西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

雪は減りましたが、まだ残っています。檜洞丸山頂で30~40cm、登山道は10cm程度の積雪で凍結しています

青ヶ岳山荘までの登山道の様子 (2012.02.22 西丹沢自然教室 )
青ヶ岳山荘までの登山道の様子 (2012.02.22 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

02/15(水) 曇りのち霧雨。日の出は6:29、日没は17:23。
横浜市中区の天気予報
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日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
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※ご利用上の注意

山と周辺の状況

朝はまだ昨夜の雨で水たまりが残り、湿度が高いこともあって、底冷えのする1日でした。夕方からは雲の中に入り、霧雨のような雨が降ってきました。
1月下旬~2月初めに降った雪は、2/7の雨でずいぶん減りました。その後に、雪の降った日もあるので、現在は檜洞丸の山頂では30~40cmの残雪で、吹き溜まりでは60㎝程度です。登山道の積雪は10㎝程度ですが、凍結しているところがあります。滑り止めは必ず持参してください。

まだ雪が降る時期なので、植物は冬支度のままです。早春に花が咲くミツマタも、まだつぼみです。しかし枝と冬芽しか見当たらない山の中では、冬芽は目立ちます。
ちなみ、西丹沢自然教室近辺での開花時期は、咲き初めが3月上旬、見ごろは3月下旬から4月上旬にかけてです。昨年の咲き初めは遅めで、3月21日でした。

登山道の状況

1月下旬~2月初めに降った雪は、だいぶ減りましたが、まだ残っています。2/4の状況では、檜洞丸山頂付近で30~40cm、吹き溜まりで60cm程度、登山道は10cm程度となっています
踏み固められた場所はアイスバーンになってよく滑ります。特に沢沿いはツルツルに凍っている場合があります。つつじ新道では、登山口の狭い谷底が、一番転倒しやすい場所です。アイゼンは必須です。

登山装備

冬山・雪山用の装備が必須です。晴れたらサングラスが無いと行動できません。

注意点

西丹沢自然教室までは、県道の除雪はされています。路線バスも通常通り運行しています。道路の除雪した雪は、溶け出して朝には凍結します。自家用車利用の方は、スリップに注意が必要です。

お知らせ

女子トイレの工事が始まりました。工事の予定は3月14日までです。期間中は、女性は廊下奥にある多目的トイレは使用できます。しばらくご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。男性トイレは通常通り使用できます。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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