硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

稜線の紅葉は終わり、見頃は標高2000m以下に移ってきています。

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天気・気温

10/20(水) ◆硫黄岳山荘(標高2650m)7:00現在、霧。気温4℃。風速5m。
◆根石山荘(標高2550m)7:00現在、曇り。気温8℃。微風。
◆夏沢鉱泉(標高2060m)6:50現在、晴れ。気温5℃。無風。
松本市の天気予報
明日
20℃
12℃
明後日
19℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇のち雨
22℃
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明後日
曇一時雨
20℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

紅葉はほぼ例年並みの状況となり、稜線の広葉樹の葉が落ち、見頃は亜高山帯の標高2,000m以下に移ってきています。 ナナカマド ナナカマド 、カエデ、 オオカメノキ オオカメノキ などの赤や、シラカバ、ミズナラ、カラマツなどの黄色がきれいです。
山裾にかけて、まだまだ「秋山」登山が楽しめます。
なお、八ヶ岳に降雪はまだありません。

登山道の状況

通行不可箇所は現在はなく、おおむね支障はなく通行できます。

硫黄岳山頂とその周辺では、火口跡が崩れやすいので、近づかないようにしてください。硫黄岳山荘にて「注意看板」とグリーンロープを設置いたしましたが、これらも完全に大丈夫ということではありませんので、必要以上に近づかないようご注意ください。
夏沢峠から硫黄岳方面、2~300mの登山道崩壊箇所には、硫黄岳山荘にて「迂回路」を作りました(自然公園法、許可取得済み)。グリーンロープで誘導しています。

登山装備

サングラス、手袋、帽子、日が短くなっているのでヘッドランプ、フリースかセーターなどの防寒着が必要です。

注意点

日が短くなっていて、日没後急に暗くなります。山小屋には16:00までに到着するように計画を立ててください。念の為、ヘッドランプは必ずお持ちください。

10/1(金)より、美濃戸行き(JR茅野駅~美濃戸口)のバス時刻、コースが変更になっています。 本数が減り、所要時間が短縮されました。詳細は以下のURLをご参照ください。
http://www.alpico.co.jp/access/route_k/suwabus/haramura/index.html

11/8(月)~12(金)桜平線が、コンクリート工事のため、車両通行止めになります。分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)~桜平までは、徒歩での通行はできます。
車道は道幅が狭いので、すれ違いにご注意ください。「ゆずりあい」の精神でお願いいたします。待避所もところどころありますが、数は少ないです。
美濃戸の「赤岳山荘」「やまのこ村」の駐車場に駐車し、硫黄岳山荘にお泊まりの方は 駐車料金500円引き券を差し上げます。

お知らせ

・根石山荘の今年の営業は、トイレ・緊急避難施設工事に伴い11/27(土)まで延長営業します(昨年は11/3まで)。
・根石山荘は湧水のお風呂に入れます。標高2550mの稜線、1泊2食お風呂付で7500円です。
・硫黄岳山荘は水洗トイレ&ウォシュレットが稼働中です。快適なトイレも使用可能です。厨房・洗顔コーナーなどで使用する水はジョウゴ沢からの湧水です。

各小屋の営業は、硫黄岳山荘が11/6(土)宿泊までで、年末年始営業は12/29(水)~1/2(日)宿泊までです。根石山荘は11/27(土)宿泊まで。夏沢鉱泉は通年営業。夏沢鉱泉にご宿泊の方に限り、駅まで無料送迎いたします。

◆ネイチャースクールのお知らせ
・登山教室「南八ヶ岳の岩稜を歩く!(硫黄岳、横岳)」、初級、中級向け、23,000 円
1泊3食、夏沢鉱泉入浴料、ガイド料、保険料、入湯税含む。JR茅野駅までの送迎無料で対応。
設定日(すべて土日) :10/30~31

・「八ヶ岳 自然と森の学校」 15,000円
1泊2食 受講料、保険料、消費税込。JR茅野駅までの送迎無料で対応。

・「黒曜石を見に行こう!」、講師:永沼治氏
10/25~26(月火)9:07JR茅野駅着(新宿7:00発特急)集合、夏沢鉱泉(泊)
黒曜石加工工場、星糞遺跡、尖石考古館、天然巨大黒曜石の見学など予定。

・「スケッチ(スノーシューを使って夏沢峠まで)」講師:小倉玲子
2011/3/26~27.(土日)夏沢鉱泉(泊)

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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