西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

大棚の頭の分岐点から東海自然歩道を菰釣山へ約200m行ったところで道崩れあり通行注意

テン。夏毛なので顔は真っ黒。 (2012.08.24 西丹沢自然教室 )
テン。夏毛なので顔は真っ黒。 (2012.08.24 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

08/26(日) 晴。08:00の気温21℃。日の出は05:08、日の入りは18:17。
横浜市中区の天気予報
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日本気象協会提供 2024年4月24日 12:00発表
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日本気象協会提供 2024年4月24日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

西沢沿いの登山道では、花はクズ、ミズヒキ、タマアジサイ、クロテンコオトギリ、チジミザサが咲いていました。
鳥は、カワガラス、キセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、キジバトが確認できました。

山伏峠~菰釣山~落合橋の登山道では、イワギボウシ、ミゾホオズキ、ノリウツギ、マツノハマンネングサなどが咲いていました。野鳥は、ソウシチョウ、コガラ、ヤマガラ、ウグイス、コゲラ、カケス、アオバト、ヤマドリ(メス)、カワガラスなどが観察されました。
昆虫は、キアゲハ、ノコギリカミキリ、オオセンチコガネ、コエゾゼミなどが観察されました。

犬越路から檜洞丸の間は紫色の花でいっぱいです。紫色の花が増えると秋が近づいているなと感じます。イワギボウシ、ビランジ、ヤマホトトギス、 ソバナ ソバナ が綺麗に咲いていました。山頂付近ではフジアザミやヤマ トリカブト ヤマトリカブト も咲き始めていました。
昆虫はアキアカネの体が赤くなり、アサギマダラやアカタテハが観察されました。
大室山でもヤマ トリカブト ヤマトリカブト が咲き始めていたとのことです。

昨日テンに出会いました。山の斜面を下りてきて登山道に出るとこちらを睨みつけ、登山道を反対方向に歩いていきました。夏毛なので顔は真っ黒でした。

登山道の状況

西沢沿いの登山道で特に支障のあるところはありませんでした。

山伏峠~菰釣山~落合橋では、コース上、通行は可能ですが危険で注意を要するところがありました。大棚の頭の分岐点から東海自然歩道を菰釣山方面へ約200m進んだ部分の登山道の南側斜面が崩れ、既存の登山道の幅が20㎝程度になっている部分があります。注意してご通行して下さい。

西丹沢自然教室~用木沢出合~犬越路~檜洞丸~ツツジ新道~西丹沢自然教室でコース上、特に支障のあるところはありませんでした。西丹沢自然教室からゴーラ沢出合までの倒木は処理され、丸太の橋が傾いていたところも補修され安全に通行することができました。

登山装備

一般的な登山装備が必要です。雨具は必携です。

注意点

・西丹沢は暑いです。熱中症対策を考えて、ゆとりのある登山をお願いします。
・短時間散策をされる方は雨具をお持ち下さい。山の天気は変わりやすく、いきなり雨が激しく降ることもあります。短いコースでも雨具を持参されることをお勧めします。
・入山前に地図でコースの状況を把握するとともに慎重に現在位置を確認しながら登山してください。また、体調の管理に気を配り、決して無理をなさらないようにお願いします。

お知らせ

・登山届を出していると事故があった時の対応が早くなる場合があります。登山届は事前に3部作成し、1部は家族に、1部は登山口で提出し、1部は登山の際持ち歩くことをお勧めします。
・帰宅時のバスの時間を間違える方がよくいます。季節によってバスの運行時刻はかわりますので事前にしっかり調べましょう。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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