西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

台風の被害補修作業が進んでいますが、しばらくの間は慎重な登山計画を

用木沢沿いの登山道のイワタバコの花 (2012.08.01 西丹沢自然教室 )
用木沢沿いの登山道のイワタバコの花 (2012.08.01 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

07/05(木) 08:00の天候は晴れ。気温16℃。
横浜市中区の天気予報
明日
晴のち曇
26℃
14℃
明後日
曇時々晴
22℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月19日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
29℃
11℃
明後日
曇時々晴
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月19日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

用木沢出合付近では、ケイワタバコが咲き始め、バイカツツジの花が終わりを迎えていました。ヤマアジサイ、キヨスミウツボが咲き、菌類のウスタケも見られました。
東沢右岸の岸壁でイワタバコの花が咲いていました。
今日の日の出は04:32、日の入りは19:00。

登山道の状況

台風4号による被害の補修作業が各登山道で進んでいますが、しばらくの間は初心者やお子様連れの方は慎重な登山計画をお勧めします。
・用木沢沿いの登山道と白石沢沿いの登山道には木の橋が架けられました。倒木処理なども行われました。
・玄倉から石棚山への林道および登山道については通行に支障がないことを確認しました。
・板小屋沢沿いの登山道 箒沢公園橋から900m山頂側のところで、木の梯子の足元が崩れ、ワイヤーで宙吊りになっているので注意してください。倒木もありましたが登山には支障ありません。
・西沢沿いの登山道 西丹沢自然教室から権現山への作業道との分岐点まででで落ちていた木の橋を4ヶ所架けなおしたほか、倒木処理を行いました。

登山装備

短時間散策をされる方の中には雨具をお持ちでない方をよく見かけます。山の天気は変わりやすく、いきなり雨が激しく降ることもあります。短いコースでも雨具を持参されることをお勧めします。

注意点

入山前に地図でコースの状況を把握するとともに慎重に現在位置を確認しながら登山してください。また、体調の管理に気を配り、決して無理をなさらないようにお願いします。
・登山届を出していると事故があった時の対応が早くなる場合があります。登山届は事前に3部作成し、1部は家族に、1部は登山口で提出し、1部は登山の際持ち歩くことをお勧めします。
・帰宅時のバスの時間を間違える方がよくいます。季節によってバスの運行時刻はかわりますので事前にしっかり調べましょう。

お知らせ

■クライミングウォールの点検および修理を行いました。通常通り利用できます。
■更衣室が利用できます。これからの季節、雨に濡れた衣服を着替える際は西丹沢自然教室の更衣室をご利用ください。普段は施錠してあり、職員に声をかけてください。1室4ブースの更衣室がありますので、同性でしたら一度に4人使用できます。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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