硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

台風が接近しましたが影響は少なく、山荘や周辺登山道に支障になることはありませんでした

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天気・気温

09/08(水) ◆硫黄岳山荘(標高2650m)6:30現在、雨。気温12℃。風速12m
◆根石山荘(標高2550m)6:50現在、雨。気温13℃。風5m
◆夏沢鉱泉(標高2060m)7:00現在、雨。気温14℃。風なし
夏でも標高2000m以上では、早朝などに冷えれば10℃以下になることがありますので、防寒対策が必要です。
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
7℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
10℃
明後日
晴のち曇
25℃
11℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

おおむね晴天が続いていて、ほぼ毎日、山荘の前より雲海の上にご来光(日の出)が見えていました。
台風が接近しましたが、熱帯低気圧にかわり影響は少なく、山荘や周辺登山道に支障になることはありませんでした。
数は減りましたが、まだ高山植物の花は残っています。

硫黄岳~硫黄岳山荘~横岳周辺では、 トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ (薄黄)、 ウメバチソウ ウメバチソウ (白)、オンタデ(黄)が、夏沢峠~夏沢鉱泉周辺では、ミヤマオトギリ(黄)、ミソガワソウ(薄青)、イタドリ(薄黄)、 ゴゼンタチバナ ゴゼンタチバナ (白)、 ヤマハハコ ヤマハハコ (白) トリカブト ヤマトリカブト (紫)が、桜平周辺では、キバナノ ヤマオダマキ ヤマオダマキ (黄)、イタドリ(薄黄)が見られます。

※周辺の高山植物はすべて天然のものです。種をまいたり、株を植えたりしたものはありません。

登山道の状況

現在、通行不可箇所はございません。おおむね支障なく通行できます。

硫黄岳山頂とその周辺では、火口跡が崩れやすいので、近づかないようにしてください。硫黄岳山荘にて「注意看板」とグリーンロープを設置いたしましたが、これらも完全に大丈夫ということではありませんので、必要以上に近づかないようご注意ください。
夏沢峠から硫黄岳方面、2~300mの登山道崩壊箇所には、硫黄岳山荘にて「迂回路」を作りました(自然公園法、許可取得済み)。グリーンロープで誘導しています。

登山装備

サングラス、手袋、ヘッドランプ(念の為)、フリースかセーターは必携です。

注意点

山小屋には16:00までに到着するように計画を立ててください。念の為、ヘッドランプは必ずお持ちください。

美濃戸の「赤岳山荘」「やまのこ村」の駐車場に駐車し、硫黄岳山荘にお泊まりの方は 駐車料金500円引き券を差し上げます。(硫黄岳山荘チェックイン時に、駐車した旨をお申し出ください。この際に、発行いたします。下山して、駐車された山荘にて「発行した黄色の券」と引き換えに「現金500円」が、手渡されます。)
道幅が狭いので、すれ違いにご注意ください。「ゆずりあい」の精神でお願いいたします。待避所もところどころありますが、数は少ないです。

お知らせ

・硫黄岳山荘は水洗トイレ&ウォシュレットが稼働中です。快適なトイレも使用可能です。厨房・洗顔コーナーなどで使用する水はジョウゴ沢からの湧水です。
・硫黄岳山荘にAEDを設置しました。(冬期閉鎖中は、夏沢鉱泉に設置いたします)
・桜平ゲート先(約200m)シラナギ沢沿いの登山道に簡易水洗トイレを設置しています。女性用2、男子小1、計3器です。10月中旬まで。
・根石山荘は湧水のお風呂に入れます。標高2550mの稜線、1泊2食お風呂付で7500円です。
・根石山荘はトイレ改築工事中につき仮設簡易水洗トイレ設置しています。工事は10月上旬頃まで。宿泊でない方もご利用可(簡易水洗:チップ100円)。

◆登山教室「南八ヶ岳の岩稜を歩く!(硫黄岳、横岳)」初級・中級向け。
1泊3食、夏沢鉱泉入浴料、ガイド料、保険料、入湯税含む。23,000 円(消費税込)
設定日(すべて土日) :9/11‐12(募集終了)、9/18‐19、10/2‐3、10/9‐10、10/16‐17、10/30‐31
入下山口:桜平、宿泊:硫黄岳山荘(泊)定員:8名様まで。1名様のお申込みでも催行。

◆新企画!「夏のバリエーション『大同心稜』ルートに挑戦!」~南八ヶ岳主稜線:大同心、横岳、赤岳に登頂~
硫黄岳山荘(泊)、入下山口:美濃戸
1泊3食、ガイド料、保険料含む。59,000円(消費税込)価値のある設定料です。
JR茅野駅、マイカー指定駐車場所までの「送迎無料サービス」
設定日(すべて土日):9/25‐26、10/2‐3、10/9‐10
定員:2名様まで。1名様お申し込みでも催行。【注】ある程度の登山経験が必要。

◆八ヶ岳 自然と森の学校
・9/17~18(土日)「キノコと樹木、トレッキング」 夏沢鉱泉泊(15,000円)

ほか予告
「黒曜石を見に行こう!」「森の観察会◎山、森、動物を愉しもう!」現在、詳細を調整中(近々公表します)

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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