西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

西丹沢自然教室の駐車場のカエデが色づいてきました。全体的に紅葉はパッとしませんが、部分的にはきれいです

ミズナラの落葉が、一番上を覆っています (2011.11.27 西丹沢自然教室 )
ミズナラの落葉が、一番上を覆っています (2011.11.27 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

11/07(月) 曇りのち晴れ。日の出は6:08、日没は16:42。
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※ご利用上の注意

山と周辺の状況

西丹沢自然教室の駐車場のカエデが色づいてきました。左半分がきれいで、右側はまだこれからです。この色づき具合を見ると、紅葉の時期は平年どおりくらいでしょうか。昨年とほぼ同じです。
今週末は中川温泉で「西丹沢もみじ祭り(千人鍋)」が行われます。自然教室~箒沢~中川温泉は、ドライブに来るにはきれいな紅葉が見られるでしょう。

ただし、全体的には紅葉はあまりパッとしません。それでも中でもいくつかの場所ではきれいに見えています。下山者からの情報できれいと報告されているのは、善六のタワの北側斜面です。その他の場所では、あまり評判がよくなかったです。
また、標高1200m以上ではすでに葉が散っているため、紅葉ではなく落ち葉になっています。
西丹沢自然教室の周辺も、北向き斜面では茶色や黄色が目立つようになってきました。
また、標高900m程度も良い感じです。檜洞丸つつじ新道では、展望園地より上の北側の斜面が、赤や黄色にきれいに見えたそうです。気温が高いので、紅葉の進行がはっきりしません。周囲を見ると、平年並みの時期で色づいているように感じます。

登山道の状況

9/下旬の台風15号の影響で、西丹沢の登山道は一部で荒廃している箇所があります。登山道をふさぐような倒木があったり、枝が落ちていて登山道が不明瞭な個所が多数あります。とくに注意が必要な箇所は以下のとおりです。

●犬越路
 神ノ川~犬越路は、西丹沢で最も困難なルートです。日影沢沿いは荒れており、木の根にぶら下がりながら通過する個所もあります。

●不老山
 棚沢キャンプ場バス停~不老山は、登山道の崩落2か所のほか倒木が多数あり、通行は危険です。雨の日や単独での登山は控えてください。

白石沢沿いと大滝沢沿いの登山道では、現在木橋の修復中です。

登山装備

山の上では防寒対策が必要です。

注意点

秋は落ち葉の季節です。濡れた落ち葉は大変滑ります。慎重に歩くと時間がかかります。日没時刻が早い秋は、時間がかかると危険が増します。今日の日没時刻は16:54、余裕を持った山行計画を立ててください。
一昨日も真っ暗になってから下山したグループがありました。決して他人事ではありません。

お知らせ

「トイレ紙持ち帰りキャンペーン」が、西丹沢自然教室で実施されました。山のトイレの使い方は、紙を流しません。その普及のために、持ち帰り袋を配布して解説を行いました。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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