西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

秋の花が麓で見られるようになりました。桜の葉が紅葉し始め。10/14は談話室と展示室は使えません。

ニホンジカのメス 恋の季節です。 (2012.11.01 西丹沢自然教室 )
ニホンジカのメス 恋の季節です。 (2012.11.01 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

10/11(木) 天候は曇り、08:00の気温16℃。今日の日の出は05:44、日の入りは17:11。
横浜市中区の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
14℃
明後日
晴のち曇
25℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月18日 10:00発表
甲府市の天気予報
明日
26℃
10℃
明後日
晴のち曇
28℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月18日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

秋の草花が麓でも見られるようになりました
用木沢沿いの登山道では、イワシャジンや アキノキリンソウ アキノキリンソウ の花を見かけるようになりました。ほかには ダイモンジソウ ダイモンジソウ 、ホトトギス、シロヨメナ、シラヒゲソウ、ホソエ ノアザミ ノアザミ が咲いています。
イワシャジンは西丹沢自然教室の周辺でも見かけるようになりました。
西沢沿いの登山道では、 アキノキリンソウ アキノキリンソウ 、シロヨメナ、ツルニンジン、ホトトギスが咲いていました。鳥はトビ、キセキレイ、カワガラスを確認しました。
周辺では桜の葉が紅葉し始めています。まだ淡いオレンジ色ですが、まだ紅葉していない葉とのグラデーションがなんとも言えません。

登山道でニホンリスと出合ました。冬が近づき木の実を蓄えるのに忙しいからでしょうか。今まで1日に2回ニホンリスに出会うことは何度かありましたが、その日は5回も会って驚きました。耳を澄ますとニホンリスが落ち葉を蹴散らす音が聞こえてきます。
畦ヶ丸方面で今、咲いている花は、イワシャジン、ヤマ トリカブト ヤマトリカブト だけでなくリンドウも見つけました。
実っているのは、ミツバアケビ、マユミ、オオツリバナ、アブラチャンを見つけました。
鳥は、おなじみのカワガラス、キセキレイ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、カケス、アカゲラ、アオゲラだけでなく冬が近づいたせいかアカハラも確認しました。ツバメも上空を飛んでいました。渡りの途中でしょうか。

登山道の状況

用木沢沿いの登山道は、3本ある木の橋もすべて架かっており、特に支障のあるところはありませんでした。沢の水量もかなり少なくなりました。

西沢沿いの登山道は、先日の台風の影響で倒木だけでなく多数の枝が落ちており道がわかりづらくなっています。また落ち葉のために滑りやすくなっていますので特に下山の際はご注意ください。

西丹沢自然教室~用木沢出合~白石峠~モロクボ沢ノ頭~畦ヶ丸~下棚の滝~西丹沢自然教室のルート上では。沢の水は台風通過直後よりかなり少なくなりましたが、まだ沢の水量は通常より多いです。
●檜洞丸方面ツツジ新道のゴーラ沢出合では沢がまだ少し増水しています。登山者の方に場合によっては靴を脱いで渡ってください。
●犬越路方面用木沢沿いの登山道では3本架かっている木の橋のうち一番山麓側の1本が流されています。登山者の方に場合によっては靴を脱いで渡ってください。飛び石でぎりぎり飛べるかもしれません。
●加入道山方面白石沢沿いの登山道は白石峠の直下で倒木が登山道を完全にふさいでいるところがあります。山麓側から見て右側に迂回路ができつつありますが急斜面でぬかるんでいるので、登りでの利用をお勧めしています。
山麓側から5本目の木の橋の通過が沢の水量が多いと少し怖いです。木の橋のところを渡るのではなく少し上流側を渡ることをお勧めします。
●畦ヶ丸方面西沢沿いの登山道は木の橋はすべて架かっています。本棚の滝への分岐点より少し畦ヶ丸側の登山道で倒木がありルートがわかりづらいところがあります。
●畦ヶ丸方面大滝沢沿いの登山道の木の橋はすべて架かっています。
●畦ヶ丸~白石峠の間は倒木によってルートがわかりづらいところもあります。

西丹沢自然教室周辺の木の橋はすべて架かっています。倒木が登山道をふさいだり、折れた枝が散乱し、ルートがわかりづらくなっているところがありますので慎重にルートを探しながら登山してください。

登山装備

一般的な登山装備が必要です。雨具必携。

注意点

入山前に地図でコースの状況を把握するとともに慎重に現在位置を確認しながら登山してください。また、体調の管理に気を配り、決して無理をなさらないようにお願いします。
短時間散策をされる方は雨具をお持ち下さい。山の天気は変わりやすく、いきなり雨が激しく降ることもあります。短いコースでも雨具を持参されることをお勧めします。

お知らせ

登山届を出していると事故があった時の対応が早くなる場合があります。登山届は事前に3部作成し、1部は家族に、1部は登山口で提出し、1部は登山の際持ち歩くことをお勧めします。帰宅時のバスの時間を間違える方がよくいます。季節によってバスの運行時刻はかわりますので事前にしっかり調べましょう。

10/14(日)は安全登山教室開催のため一般の方の談話室及び展示室の使用はできません。ご理解とご協力をお願いします。

「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。どうぞお気軽にお電話でお問い合わせください。

西丹沢における過去の10月の自然情報については、こちらをご参照下さい。http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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