西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

先々週の台風の影響で登山道が荒れている箇所があります。10/16に安全登山の講習会を開催します

写真のように、まだ倒木が道を塞ぐ箇所が多数残っています (2011.09.29 西丹沢自然教室 )
写真のように、まだ倒木が道を塞ぐ箇所が多数残っています (2011.09.29 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

09/11(日) 霧雨、日中の気温27℃。日の出5:20、日没17:56。
横浜市中区の天気予報
明日
雨のち晴
20℃
13℃
明後日
晴時々曇
24℃
14℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 16:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨のち晴
22℃
10℃
明後日
25℃
10℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

山肌を見ると、標高の高いところはうっすら茶色が混ざるようになりました。紅葉が始まるのでしょうか。バス停の隣のケヤキも、茶色に色が付きました。もうすぐ秋かもしれません。河原のススキの穂が開いてきました。
ただし日中は暑くなります。日が出るとミンミンゼミやツクツクボウシのセミの声が聞こえてきます。まだまだ夏かもしれません。

登山道の状況

先週の台風による大雨で、登山道が歩きにくくなっています。沢の増水で流された木の橋は、概ね修復してあります。ただし、以下の登山道ではご注意ください。
・木の橋が流失してしまっている用木沢出合~白石峠の登山道は、ひざ下程度の渡渉があります。
・檜洞丸つつじ新道のゴーラ沢出合は、まだ増水しているため9/9現在では飛び石はつくられていません。くるぶしの深さの渡渉があります。

山の中には落ち枝が無数にあります。登山道に落ちているので歩きにくいほどです。生葉もたくさん落ちています。そのため登山道が明瞭ではありません。
また、9/11に下山してきた人からの情報では、「神ノ川ヒュッテ~犬越路避を登りで使ったが、途中で道がわからなくなった。黄色い紐が見えたので、それを頼りに進んだらトンネルを表示する手書きの看板が出てきた。看板脇に踏み跡があったので、尾根まで直登した。尾根に出て登山道を500m下ったら、避難小屋に着いた」とのことです。
この場所は7月の台風の後も荒れました。沢に石が押し出されていて、登山道がわからなくなっています。初めての人には、かなり困難ですのでご注意ください。

注意点

週末は大変混雑します。周辺では路上駐車をした車を、警察が駐車違反の切符を切っています。駐車スペースがない場合は、キャンプ場内駐車場(有料)を利用するなど、マナー向上をお願いいたします。
また、周辺で車上荒らしが数件起きたようですので、ご注意ください

お知らせ

■西丹沢自然教室だは10/16に安全登山の講習会開催します!
丹沢湖ビジターセンターと西丹沢自然教室が共催で安全登山の行事、「実践!山でのトラブル対処法 ~人がたおれた!! 血が止まらない!! こんな時どうする!!~」を開催します。
10月16日は西丹沢自然教室と周囲の登山道などを会場にして、事故事例などの現状を学んだ後に、実際に野外での救命救急のシュミレーションなどを行います。
興味のある方は、Webサイトをチェックして問い合わせをしてください。
日時・会場:10月16日(日)9:00~16:00。西丹沢自然教室の館内、周辺の登山道
定員・参加費:高校生以上20名(応募者多数の場合は抽選)、1500円(資料代、保険代、プログラム代など)
申込み:行事名、氏名、年齢、住所、電話番号、(FAXで申し込みの方は返信FAX番号)を記入のうえ、往復ハガキまたはFAXにて丹沢湖ビジターセンターへ参加申し込みを行う。
問い合わせ:神奈川県立丹沢湖ビジターセンター(担当:櫛谷、TEL0465-78-3888 FAX0465-78-3777)

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

神奈川県 / 丹沢山塊

丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

畦ヶ丸山 標高 1,292m

 西丹沢で桧洞丸(ひのきほらまる)と並ぶ秘峰であったが、現在は三方面からの登山道がある。県境尾根からわずかに南側なので、山北町に属する。  畦ガ丸は山頂付近によく見かける馬酔木(あせび)からこの名がついたとも、畦とは塚の意味があり、遠くから丸く塚のように見えるのでこの名がついたという説もある。  この山の初登頂は大正13年(1924)だが、当時は全く道はなく、1955年の神奈川国体でもコースから外れ、わずかな踏み跡程度だった。その後、地元の人たちの努力で登山道の整備が行われた。頂上のケルンは箒沢山荘に集う人たちが、白石峠からのコースを改修した記念。山頂近くに立派な避難小屋がある。  小田急線新松田駅より西丹沢行バス大滝橋下車、東海自然歩道経由4時間、同じく西丹沢下車、西沢、善六のタワ経由で3時間、同じく白石峠、モロクボ沢ノ頭経由4時間30分。

神奈川県 / 丹沢山塊

鍋割山 標高 1,272m

 塔ノ岳直下の金冷しから西に延びる鍋割山稜の肩のようなピーク。秦野市、松田町、山北町の境にある。  鍋割山の名は、この山の北側にある玄倉(くろくら)川の支流、鍋割沢からつけられたようだ。鍋割とは、岩の多い所をナベといい、歩きにくい悪い沢という意味から鍋割という名がつけられたと考えられている。  この山は南麓の寄(やどりぎ)集落の人たちからは三ノ萱と呼ばれて、昔からカヤ刈り場として利用され、ふもとから一ノ萱、二ノ萱があり、頂上が三ノ萱というわけ。この山が多くの人から人気を得ているのは、山頂から富士山方面のすばらしい展望と、登山者を温かく迎えてくれる鍋割山荘があるからだろう。鍋割山稜の大丸、小丸は、表丹沢で唯一のブナ林が広がる地域だ。  バス大倉下車、二股、後沢乗越を経て3時間で山頂。

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