硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

11/21(月)に八ヶ岳稜線では2~3cmの積雪。11/23現在では、アイゼン無しでも硫黄岳・天狗岳に登れます

硫黄岳山荘近くでの登山者たち (2011.10.30 硫黄岳山荘 )
硫黄岳山荘近くでの登山者たち (2011.10.30 硫黄岳山荘 )
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天気・気温

11/23(水) 夏沢鉱泉(標高2060m)7:00時点では晴れ。気温-4℃、無風
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
8℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 4:00発表
甲府市の天気予報
明日
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10℃
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晴時々曇
25℃
10℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

稜線のグループの2山荘(硫黄岳山荘、根石岳山荘)は小屋閉め(冬期閉鎖)いたしました。夏沢鉱泉からの情報とさせていただきます。なお、夏沢鉱泉は通年営業です。
11/21(月)に八ヶ岳稜線では降雪がありました。稜線で2~3cmの積雪で、夏沢鉱泉では薄っすらと白くなった程度です。ちなみに、北アルプス・燕岳では40~50cm積りました(登ってきました!)。今度、天候が崩れるとさらなる降雪の可能性あります。

登山道の状況

現在、夏沢鉱泉までの登山道に降った雪は、すでに溶けています。11/23現在では、アイゼン無しでも硫黄岳・天狗岳に登れます。ただし、赤岳、横岳へ行かれる方は、念のためアイゼンをお持ちください。八ヶ岳は、まだピッケルは不要と思われます。
美濃戸は、北沢、南沢ともに通行可能です。

登山装備

現状では、アイゼン無しでも、硫黄岳・天狗岳には登れます。赤岳・横岳へは、念のためアイゼンをお持ちください。まだピッケルは不要と思われます。
標高の高い稜線は、朝、夕方 冷え込みます。しっかりした防寒着(フリース、ダウンジャケット等)と、あたたかい手袋、耳までおおえる帽子などお持ちください。

注意点

天気予報を確認しながら慎重にご計画を立て、安全・安心登山を心がけてください。これからは、天候が崩れると雪になる可能性があります。

初冬になり、ますます日が短くなります。日没後には、急に暗くなります。山小屋へは、早めにご到着できるようにご計画をお立てください。ヘッドランプ(懐中電灯など)も、必ずお持ちください。

美濃戸・桜平とも、通常どおり進入可能です。夏と同じように駐車もできます。ただし今度、天候が崩れると登山口にも降雪の可能性あります。その際は、冬用タイヤにすることをおすすめします(美濃戸の駐車に関する問合せ先:赤岳山荘 TEL0266-74-2272)。
桜平では路肩には駐車しないでください。広い路肩は車両どうしのすれ違いの箇所です。1月上旬くらいまでは、特別な大雪にならない限り、桜平まで車両が入れます(ただし、積雪はありますので、4WD車、スタッドレスタイヤ使用に限ります)。

お知らせ

硫黄岳山荘、根石岳山荘の営業は終了しました。夏沢鉱泉は通年営業で、おおむねゆったりと泊まれます。根石山荘は年末年始12/29木~1/2月宿泊まで営業いたします。

■年末年始営業情報
夏沢鉱泉ご宿泊の方は、JR茅野駅まで無料送迎(お迎え、お送りも)いたします。

■イベント情報
◆山の中のホワイトクリスマス(恒例の演奏会を行います)
12/17(土)、常連のテノール歌手とピアニストの他に、今回は特別に国際的バス歌手もご来荘!
すでに、個室は満室のため、これからのご予約は、相部屋のご案内になります。料金は、通常通り(冬料金)です。

◆登山教室
「初冬の硫黄岳へ!」コース 夏沢鉱泉(泊)
11/26.27(土日)、静かな稜線へ、落ち葉を踏む音を聞きながら登ってみませんか。25,000円(1泊3食、保険料、ガイド料、消費税・入湯税込、下山後 夏沢鉱泉で入浴。JR茅野駅までの送迎無料)

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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