西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

石棚山稜線の登山道の崩壊は応急的な対応をしました。まだ路肩が不安定な場所も残っています

曇り空の西丹沢。気温が下がってきました (2011.08.23 西丹沢自然教室 )
曇り空の西丹沢。気温が下がってきました (2011.08.23 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

08/18(木) 8/16の天気、曇りときどき晴れ。日の出5:01、日没18:30。
横浜市中区の天気予報
明日
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日本気象協会提供 2024年4月19日 18:00発表
甲府市の天気予報
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曇時々晴
22℃
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日本気象協会提供 2024年4月19日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

檜洞丸の山頂付近は、マルバダケブキや シモツケソウ シモツケソウ 、リョウブなど夏の花が咲いています。この数年で比較すると、花が少ないように感じると登山者が言っていました。マルバダケブキの花は9月初旬まで見られます。これからまだ咲くのでしょうか。
一方、アブやハチが多くなっています。西丹沢自然教室の近辺でも、スズメバチの姿をよく見るようになりました。河原にもいます。
暑い時期には、沢沿いに人が集まります。西丹沢自然教室の前の河原も、親子の水遊びでいっぱいになります。タマアジサイは、花の期間が長い植物です。夏の暗い谷底にいつも咲いているような印象があります。西沢の谷沿いでみられる夏の花は、タニタデ、ミヤマタニソバ、ミズヒキ、リョウブ等です。

今年の夏は晴れが続いて暑いので、今の時期は登山者は多くありません。

登山道の状況

先日、情報発信をした石棚山稜線の登山道は、かながわパークレンジャーや松田署山岳救助隊が現地を確認して、応急的な対応をしました。ロープで崩壊地迂回の誘導路を整備したり、路盤が消失した場所は下段へのステップを作ったりしました。危険個所には通行注意のプレートを設置しました。
通行はできますが、まだ路肩が不安定な場所も残っています。慎重な登山を心がけてください。

先月末に通過した台風6号の影響で、各登山道にはさまざまな影響が出ていましたが修復がすすみ、問題なく通行できます。ただし、激しい雨が降ると、渡渉箇所は飛び石が水没してしまうことがあります。

犬越路から神ノ川の東海自然歩道は、登山道に石がたまり、通行注意です。

注意点

週末は大変混雑します。周辺では路上駐車をした車を、警察が駐車違反の切符を切っています。駐車スペースがない場合は、キャンプ場内駐車場(有料)を利用するなど、マナー向上をお願いいたします。
また、周辺で車上荒らしが数件起きたようですので、ご注意ください

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

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丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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