硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

晴天続きですばらしい夏山が体験できます。朝晩の低温と天候急変に注意。雨具防寒具は必携。

今年も紅くなりだした「ウラシマツツジ」の紅葉 (2012.09.18 硫黄岳山荘 )
今年も紅くなりだした「ウラシマツツジ」の紅葉 (2012.09.18 硫黄岳山荘 )
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天気・気温

09/11(火) 硫黄岳山荘(標高2650m)05:50の気温12℃、天気は晴れ、微風
根石岳山荘(標高2550m)05:35の気温10℃、天気は晴れ、微風。
夏沢鉱泉(標高2060m)07:10の気温9℃、天気は曇り、風は ほとんどなし。
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
7℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
10℃
明後日
晴のち曇
25℃
11℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

ここ3日ほどの朝の気温は10~13℃ 晴れ。今朝も上空に若干の雲があるものの、晴です。
このところ晴天が続き、毎日すばらしい夏山が体験できます。稜線には、 トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ ウメバチソウ ウメバチソウ が咲いています。( コマクサ コマクサ の花は、まだわずかに残っています。)
今は、稜線(標高2500m以上)で トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ (白)、 ウメバチソウ ウメバチソウ (白)、タカネヒゴタイ(ピンク)、ヒメノコオメグサ(白)、オンタデ(黄)など、咲いています。
亜高山帯(標高200~2500m)では、キバナノ ヤマオダマキ ヤマオダマキ (黄)、ヤマ ホタルブクロ ホタルブクロ (紫)、 アキノキリンソウ アキノキリンソウ (黄)などが咲いています。

登山道の状況

八ヶ岳全域、平常どおり登山できます。通行に支障のある箇所はありません。
夏沢鉱泉の上で、登山道の補修作業を硫黄岳山荘グループを含め 最寄りの山小屋で行っておりますが、通行には支障ありません。ご安心ください。

登山装備

9月中旬ですが、山の上の早朝は、気温5~10℃くらいになります。フリースや、薄手のダウンをお持ちになってください。
サングラス、日焼け止めのご使用もおすすめいたします。

注意点

9月に入りましたが 夏山なので、夕方近くにはガス(霧)が発生しやすいです。
気温の高くなった日は、雷雨などに気をつけましょう(天気予報をご参考に)。
比較的まだ、日は長いですが 宿には早めに到着するように心がけましょう。

桜平方面について
・分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)から桜平まで、約4km未舗装の道になります。
・道が狭く「すれ違い」がたいへんですので、マイクロバスなどの大型車の進入は、ご遠慮ください。
・桜平ゲート前は、緊急車両・タクシー等の方向転換(Uターン)場所ですので、駐車しないようにお願いいたします。

お知らせ

硫黄岳山荘、根石岳山荘の営業は11/3(土)まで。夏沢鉱泉は通年営業です。
硫黄岳山荘は水洗トイレ稼働中(標高2650mのウォシュレット)、根石岳山荘はお風呂に入れます(標高2550mのお風呂!雨水ではなく湧水を利用。ご宿泊の方のみ)

車は、美濃戸、桜平とも 平常どおり進入でき、駐車可能です。
・美濃戸方面の問合せ先 赤岳山荘(美濃戸)0266-74-2272 八ヶ岳山荘(美濃戸口)0266-74-2728

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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