15時下山の計画で!16時には薄暗くなります。紅葉は山頂から下ってきています。
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
秋が深まり、寒くてダウンジャケットを着ている方が目立ってきました。
日の出が遅くなり、日の入りが早くなりました。西丹沢自然教室の通勤時も出勤する時は薄暗く、帰宅する時は真夜中のようになりました。そのためか通勤時に車道で哺乳類の動物たちに出会う機会が増えてきました。今週は10/30はテン1頭とニホンジカ4頭。11/1はタヌキ1頭。11/4今朝はニホンリスに出会いました。
車道でもいろんな動物たちとの出会いがあります。安全運転をお願いします。夜に車道にいる動物は、スピードを出していると見つけるのは難しいです。
ニホンジカは通常、オスはオスだけで、メスはメスと子供たちだけで暮らしていますが、今の時期は恋の季節。カップルのニホンジカを見かけることがあります。
1ヶ月ほど前に稜線で見つけたリンドウが、
ダイモンジソウ
ダイモンジソウ
やイワシャジンに続いて用木沢出合周辺でも見られるようになりました。春のお花たちは山麓から咲き始めますが、秋のお花たちは山頂から咲き始め、ゆっくりと時間をかけて山麓におりてきます。秋のお花のシーズンもあとわずかです。
白石沢沿いの登山道であと見られたお花はヤクシソウ、
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
、シロヨメナ、ノコンギクです。
西丹沢自然教室周辺ではジョウビタキによく出会うようになりました。
ゴーラ沢で今咲いているお花は、シロヨメナ、リュウノウギク、イワシャジン、ヤクシソウ、
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
、キッコウハグマが咲いていました。
鳥は、ミソサザイ、ヒヨドリ、ジョウビタキを確認しました。
西丹沢自然教室からゴーラ沢出合の間の紅葉の見頃はもう少し先のようです。
檜洞丸方面 ヤタ尾根ではブナ林がはじまる標高1200mから紅葉が始まり、標高1400m付近で見ごろとなり檜洞丸山頂付近では一部の木がすでに落葉していました。檜洞丸山頂付近で見られる花はリュウノウギクとリンドウでリンドウは終わりかけていました。ツルウメモドキやカマツカの実を見ることができました。
鳥はアトリ、マヒワ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、アカゲラ、コゲラを確認しました。
西沢沿いの登山道の本棚の滝と西丹沢自然教室の中間にある「小さな滝」があります。小さな滝ですが絵になる滝です。「小さな滝」付近の紅葉の見ごろはもう少し先のようです。
登山道の状況
登山道は、寒くなり夜露のため朝早くは登山道がぬれています。特に木の橋が滑りやすくなっています。木の橋や石はもちろんですが、この時期落ち葉がくせ者です。ご注意ください。
主な登山道に支障ありません。
西沢沿い、白石沢沿い、ゴーラ沢出合までの各登山道に特に支障はありません。
檜洞丸方面の情報です。檜洞丸から犬越路方面に下ってすぐの階段が崩れているところの工事は完了しており、とても歩きやすくなっていました。
檜洞丸山頂から蛭ヶ岳方面の登山道は現在工事が行われていますが通行は可能です。
神奈川県の職員さんによって西丹沢自然教室からゴーラ沢出合方面への登山道において、峠の手前のところの倒木が処理されました。
登山装備
一般的な登山装備が必要です。雨具必携。寒くなりダウンジャケットを着ている方が目立ってきています防寒具も用意下さい。ライトも必要です。
注意点
日帰り登山でもビバーク対策があると安心です。
15時下山をお勧めしています。16時はもう薄暗いです。17時は真っ暗です。秋冬は短めのコース設定がおすすめです。西丹沢自然教室周辺は街灯はありません。帰りにバスをご利用の方はバス時間をよく確認しておきましょう。
お知らせ
登山届を出していると事故があった時の対応が早くなる場合があります。登山届は事前に3部作成し、1部は家族に、1部は登山口で提出し、1部は登山の際持ち歩くことをお勧めします。帰宅時のバスの時間を間違える方がよくいます。季節によってバスの運行時刻はかわりますので事前にしっかり調べましょう。
「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。どうぞお気軽にお電話でお問い合わせください。
丹沢湖ビジターセンターのホームページがリニューアルされました。こちらもどうぞ。http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/
西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子
西丹沢ビジターセンター
- 電話番号:
- 0465-78-3940
- 連絡先住所:
- 〒258-0201 足柄上郡山北町中川867