西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

台風被害の補修に入っていますが、まだ橋が落ちて徒渉が必要なかところもあり慎重な対応を

丹沢にはカモシカもいます。 (2012.07.01 西丹沢自然教室 )
丹沢にはカモシカもいます。 (2012.07.01 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

06/27(水) 08:00の天候は晴れ。気温16℃。
横浜市中区の天気予報
明日
晴のち曇
27℃
16℃
明後日
曇一時雨
20℃
17℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
30℃
13℃
明後日
雨のち晴
22℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

用木沢沿いの登山道では、アキノタムラソウ、ヤマアジサイ、アカショウマの花を見ることができました。また、ケイワタバコやタマアジサイはつぼみをつけていました。。
鳥は、オオルリ、ミソサザイ、カワガラスを観察しました。この登山道でバードウオッチングやお花などの写真撮影が目的の方は長靴がお勧めです。
日の出は04:28、日の入りは19:01。

登山道の状況

台風4号の影響が出ているところがあります。
付近の沢の水は、まだ平常時には戻っていません。西丹沢自然教室周辺の河原で普段は休憩できる場所にもまだ水の流れがあります。
■大滝橋~一軒屋避難小屋の先までの登山道で補修をしました。落ちていた木の橋を架けて、倒木処理や登山道土砂かきなどです。
■用木沢出合から1本目と2本目の木の橋は落ちていますが両方とも雨が降った後でなければ登山靴でも靴を脱がずに渡れると思います。木の橋が架かっていたところの上流を探してみてください。浅くて渡りやすいところがあります。3本目の木の橋は不安定ですが渡れます。
■ツツジ新道では、崖をトラバースする木の橋が傾いているところがります。6/23には増水のためゴーラ沢が渡れず引き返してきた人がいます。渡った人は靴を脱いでいたとのことです。また、行きと帰りで沢の水量は変わらなかったとのことです。倒木の処理は終わりました。
■白石沢沿いの登山道では、木の橋が落ちています。渡渉になります。6/23ですが引き返した人もいます。
■西沢沿いの登山道では、土砂崩れによる倒木があります。西丹沢公園橋~本棚の滝の間にある木の橋の多数が落ちていて渡渉になります。

登山装備

短時間散策をされる方の中には雨具をお持ちでない方をよく見かけます。山の天気は変わりやすく、いきなり雨が激しく降ることもあります。短いコースでも雨具を持参されることをお勧めします。
バードウオッチングやお花などの写真撮影が目的の方は長靴がお勧めです。

注意点

台風の影響もあり慎重な登山計画をお願いします。登山される場合は、縦走や周回はせず、ピストンで登山し、危険だなと思った時点で引き返すことをお勧めしています。
入山前に地図でコースの状況を把握するとともに慎重に現在位置を確認しながら登山してください。また、体調の管理に気を配り、決して無理をなさらないようにお願いします。
■登山届を出していると事故があった時の対応が早くなる場合があります。登山届は事前に3部作成し、1部は家族に、1部は登山口で提出し、1部は登山の際持ち歩くことをお勧めします。
■帰宅時のバスの時間を間違える方がよくいます。季節によってバスの運行時刻はかわりますので事前にしっかり調べましょう。

お知らせ

■クライミングウォールの点検および修理を行いました。通常通り利用できます。
■更衣室が利用できます。これからの季節、雨に濡れた衣服を着替える際は西丹沢自然教室の更衣室をご利用ください。普段は施錠してあり、職員に声をかけてください。1室4ブースの更衣室がありますので、同性でしたら一度に4人使用できます。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

神奈川県 / 丹沢山塊

丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

畦ヶ丸山 標高 1,292m

 西丹沢で桧洞丸(ひのきほらまる)と並ぶ秘峰であったが、現在は三方面からの登山道がある。県境尾根からわずかに南側なので、山北町に属する。  畦ガ丸は山頂付近によく見かける馬酔木(あせび)からこの名がついたとも、畦とは塚の意味があり、遠くから丸く塚のように見えるのでこの名がついたという説もある。  この山の初登頂は大正13年(1924)だが、当時は全く道はなく、1955年の神奈川国体でもコースから外れ、わずかな踏み跡程度だった。その後、地元の人たちの努力で登山道の整備が行われた。頂上のケルンは箒沢山荘に集う人たちが、白石峠からのコースを改修した記念。山頂近くに立派な避難小屋がある。  小田急線新松田駅より西丹沢行バス大滝橋下車、東海自然歩道経由4時間、同じく西丹沢下車、西沢、善六のタワ経由で3時間、同じく白石峠、モロクボ沢ノ頭経由4時間30分。

神奈川県 / 丹沢山塊

鍋割山 標高 1,272m

 塔ノ岳直下の金冷しから西に延びる鍋割山稜の肩のようなピーク。秦野市、松田町、山北町の境にある。  鍋割山の名は、この山の北側にある玄倉(くろくら)川の支流、鍋割沢からつけられたようだ。鍋割とは、岩の多い所をナベといい、歩きにくい悪い沢という意味から鍋割という名がつけられたと考えられている。  この山は南麓の寄(やどりぎ)集落の人たちからは三ノ萱と呼ばれて、昔からカヤ刈り場として利用され、ふもとから一ノ萱、二ノ萱があり、頂上が三ノ萱というわけ。この山が多くの人から人気を得ているのは、山頂から富士山方面のすばらしい展望と、登山者を温かく迎えてくれる鍋割山荘があるからだろう。鍋割山稜の大丸、小丸は、表丹沢で唯一のブナ林が広がる地域だ。  バス大倉下車、二股、後沢乗越を経て3時間で山頂。

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