西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

降雪はほとんどなく、沢沿い以外は雪や凍結箇所はありません。本棚、下棚の滝の凍結はさらに進んでいる様子

最近は霧氷がきれいです (2011.02.27 西丹沢自然教室 )
最近は霧氷がきれいです (2011.02.27 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

02/02(水) 曇り一時晴れ。日の出は6:41、日没は17:10。
横浜市中区の天気予報
明日
曇のち雨
20℃
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明後日
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13℃
日本気象協会提供 2024年4月17日 0:00発表
甲府市の天気予報
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日本気象協会提供 2024年4月17日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

1/24に雪が降ったあとは、晴れた日が続いていて、雪がちらつく日があった程度です。道路の雪はすっかりありません。
自然教室の近くでも、川原の岩が凍っています。本棚、下棚の滝を見に行った人から「途中の西沢沿いで4か所岩が凍っていた」と情報を頂きました。雪はたいしたことないのですが、氷があるため滑り止めが必要です。
滝はずいぶん氷が発達しています。10日前と比べても、下の方まで氷が広がっているようです。午後には上からつららが降ってきたそうです。やはり気温が上がったようです。

山の上はよく晴れていて、富士山がクッキリ見えています。富士さんはあまり雪が多くないです。山の乾燥は、関東の山で共通している感じです。

登山道の状況

山の上でも、一週間以上雪が降っていません。登山道にある雪の量は少なめです。畦ヶ丸は登山道が出ている部分が多く、檜洞丸では深い所でも5cm程度です。乾燥した雪なので圧雪にもなっていません。登山道での滑り止めはあまり使っていないようです。
一方、沢沿いでは飛び石や木橋が凍結しています。また、この時期に人気の本棚・下棚の滝ですが、見に行った人から「途中の西沢沿いで4か所岩が凍っていた」と情報を頂きました。雪はたいしたことありませんが、氷があるため滑り止めが必要です。
また、階段などに雪がある場合は、たいへん滑りやすいので注意して歩いてください。
2010年9月に直撃した台風などの豪雨の影響で、現在も一部通行止めの箇所があります。西丹沢周辺の登山道などの情報は、以下のとおりです。

○檜洞丸、畦ヶ丸、大室山は通行できます。
○不老山は、世附経由の路線が吊橋が使えません。通行止めです。
○大野山は、台風の影響で湯本平からのコースが通行止めです。
○世附から先の林道は、林道の崩落があるため通行できません。切通峠方面、水ノ木林道、大又沢林道など入口からすべて通行止めです。
○玄倉林道は、トンネル工事のため、通行できません。

この時期の西丹沢は、落ち葉や新雪に覆われることがあります。道迷いにならないように地図とコンパスを持参し、安易な気持ちで訪れない様にしてください。

登山装備

雪が積もる季節になりました。滑り止めや防寒着の準備など、冬の準備をして登山に向かって下さい。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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