカンが必要です。
・白砂新道(東天狗岳と根石岳のコル~本沢温泉)は雪が深く、道不明瞭のため通行禁止です。
・1/13時点では、硫黄岳~横岳(奥ノ院)までトレースありますが、そこから先の赤岳方面はトレースが不明瞭です。

登山装備

稜線に行く際には、10~12本歯のアイゼン、目出帽(凍傷対策)、ダブルの手袋、ヘッドランプ、ピッケルが必須です。

注意点

どの登山口も、4WD+冬用タイヤでないと入れません。桜平方面は分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)手前の別荘地内より路面に雪があります。桜平は、夏とほぼ同じで駐車できますが、駐車スペースには10㎝以上の積雪があります。
美濃戸方面は、赤岳山荘までは雪はありませんが、凍結によるスリップの恐れあります。

お知らせ

硫黄岳山荘、根石山荘は営業を終了しています。夏沢鉱泉は通年営業です。
ネイチャースクール開催中。1泊3食、ガイド料、保険料、税込、JR茅野駅までの送迎無料サービス付き。
●登山教室:27,000円
夏沢鉱泉泊「硫黄岳」コース: 1/16(土)~1/17(日)、2/6(土)~2/7(日)
硫黄岳山荘泊「天狗岳」コース:1/30(土)~31(日)、3/13(土)~3/14(日)
●スノーシュートレッキング
夏沢鉱泉~根石岳まで。初心者向けの講習から始めます。レンタルあり、20,000円
1/16~17(土日)、1/30~31(土日)、2/6~7(土日)、2/13~14(土日)、3/13~14(土日)

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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