9/10に本州に上陸した台風9号は、西丹沢を直撃し、登山道にも大きな被害が出ています
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
9/10に本州に上陸した台風9号は、西丹沢を直撃しました。近くの雨量計での数値は次のとおりです。
箒沢・・・累加雨量375mm、時間雨量・最大63mm
丹沢湖・・・累加雨量495mm、時間雨量・最大70mm
世附の上流部・・・累加雨量780mm、時間雨量・最大140mm
時間雨量は大変に大きな数値となっています。土砂災害の恐れがありますので、周辺状況を確認の上、安易な入山は控えて下さい。
登山道の状況
9/14現在、
大滝橋~一軒家避難小屋(大滝橋から畦ヶ丸方面)の区間の登山道は、台風の影響で通行ができません。木の橋が複数個所で流されているほか、沢沿いの登山道が崩落していて沢の両側とも通行ができません。整備が完了するまでの期間は、通行をしないでください。
また、畦ヶ丸から大滝橋までのルートを下山に使おうとしても、この区間は通過できません。登り返すことになります。
西丹沢自然教室~畦ヶ丸の区間は、西沢沿いの登山道で木の橋が七か所外れています。飛び石で渡るか、ひざ下の水深の渡渉をすることになります。
畦ヶ丸は西丹沢自然教室からの登山道も台風の影響で通行が困難になっています。特別な理由がない限り、当面は登山を自粛して下さい。
檜洞丸つつじ新道(西丹沢自然教室~檜洞丸間)は、ゴーラ沢出合が増水して飛び石では渡れません。ひざ下の水深の渡渉になります。ゴーラ沢出合の少し下流側では、山から土砂が押し出していて登山道が不明瞭になっています。あわてずに落ち着いてお歩き下さい。
用木沢出合~犬越路にかけては、木の橋が何か所かで流されているため、渡渉箇所があります。登山道上に浮石や落石がある場所もあります。また、スズメバチが飛んでいる場所もありました。
また、丹沢湖西南部にある不老山の登山道も通行止めになっています。
他の登山道に関しても、通行困難な箇所もありますので、事前にお問い合わせください。
注意点
台風9号は丹沢湖に約500mmという局地的な雨量をもたらし、いくつもの爪あとを残しました。9/14現在、丹沢湖周辺では土砂崩れで、車両通行止め箇所や、通行規制区間があり、ほぼ通行できません。
なお、通行止め箇所は、北岸は2~3日中に通行できる箇所もありますが、南岸では当面、復旧の目処の立たない箇所もありますので、ご注意ください。
西丹沢を直撃した台風9号の影響で、各所に土砂災害の恐れがあります。現在は安易な入山は控えて下さい。
西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子
西丹沢ビジターセンター
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