西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

滑る落ち葉や木橋、霜柱が融けたぬかるみ、日陰の凍結と足元に注意が必要。軽アイゼンの携行を。

山頂部が白くなった大室山 雪でしょうか?霧氷でしょうか? (2012.11.30 西丹沢自然教室 )
山頂部が白くなった大室山 雪でしょうか?霧氷でしょうか? (2012.11.30 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

11/30(金) 曇り。08:00の気温+4℃。今日の日の出は06:31、日の入りは16:28。
横浜市中区の天気予報
明日
雨のち曇
22℃
17℃
明後日
27℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇一時雨
24℃
16℃
明後日
晴時々曇
32℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

11/15初雪。11/24に檜洞丸周辺で1cmの積雪がありました。11/25には西丹沢自然教室前でも初霜が降りました。高所では霜柱も出来ています。日中日向で融けた氷が夜間に日陰で凍ることがあります。
11/29の朝は+2℃と寒かったのですが、山頂付近では暖かな日差しがさし、のんびりと昼食をとることができました。でも、日陰に入り風が吹くと寒さがこたえる季節になりました。
山麓では昨夜雨が降りました。今朝大室山を眺めてみると山頂部が白くなっていました。雪が降ったのか霧氷なのかは遠くから見た感じではわかりませんが気温が低かったことが想像できます。

西丹沢自然教室からツツジ新道~檜洞丸のコースでは、ゴーラ沢出合まで紅葉と落葉のバランスが絶妙で明るく輝いた紅葉を楽しむことができました。展望園地からの富士山はふかふかの雪がたくさん積もったようで、登山道は雪に隠され見えなくなっていました。
春への準備も着々と進んでおり、トウゴク ミツバツツジ ミツバツツジ の冬芽もちょっとづつ大きく膨らんできています。コガラなどの小鳥たちも群れになって楽しそうに飛び回っていました。広葉樹が落葉し、見通しが良く、子育てが終わり警戒心も薄れているのでバードウオッチングには良い季節です。

登山道の状況

主な登山道に支障ありません。
落ち葉や木でできた橋が大変滑りやすくなっていますので転倒しないようご注意ください。高所では霜柱ができたり融けたりを繰り返しぬかるんでいるところもあります、日陰では凍結しているところもあり充分に足元に注意しましょう。

登山装備

一般的な登山装備が必要です。
汚れ防止のため早めのスパッツもお勧めです。凍結もあるので念のため軽アイゼンやチェーンなどの滑り止めを携行することをおすすめします。衣類の防寒はもちろんですが、手袋や帽子などの寒さ対策もお忘れなく。ライトも必携です。
自家用車でお越しの方は、車の滑り止めもよろしくお願いします。

注意点

15時までの下山をおすすめしています。16時はもう薄暗く、17時は真っ暗です。秋冬は短めのコース設定がおすすめです。

■12月からバスの本数が減ります
西丹沢自然教室と新松田駅を結ぶバスの本数が減りますのでご注意ください。
運行期間もお間違えなく!! 詳しくはこちら http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html

登山届を出していると事故があった時の対応が早くなる場合があります。登山届は事前に3部作成し、1部は家族に、1部は登山口で提出し、1部は登山の際持ち歩くことをお勧めします。
帰宅時のバスの時間を間違えないようにしましょう。季節によってバスの運行時刻はかわりますので事前にしっかり調べましょう。

お知らせ

「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。どうぞお気軽にお電話でお問い合わせください。
■閉館時間が16:00となります。
12/1(土)から来春3/31までの間、西丹沢自然教室の閉館時間が30分早くなり16時00分になります。開館時間は8時30分のまま変更はありません。よろしくお願いします。

■丹沢湖ビジターセンターからお知らせです。
自然教室開催「野鳥観察はじめの一歩」 詳しくは丹沢湖ビジターセンターにお問い合わせください。
丹沢湖ビジターセンターのホームページはこちら http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/index.html

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

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