降雨で雪が溶けたりして、積雪量はそれ以前と大きな変化はなく、むしろ少し減りました。

天気・気温

山と周辺の状況

茅野市街は、晴れています。周辺の雪の森、真っ白になった木々がとてもきれいです。
この10日間くらいで、降雪量は10～15cm程度です。
2/6、7（月・火）の降雨で雪が溶けたりして、積雪量はそれ以前と大きな変化はなく、むしろ少し減りました。現状では昨年より雪は少ないです。
雪が雨を含んで、硬く凍っています。滑りやすくなっています。ご注意ください。
また、次のまとまった降雪では雪崩の危険があります（夏沢鉱泉を起点としたルートは、風で雪が飛ばされるため雪崩の危険性は低いです）

登山道の状況

通行不可箇所は無く、おおむね支障なく通行できます。
夏沢鉱泉を中心に、硫黄岳～天狗岳の主なルートには、トレース（足跡）、赤テープ（目印）あります。
稜線（標高2500ｍ森林限界より上：硫黄岳・天狗岳方面）では、風で雪が飛び、頂上で10～15cmの積雪。比較的少ない方ですが、登山道は雪と氷のミックス状態です。吹きだまりに60～80cmほどの積雪。
10本歯以上のアイゼンが必要です。ピッケルもお持ちください。軽アイゼンは使用しないでください。危険です。
樹林帯（標高2000～2500ｍ）では、登山道40～60cm、吹きだまりでは、ところにより100cmの積雪です。アイゼンとストックの併用をおすすめいたします。
具体的には、
・夏沢峠で60～80cm
・箕冠山（みかぶりやま）頂上付近で70～80cm
・赤岩の頭　北側沢筋で100～120cm
・桜平～夏沢鉱泉までの登山道20～30cmです
今度、天候が崩れると、まとまった降雪の可能性あります。アイゼンは必ずお持ちください。
降雪があった際には、適宜、この情報を更新します。

登山装備

赤岳・横岳・硫黄岳・天狗岳へ行かれる方は、必ずアイゼン・ピッケルをお持ちください。
標高の高い稜線は、冷たい強風が吹くことがあります。しっかりした防寒着（フリース、ダウンジャケット等）、あたたかい手袋、耳までおおえる帽子などお持ちください。稜線へは、目出帽（バラクラバ）が必要です（凍傷対策のため）。

注意点

日が短いです。日没後には、急に暗くなります。山小屋へは、早めにご到着されるようにご計画をお立てください。ヘッドランプ（懐中電灯など）も、必ずお持ちください。
天気予報をご覧になり、慎重にご計画をお立ていただき、安全・安心登山を心がけてください。

桜平の積雪量は20～30cmです。
桜平へは、積雪が多く、車の進入はお避けください。４ＷＤ車、冬用タイヤでも危険です。
雪上車の圧雪した轍（わだち）でも、もぐってしまいます。
分岐（唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐）に車を駐車してください。ここに10台ほど駐車できます。
分岐までも、冬用タイヤでお越しください。一部の路面で凍結箇所があります。

美濃戸の積雪量は10cm程度です。
通行できない箇所は無く、おおむね支障なく通行できます。
４ＷＤ車、冬用タイヤですと美濃戸まで入れます。
２ＷＤ車は、危険でう。安全のため　美濃戸口に車を置いた方がよろしいです。
駐車は、ほぼ無雪期と同じようにできます。
美濃戸の駐車に関する問合せ先：赤岳山荘（美濃戸）（TEL0266-74-2272）

突然の降雪対策として、お車にスコップ、チェーン等を念のため、お持ちになられることをおすすめいたします。

お知らせ

◆根石岳山荘の限定営業！！
ご要望におこたえして、3月上旬の週末に2回、ＯＰＥＮいたします。
3/2～3（金土）
3/9～10（金土）
上記の4日間はご宿泊できます。
ご宿泊の方は、必ずご予約をお願いいたします。
夏沢鉱泉と合わせてご連泊の方限定で、JR茅野駅までの無料送迎対応可能です。

◆夏沢鉱泉は、通年で営業中です！
硫黄岳山荘、根石岳山荘ともに冬期休業中です（4月下旬ＯＰＥＮ）。

◆ネイチャースクール（好評受付中！）
料金内訳（込み込みのサービス価格）：
1泊3食（2日目の昼食込）+ガイド料、保険料、夏沢鉱泉入浴料、消費税、入湯税込。
JR茅野駅または　分岐（唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐）までの送迎無料。

Ａ登山教室
≪コンパクトに、本格的な雪山体験：夏沢鉱泉(泊)27,000円≫
1)　2/11～12（土日）天狗岳
2)　2/25～26（土日）硫黄岳
3)　3/17～18（土日）硫黄岳
これ以降、ほぼ毎週末に開催しております。

≪ＮＥＷ！この冬限定　おすすめ教室：根石岳山荘(泊)29,000円≫
4)　3/3～4（土日）硫黄岳・天狗岳
5)　3/10～11（土日）硫黄岳・天狗岳

Ｂスノーシュートレッキング
≪大展望の標高2603ｍ根石岳まで：夏沢鉱泉(泊)20,000円≫
1)　2/12.13（日月）、・・・

Ｃ写真教室「ネイチャーフォト」
≪夏沢渓谷の雪の森、氷の渓流が被写体：夏沢鉱泉(泊)20,000円≫
1)　3/31、4/1.（土日）

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

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