西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

紫色のコバギボウシが咲き始めました。紫色の花が増えてくると秋が近いなと感じます

テン。夏毛なので顔は真っ黒。 (2012.08.24 西丹沢自然教室 )
テン。夏毛なので顔は真っ黒。 (2012.08.24 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

08/17(金) 晴れのち曇り一時雨。08:00の気温23℃。日の出5:02頃、日没18:28頃。
横浜市中区の天気予報
明日
雨のち晴
20℃
13℃
明後日
晴時々曇
24℃
14℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 16:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨のち晴
22℃
10℃
明後日
25℃
10℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

先日、大野山に行ってきましたが、登山道中では紫色の コバギボウシ コバギボウシ がとても印象的でした。紫色の花が増えてくると秋が近いなと感じるのは私だけでしょうか?
用木沢沿いの登山道では、タマアジサイ、クズ、シロヨメナ、マツカゼソウ、ヌスビトハギ、ミズヒキ、ミヤマタニソバの花が咲いていました。イワタバコはそろそろ終わりです。
他にも、ナツノタムラソウ、ウバユリ、カワラ ナデシコ カワラナデシコ 、コマツナギなども見られます。
昆虫はツマグロヒョウモンやモンキチョウが確認できました。















野鳥の鳴き声が、二種類あることをご存知ですか? さえずりと地鳴きと呼んで区別しています。
さえずりは恋の季節の鳴き声で、一般的に知られている鳴き声はさえずりになります。
夏を迎えた今、さえずりはほとんど聞かれなくなりました。これからのシーズンは地鳴きです。
地鳴きはとても地味で私には区別が難しいですが区別できた時の喜びは何とも言えません。
野鳥はヤマガラ、シジュウカラ、カワラヒワ、カワガラスが確認できました。
花は、クズ、コボタンズル、タマアジサイが咲いていました。

西丹沢自然教室の周辺では7月下旬にはヒグラシが盛んに鳴いていましたが、ちょうど一週間前からミンミンゼミが鳴き始め、現在はミンミンゼミが優勢になっています。
今はミンミンゼミ(写真)とアブラゼミが観察できます。8/8にツクツクボウシが鳴き始めました。今年初鳴きです。

大室山は犬越路からの尾根道は樹木が茂っているので直射日光を浴びることがあまりなく、時折吹く風がとてもさわやかです。
草花では、 シモツケソウ シモツケソウ 、マツノハマンネングサ、ウバユリ、マルバダケブキ、オオバイケイソウが見られました。
昆虫では、アサギマダラ、アキアカネ、エゾハルゼミ、コエゾゼミが観察できました。
野鳥はウグイス、ソウシチョウ、ゴジュウカラ、アオバト、ホトトギスが観察できました。

8/2に用木沢沿いの登山道を歩いていると突然足元にイノシシの子供のウリ坊が。
草むらで寝ていたようなのですが、たてじま模様が保護色となり全く気が付きませんでした。
しばらく観察していると再び草むらに隠れて眠りにつきました。

8/1には用木沢沿いの登山道ではイワタバコが見ごろになっていました。

今日の日の出は04:56、日の入りは18:37です。

登山道の状況

西丹沢自然教室周辺の登山道で、支障のある箇所はとくにありません。台風や集中豪雨で被害を受けた西沢沿いの登山道なども、様々な方のご協力でとても歩きやすくなっています。

神奈川県からの情報によりますと陥没箇所の工事のため歩行者も通行止となっておりました玄倉林道(玄倉~ユーシン)は、歩行者の通行止は解除になったとこのとです。

登山装備

一般的な登山装備が必要です。雨具必携

注意点

・梅雨も明け、西丹沢は熱いです。熱中症対策を考えて、ゆとりのある登山をお願いします。
・短時間散策をされる方は雨具をお持ち下さい。山の天気は変わりやすく、いきなり雨が激しく降ることもあります。短いコースでも雨具を持参されることをお勧めします。
・大雨の影響もあり慎重な登山計画をお願いします。危険だなと思った時点で引き返すことをお勧めしています。
・入山前に地図でコースの状況を把握するとともに慎重に現在位置を確認しながら登山してください。また、体調の管理に気を配り、決して無理をなさらないようにお願いします。
・登山届を出していると事故があった時の対応が早くなる場合があります。登山届は事前に3部作成し、1部は家族に、1部は登山口で提出し、1部は登山の際持ち歩くことをお勧めします。
・帰宅時のバスの時間を間違える方がよくいます。季節によってバスの運行時刻はかわりますので事前にしっかり調べましょう。

お知らせ

先日、車で西丹沢に訪れた方が、登山の最中、車のライトを付けっぱなしにしてしまいバッテリーが上がってしまいました。登山の際はライトの消し忘れにご注意ください。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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