硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

多くの高山植物が咲きだしました。キバナシャクナゲが、硫黄岳山荘の観賞コースで満開です。

ミネズオウ (2011.06.15 硫黄岳山荘 )
ミネズオウ (2011.06.15 硫黄岳山荘 )
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天気・気温

06/29(水) 硫黄岳山荘(標高2650m)7:00現在、霧。気温+11℃。風強し。
根石山荘(標高2550m)7:00現在、霧。気温+12℃。風強し。
夏沢鉱泉(標高2060m)6:00現在、晴れ。気温+14℃。微風。
松本市の天気予報
明日
雨時々曇
16℃
11℃
明後日
晴時々曇
25℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月23日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨時々曇
17℃
13℃
明後日
晴時々曇
31℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月23日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨年よりも、全体に花の開花が遅れていますが、多くの高山植物が咲きだしました。
・キバナ シャクナゲ シャクナゲ (黄)が、硫黄岳山荘の観賞コースで満開です。
(群生地であり、一帯が国の天然記念物にもなっています。)
・横岳では、 ツクモグサ ツクモグサ (薄黄色)を、まだご覧になれます。
・硫黄岳~横岳では、 ウルップソウ ウルップソウ (紫)、ウイワウメ(白)が、見ごろになりつつあります。
他に、コメバ ツガザクラ ツガザクラ (白)、オヤマノエンドウ(紫)、ミネズオウ(白)、ウラシマツツジ(白)、 ハクサンイチゲ ハクサンイチゲ (白)などがご覧になれます。
コマクサ コマクサ は、まだ葉のみです。
・夏沢峠~箕冠山(みかぶりやま)の間のコ イワカガミ イワカガミ ミツバオウレン ミツバオウレン の群落が素晴らしいです(複数あり)!
・夏沢鉱泉上では、ヒメイチゲが見ごろです。
・夏沢鉱泉周辺では、オサバグサ(白)が見ごろです!
他に、イチヨウラン(白)、キバナナノコマノツメ(黄)、コヨウラクツツジ(赤)、 コミヤマ カタバミ カタバミ (白)が咲いています。
・桜平では、コヨウラクツツジ(白と赤)が満開です。ハクサン シャクナゲ シャクナゲ は、開花直前です。

登山道の状況

登山道全般に、雪はなくなりました。通行不可箇所は無く、おおむね支障なく通行できます。

登山装備

登山道に残雪はありません。アイゼン・ピッケルは不要です。
ストックが便利です。稜線の岩場は、ストックを収納して、両手を使えるようにしてください。
手袋、サングラス、日焼け止めクリームなどを忘れずに!

まだ、朝晩冷え込みます。防寒着(フリース等)をお持ちください。

注意点

天気予報をご覧になり、慎重に計画を立ててください。安全・安心登山を心がけてください。

美濃戸・桜平とも、通常のとおり進入可能です。
駐車スペースも、夏シーズンと同じように駐車できるようになりました。

*路肩スペースの広いところに駐車されますと、車両同士のすれ違いができない場合もありますので、進入後の安易な駐車は、ご遠慮ください。
*雪どけ後で、車道が荒れている箇所があります。ご注意ください。

★美濃戸の駐車に関する問合せ先:赤岳山荘(美濃戸/TEL0266-74-2272)

お知らせ

硫黄岳山荘グループの硫黄岳山荘、根石山荘、夏沢鉱泉とも営業中です。
硫黄岳山荘、根石山荘、夏沢鉱泉とも、すべての営業日で、ゆったりお休みになれます。

■イベント情報
◆駒草祭 7/9(土)硫黄岳山荘
山の上の演奏会は16:30~。テノール歌手、バイオリニスト、ピアニストによる「とっておきの演奏会! 第2弾」。
宿泊者全員に、「駒草祭記念バッチ」を進呈。夕食時に地酒をサービスします。
夕食は、煮鯉などの郷土料理をお出しします。

■八ヶ岳の日 8/8(月) 硫黄岳山荘、夏沢鉱泉 開催
企画1「山の歌を歌おう!」テノール歌手と一緒に歌ってみませんか!(硫黄岳山荘のみ)
企画2「山のオヤジの語り」オーナーが、八ヶ岳を熱く語ります!(硫黄岳山荘、夏沢鉱泉とも)
宿泊者全員に、「オリジナルエコバック」を進呈します。

◆登山教室
25,000円(1泊3食、保険料、ガイド料、消費税・入湯税込。下山後 夏沢鉱泉で入浴。駅までの送迎無料)
「硫黄岳・横岳」コース 7/23~24(土日)、7/30~31(土日)

◆森の学校
・15,000円(1泊2食、保険料、講師料、消費税・入湯税込。下山後 夏沢鉱泉で入浴。駅までの送迎無料)
「高山植物を愉しむ」7/2~3(土日)硫黄岳山荘(泊) ※残りわずか!!

≪予告≫
「森の生態系を知ろう!」9/3~4(土日)夏沢鉱泉(泊)
「キノコと樹木」9/16~17(土日)夏沢鉱泉(泊)
「スケッチ」9/30~10/2(金土日)根石山荘(連泊:25,000円)

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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