西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

年末年始は雪は降らずに登山道に積雪はありません。冷え込み厳しく、今朝は大室山に霧氷が着きました

本棚の滝は、周りの飛沫が凍り始めています (2012.01.28 西丹沢自然教室 )
本棚の滝は、周りの飛沫が凍り始めています (2012.01.28 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

01/04(水) 晴れ時々曇り。朝の気温-2℃。日の出は6:51、日没は16:41。
横浜市中区の天気予報
明日
晴のち曇
27℃
16℃
明後日
曇時々雨
20℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 4:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
30℃
14℃
明後日
曇のち雨
23℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

本日は寒い朝ですが、凍りつくほどではありませんでした。現在は、よく晴れて乾燥しています。
今朝は大室山に霧氷が着きました(写真参照)。山の上は寒いので、しばらく白いまま見えていました。1月1日の元旦は、尾根だけではなく、標高の低いところまで霧氷が着きました。
西丹沢自然教室の近くでは、マヒワの群れが飛んでいました。いつもは山の上にいますが、今日は谷底に20羽程度で飛んでいました。
年末年始は、雪は降っていないので、登山道には雪は残っていません。ただし、気温が低いので、朝は登山道が凍りついています。それでも念のため、滑り止めを持ち歩く必要があります。
道路も乾燥していて、凍結していません。ただし、早朝は橋の上などが凍結していることもあります。運転には十分気を付けてください。

昨年も丹沢全体では様々な出来事がありました。来館者や西丹沢の関係者などにアンケートの協力をお願いして決めた「2011年西丹沢“勝手に”10大ニュース」は、次のとおりでした。

第1位 三つの台風の影響で大雨が降り、木橋が流されるなど登山道が荒れた。
第2位 ブナハバチが多く発生し、葉がなくなるほどブナの葉が食べられた。
第3位 青崩隧道の工事が終わり、玄倉林道の歩行が可能になった。
第4位 足柄茶からセシウムが検出され、出荷の自粛や回収などが行われた。
第5位 今年のシロヤシオは、花は遅い時期だったが花付きはよかった。
第6位 夏から秋にかけての沢沿いにイワシャジンなどの花がきれいに咲いた。
第7位 玄倉川や大杉山でヤマビルの情報が相次いだ。
第8位 台風15号は風が強く、ブナやツツジなどが風で倒れた。
第9位 つつじ新道の登山口から5分のところで転落死亡事故が起きた。
第10位 東日本大震災の地震は、山北町では震度4の揺れを記録した。

さて、2012年はどんな一年になるでしょうか。本年もよろしくお願いします。

登山道の状況

登山道には雪はありませんが、気温が低いので、朝は登山道が凍りついています。それでも念のため、滑り止めを持ち歩く必要があります。

登山装備

山の上では防寒対策が必要です。アイゼンが必要になる場合もあるので、この時期は必ず携行してください。

注意点

秋は落ち葉の季節です。濡れた落ち葉は大変滑ります。慎重に歩くと時間がかかります。日没時刻が早い秋は、時間がかかると危険が増します。余裕を持った山行計画を立ててください。

お知らせ

路線バスが、1月4日から新たに冬ダイヤになりました。平日、土曜日、日祝日の3区分とも、便数が減りました。ご注意ください。
○新松田駅 ⇒ 西丹沢自然教室
・平日、7:15、8:10、12:55、15:50、17:45
・土曜日、7:20、8:25、9:35、11:35、14:25、15:50、17:45
・日祝日、7:20、8:25、9:35、11:35、14:25、15:50、17:45
○西丹沢自然教室 ⇒ 新松田駅
・平日、7:10、8:45、9:50、14:40(谷峨駅行)、16:25、17:05、18:58
・土曜日、7:10、8:45、9:50、10:55、14:40、15:40、17:05、18:58
・日祝日、8:45、9:50、10:55、14:40、15:40、17:05、18:58

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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