硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

先週の木~金に積雪があり、新たに10cmほど積もりました。稜線に行く場合は、アイゼン&ピッケルが必要です

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天気・気温

12/12(月) 夏沢鉱泉(標高2060m)7:00時点で晴れ。気温-8℃。無風。
松本市の天気予報
明日
曇のち晴
23℃
13℃
明後日
晴時々曇
29℃
9℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇一時雨
24℃
16℃
明後日
晴時々曇
32℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

12/8~9(木・金曜日)に、標高1,000mくらいまで降雪ありました。夏沢鉱泉でも新たに10cmほど積もりました。雪の森がとてもきれいです。

登山道の状況

現在の積雪状況は、稜線(標高2500m森林限界より上)では風で雪が飛んでいるので、頂上で5~10cm、吹きだまりでも20~30cmほどの積雪です。比較的少なめですが、登山道は雪と氷のミックス状態です。
硫黄岳・天狗岳を目指す方は、10本歯以上のアイゼンが必要です。ピッケルもお持ちください。

樹林帯(標高2000~2500m)では、登山道で10~20cmの積雪で、吹きだまりは30cm程度です。具体的には、夏沢峠で20cm、赤岩の頭の沢筋で30cm、桜平~夏沢鉱泉までの登山道では10~15cm程度です。
アイゼンとストックの併用をおすすめいたします。

登山装備

赤岳・横岳・硫黄岳・天狗岳へ行かれる方は、必ずアイゼン・ピッケルをお持ちください。
標高の高い稜線は、冷たい強風が吹くことがあります。しっかりした防寒着(フリース、ダウンジャケット等)、あたたかい手袋、耳までおおえる帽子などお持ちください。

注意点

日が短く、日没後には急に暗くなります。山小屋へは、早めにご到着できるようにご計画をお立てください。ヘッドランプ(懐中電灯など)も、必ずお持ちください。
登山口までの車道は凍結しています。美濃戸・桜平とも積雪があり、桜平で10~15cmの積雪です。4WD車、冬用タイヤでないと入れません。駐車は、無雪期と同じようにできます。車にはスコップ、チェーンなどを積んでおくことをおすすめします。

★美濃戸の駐車に関する問合せ先:赤岳山荘(美濃戸) 0266-74-2272

お知らせ

夏沢鉱泉は通年営業です。週末は予約が入っていますが、1/21(土)以外は、まだ余裕があります。夏沢鉱泉ご宿泊の方は、JR茅野駅まで無料送迎しています。
根石山荘は年末年始営業を行います(12/29木~1/2月宿泊まで)。ご利用ください。

■イベント情報
◆「雪山の中のホワイトクリスマス」(演奏会)
12/17(土)、常連のテノール歌手とピアニストの他に、今回は特別に国際的バス歌手もご来荘!
特別料理とお飲み物のサービスございます。
夕食をお召し上がりながら、クリスマスの演奏会をお楽しみいただきます。
料金は、通常通り(冬料金)です。ご予約が必要です。

◆登山教室
①12/17~18(土日)硫黄岳、②12/24~25(土日)天狗岳、③12/29~30(木金)硫黄岳・天狗岳、④1/2~3(月火)硫黄岳・天狗岳。
1泊3食+ガイド料、保険料、夏沢鉱泉入浴料、消費税、入湯税込、JR茅野駅または唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐までの送迎無料(①②は夏沢鉱泉[泊]27,000円、③④は根石岳山荘[泊]29,000円)、上記以外の予定は、下記URLにアクセスしてください。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/iou/saishin/link-saishin.html

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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