硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

この10日間ほどまとまった降雪はありませんでした。今度、天候が崩れると、まとまった降雪の可能性あります。

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天気・気温

12/20(火) 夏沢鉱泉(標高2060m)7:00時点 曇り。気温-10℃。無風。
松本市の天気予報
明日
晴のち曇
28℃
8℃
明後日
曇のち晴
23℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
30℃
13℃
明後日
雨のち晴
22℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

この10日間ほど、八ヶ岳ではまとまった降雪はありませんでした。1~3cm程度の少量の降雪が、2~3回ほどあった程度です。昨年より、雪は少ないです。
雪の森、真っ白になった木々がとてもきれいです。

登山道の状況

現在の積雪状況は、
・稜線(標高2500m森林限界より上:硫黄岳・天狗岳を目指す方へ)
風で雪が飛び、頂上で0~5cmの積雪。比較的少ない方ですが、登山道は雪と氷のミックス状態です。吹きだまりに20~30cmほどの積雪(10本歯以上のアイゼンが必要です。ピッケルもお持ちください。軽アイゼンでは危険です)
・樹林帯(標高2000~2500m)
登山道10~20cm。吹きだまりは、ところにより30cmの積雪(アイゼンとストックの併用をおすすめします)
具体的には、夏沢峠で20cm、赤岩の頭の沢筋で30cm、桜平~夏沢鉱泉までの登山道で10~15cmの積雪があります。
今度、天候が崩れると、まとまった降雪の可能性あります。

登山装備

赤岳/横岳/硫黄岳/天狗岳へ行かれる方は、必ずアイゼン、ピッケルをお持ちください。
標高の高い稜線は、冷たい強風が吹くことがあります。しっかりした防寒着(フリース、ダウンジャケット等)、あたたかい手袋、耳までおおえる帽子などお持ちください。稜線へは、目出帽(バラクラバ)が必要です(凍傷対策のため)。
日が短くなっています。日没後には、急に暗くなります。ヘッドランプ(懐中電灯など)も、必ずお持ちください。

注意点

山小屋へは、早めにご到着されるようにご計画をお立てください。
天気予報をご覧になり、慎重にご計画をお立ていただき、安全・安心登山を心がけてください。
車道・登山道ともに通行不可箇所はありません。
美濃戸・桜平とも、積雪があります(桜平で10~15cm)。
4WD車、冬用タイヤでないと入れません。駐車は、無雪期と同じようにできます。
美濃戸の駐車に関する問合せ先:赤岳山荘(美濃戸 TEL0266-74-2272)。
突然の降雪対策として、車にスコップ、チェーン等を携行することをおすすめします。

お知らせ

夏沢鉱泉は、通年で営業中。
硫黄岳山荘(11/6小屋閉め終了):今冬の年末年始は営業しません。ご注意ください。
根石岳山荘(11/3小屋閉め終了):年末年始12/29木~1/2月宿泊まで営業します!

■年末年始営業の情報
夏沢鉱泉ご宿泊の方は、JR茅野駅まで無料送迎(お迎え、お送りも)いたします。
根石岳山荘ご宿泊の方は、送迎サービスはございませんのでご了承ください。

■12/20(火)時点の予約状況(表示日以外は、すべてゆったり休めます)
×印:満室
△印:残りわずか(1~5名の予約可能)。
□印:5~10名の予約可能。

根石岳山荘
12/31土 ×

夏沢鉱泉
12/23金 △
12/24土 △
12/25日 □
12/30金△
12/31土△

1/1日 △
1/3火 □
1/7土 △
1/14土 □
1/21土 × キャンセル待ちお受けいたします。
※上記の日は、お早めにお申し込みください。

■イベント情報
登山教室(好評受付中!)
(1) 12/24~25(土日)天狗岳
(2) 12/29~30(木金)硫黄岳、天狗岳
(3) 1/2~3(月火)硫黄岳、天狗岳
(4) 1/8~9(日月)硫黄岳
1泊3食+ガイド料、保険料、夏沢鉱泉入浴料、消費税、入湯税込。JR茅野駅または分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)までの送迎無料。
(1)(4)は、夏沢鉱泉(泊) 27,000円/(2)(3)は、根石岳山荘(泊) 29,000円

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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