硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

標高の高い稜線は、すっかり秋の気配。美濃戸南沢ルート(美濃戸山荘~行者小屋)が台風被害で通行止め。

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天気・気温

09/07(水) 硫黄岳山荘(標高2650m)5:30現在、晴れ。気温7℃ 風速6m。
根石山荘(標高2550m)6:00現在、晴れ。風強い。
夏沢鉱泉(標高2060m)6:00現在、晴れ。気温3℃ 風なし。
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
21℃
7℃
明後日
24℃
4℃
日本気象協会提供 2024年4月17日 0:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇のち雨
22℃
14℃
明後日
27℃
9℃
日本気象協会提供 2024年4月17日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

標高の高い稜線は、すっかり秋の気配になりました。

高山植物は、まだいくつか咲いています。亜高山帯から稜線(高山帯)にかけて開花中のものは、 トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ ウメバチソウ ウメバチソウ 、イブキジャオウソウ、オンタデ、コバノコゴメグサ、ミヤマオトコヨモギなどです。
桜平周辺~夏沢鉱泉では、キバナノ ヤマオダマキ ヤマオダマキ 、ヤマ ホタルブクロ ホタルブクロ ヤマハハコ ヤマハハコ が見られます。

登山道の状況

美濃戸南沢ルート(美濃戸山荘~行者小屋の間)が、台風による豪雨で橋が流されました。通行は避けてください。詳細は現在、状況を確認中です。
美濃戸北沢ルート(美濃戸山荘~赤岳鉱泉の間)は、支障なく安全に通行することができます。こちらをご利用ください。
ほか、稜線の登山道、桜平・夏沢鉱泉からの入山ルート、赤岳周辺の地蔵尾根・文三郎道も支障なく通過可能です。

各登山口へのアクセスも問題なく、通常通り入山することができます。

登山装備

秋になり、徐々に日が短くなっています。山小屋へは、早めにご到着されるようにご計画をお立てください。ヘッドランプも、必ずお持ちください。

下界はまだ暑いでしょうが、標高の高い稜線は、朝晩冷え込む時があります。防寒着(フリース等)を1枚お持ちください。

注意点

天気予報をご覧になり、慎重にご計画をお立ていただき、安全・安心登山を心がけてください。

車道は美濃戸・桜平とも、通常のとおり進入可能です。駐車スペースも、例年と同じように駐車できます。路肩スペースには駐車しないでください。車両同士のすれ違いができない場合もありますので、進入後の安易な駐車はご遠慮ください。

★美濃戸の駐車に関する問合せ先は赤岳山荘(美濃戸/TEL0266-74-2272)へ。

お知らせ

硫黄岳山荘グループの硫黄岳山荘、根石山荘、夏沢鉱泉とも営業中です。3山荘とも週末は、多少混みますがおおむねいつでもゆったりお休みになれます。

■イベント情報
◆登山教室
・硫黄岳・横岳コース 25,000円(1泊3食、保険料、ガイド料、入湯税、費税など込。駅までの送迎無料)
 9/18~19(日月)、10/22~23(土日)、10/29~30(土日)

◆森の学校
・15,000円(1泊2食、保険料、講師料など込。駅までの送迎無料)
「キノコと樹木」9/16~17(金土)夏沢鉱泉(泊) → 残りわずかです。
「スケッチ」9/30~10/2(金土日)根石山荘(連泊:25,000円) →問合せも多いです!
「夏沢峠をめぐる学習会」 ※企画中 夏沢鉱泉(泊) →間もなくご案内いたします!
≪注≫「スケッチ」は25,000円になります。1泊2日も参加可能です(15,000円)。

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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