硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

硫黄岳山荘では雨が雪になり1㎝ほど積雪し、南八ヶ岳稜線全体が初冠雪

硫黄岳山荘前にて。鮮やかな赤色の実をたくさんつけています (2009.09.30 硫黄岳山荘 )
硫黄岳山荘前にて。鮮やかな赤色の実をたくさんつけています (2009.09.30 硫黄岳山荘 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

10/28(水) 硫黄岳山荘(標高2,650m)の7:00の気温-1℃、快晴。夏沢鉱泉(標高2060m)7:00の気温-2℃、快晴。
松本市の天気予報
明日
晴のち曇
23℃
7℃
明後日
曇時々晴
18℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月19日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
29℃
11℃
明後日
曇時々晴
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月19日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨日10/27(火)明け方、硫黄岳山荘では雨が雪になり1㎝ほど積雪し、南八ヶ岳稜線全体が初冠雪しました。ただし、今日でほとんど溶けると思われます。
このところ早朝の気温が氷点下になる日も増えてきました。これからの稜線は、天候が荒れると雪になる可能性が大きいです。
紅葉は、稜線では終わり、紅葉の見ごろは、2,000mから下の山麓から里山に移ってきました。桜平~分岐まで、紅葉のトンネルを通っているような感じになります。夏沢鉱泉~山麓では、カラマツ、シラカバ、ダケカンバ、ミズナラなどの葉が黄色く色付いています

登山道の状況

主要ルートはおおむね支障箇所なく、明瞭で安全に歩けます。
美濃戸・南沢下部では、一部道が変わっていますので、黄色のテープを目印にしてください。なお、長雨のあと、大雨のときなどは南沢ではなく、北沢の利用をおすすめします。
美濃戸南沢で治山の堰堤工事が始まっています。現在、登山道の通行に支障はありません。

登山装備

きちんとした防寒着、暖かい帽子・手袋、ヘッドランプも忘れずにお持ちください。

注意点

車では桜平まで入れます。おおよそ60~70台駐車可能ですが、道幅が狭いので、すれ違いにご注意ください。なお、分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)から未舗装の道になります。途中、浅い川を渡ります。水位が増した時は、隣の橋を通過してください。
美濃戸までも道が悪いですが、赤岳山荘まで一般車は進入・駐車可能です(台数は70~80台)。分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)からマイクロバスの進入はご遠慮ください。

お知らせ

根石山荘ではお風呂に入れます。宿泊者は標高2,550mで展望風呂に入れます。(宿泊者のみ。湧水を使用しています)。赤岳山荘に駐車し、硫黄岳山荘にお泊りになられた方は、硫黄岳山荘にて500円駐車割引券を差し上げます(チェックイン時、お申し出ください)。
●冬期小屋閉め情報
・硫黄岳山荘は11/7(土)宿泊まで、年末年始は12/29(火)~1/2(土)宿泊まで。
・根石山荘は11/3(火)宿泊まで、年末年始は営業いたしません。
・夏沢鉱泉は通年営業。ただし、11/8(日)~11/9(月)臨時休業です。
●車両通行止めのご案内
美濃戸方面:美濃戸口奥、角木場(かどこば)上の坂、コンクリート工事。11/4(水)~8(日)、車両のみ通行止め、歩行者は通れます。
●登山学校
11/7(土)~8(日)「晩秋の稜線を歩く!硫黄岳山荘、小屋閉め感謝祭に参加」硫黄岳山荘(泊)。25,000円(1泊3食、ガイド料、保険料、JR茅野駅までの送迎サービス。日本山岳ガイド協会認定・山岳ガイドがご案内)

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 八ヶ岳

硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

長野県 / 八ヶ岳

横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報