西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

台風15号は西丹沢に激しい風雨をもたさせました。今日確認できた情報は以下のとおりです。

写真のように、まだ倒木が道を塞ぐ箇所が多数残っています (2011.09.29 西丹沢自然教室 )
写真のように、まだ倒木が道を塞ぐ箇所が多数残っています (2011.09.29 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

09/22(木) 曇りのち小雨、日中の気温27℃、朝の気温20℃。日の出5:29、日没17:40。
横浜市中区の天気予報
明日
曇のち晴
26℃
16℃
明後日
晴のち曇
27℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 10:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
31℃
14℃
明後日
晴のち曇
30℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

台風15号は西丹沢に激しい風雨をもたさせました。今日確認できた情報は以下のとおりです。今後の情報にご注意ください。
なお、箒沢の累加雨量は354ミリ、水ノ木では335ミリ、熊木では306ミリでした。

登山道の状況

本日、各登山道を視察して、確認できたのは以下のとおりです。

●大滝橋~一軒家避難小屋
 ・林道に落石や倒木が多く、車が入れないので引き返しました。大滝沢の水量は、12号台風より多く感じました。
 ・明日に歩いて見に行く予定あり。
●西丹沢自然教室~畦ヶ丸
 ・一つ目、二つ目の木の橋は外れていました。ワイヤーにつながれてはいます。
 ・三つ目の橋は渡れましたが、その先は行っていません。
●用木沢出合~犬越路
 ・一つ目の橋は流されていましたが、ワイヤーにはつながれていました。
 ・その先はまだ行っていません。
●用木沢出合~白石峠
 ・一つ目の橋は流されていましたが、ワイヤーにつながれていました。
 ・その先は行っていません。
●ツツジ新道
 ・今日は誰も確認に行っていません。
●清水橋~西丹沢自然教室の県道
 ・細かい木の枝や木の葉が無数に散らばっていました。所どころに落石や倒木がありましたが、道わきに除けてあります。
 ・路線バスは一日来ませんでした。
●その他
 ・中川川では、吊り橋の上流でがけ崩れがありました。そこから落ちてきた木が、自然教室前の河原に転がっています

注意点

週末は大変混雑します。周辺では路上駐車をした車を、警察が駐車違反の切符を切っています。駐車スペースがない場合は、キャンプ場内駐車場(有料)を利用するなど、マナー向上をお願いいたします。
また、周辺で車上荒らしが数件起きたようですので、ご注意ください

お知らせ

■西丹沢自然教室だは10/16に安全登山の講習会開催します!
丹沢湖ビジターセンターと西丹沢自然教室が共催で安全登山の行事、「実践!山でのトラブル対処法 ~人がたおれた!! 血が止まらない!! こんな時どうする!!~」を開催します。
10月16日は西丹沢自然教室と周囲の登山道などを会場にして、事故事例などの現状を学んだ後に、実際に野外での救命救急のシュミレーションなどを行います。
興味のある方は、Webサイトをチェックして問い合わせをしてください。
日時・会場:10月16日(日)9:00~16:00。西丹沢自然教室の館内、周辺の登山道
定員・参加費:高校生以上20名(応募者多数の場合は抽選)、1500円(資料代、保険代、プログラム代など)
申込み:行事名、氏名、年齢、住所、電話番号、(FAXで申し込みの方は返信FAX番号)を記入のうえ、往復ハガキまたはFAXにて丹沢湖ビジターセンターへ参加申し込みを行う。
問い合わせ:神奈川県立丹沢湖ビジターセンター(担当:櫛谷、TEL0465-78-3888 FAX0465-78-3777)

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

神奈川県 / 丹沢山塊

丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

畦ヶ丸山 標高 1,292m

 西丹沢で桧洞丸(ひのきほらまる)と並ぶ秘峰であったが、現在は三方面からの登山道がある。県境尾根からわずかに南側なので、山北町に属する。  畦ガ丸は山頂付近によく見かける馬酔木(あせび)からこの名がついたとも、畦とは塚の意味があり、遠くから丸く塚のように見えるのでこの名がついたという説もある。  この山の初登頂は大正13年(1924)だが、当時は全く道はなく、1955年の神奈川国体でもコースから外れ、わずかな踏み跡程度だった。その後、地元の人たちの努力で登山道の整備が行われた。頂上のケルンは箒沢山荘に集う人たちが、白石峠からのコースを改修した記念。山頂近くに立派な避難小屋がある。  小田急線新松田駅より西丹沢行バス大滝橋下車、東海自然歩道経由4時間、同じく西丹沢下車、西沢、善六のタワ経由で3時間、同じく白石峠、モロクボ沢ノ頭経由4時間30分。

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鍋割山 標高 1,272m

 塔ノ岳直下の金冷しから西に延びる鍋割山稜の肩のようなピーク。秦野市、松田町、山北町の境にある。  鍋割山の名は、この山の北側にある玄倉(くろくら)川の支流、鍋割沢からつけられたようだ。鍋割とは、岩の多い所をナベといい、歩きにくい悪い沢という意味から鍋割という名がつけられたと考えられている。  この山は南麓の寄(やどりぎ)集落の人たちからは三ノ萱と呼ばれて、昔からカヤ刈り場として利用され、ふもとから一ノ萱、二ノ萱があり、頂上が三ノ萱というわけ。この山が多くの人から人気を得ているのは、山頂から富士山方面のすばらしい展望と、登山者を温かく迎えてくれる鍋割山荘があるからだろう。鍋割山稜の大丸、小丸は、表丹沢で唯一のブナ林が広がる地域だ。  バス大倉下車、二股、後沢乗越を経て3時間で山頂。

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