西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

今朝の気温0℃、檜洞丸山頂-7℃。檜洞丸は標高1450mくらいから積雪2cm程度。要アイゼンです。

西丹沢自然教室の周りで観察されたアカゲラ (2012.12.28 西丹沢自然教室 )
西丹沢自然教室の周りで観察されたアカゲラ (2012.12.28 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

12/07(金) 晴れ、08:00の気温0℃。檜洞丸山頂付近の朝の気温は-7℃。今日の日の出は06:37、日の入りは16:28。
横浜市中区の天気予報
明日
曇のち晴
25℃
15℃
明後日
晴のち曇
26℃
17℃
日本気象協会提供 2024年4月23日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
31℃
14℃
明後日
晴のち曇
30℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月23日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今朝はこの冬3度目の0℃を観測しました。氷点下になる日も近そうです。また、今朝は「傘富士」ではなく「傘大室」を見ることができました。朝って自然に動きがあっておもしろいなと改めて感じました。
山麓でも車道のちょっとした水たまりが凍るようになってきました。夜間早朝に雨が降った時などスリップの危険がありますので十分にご注意ください。
用木沢沿いの登山道は落葉樹の葉がすっかり落ち、見通しが良くなっていました。そのためか、フサザクラの冬芽が目立っていました。また、まだ黄色い葉が残っていましたがダンコウバイの冬芽も大きく膨らんでいました。

登山道の状況

主な登山道に支障ありません。用木沢沿いの登山道も特に支障のあるところはありません。
登山者の方と青ヶ岳山荘の皆さんからの情報です。
檜洞丸山頂付近は標高1450m程度から2cm程度の積雪があり、気温が低いため日中でも融けずに残っているとのことです。木道や木の階段を下るとき滑りやすく怖いとのことです。
また、檜洞丸~犬越路の間の登山道は岩場で凍っているところがあり滑りやすく怖かったとのことです。12/6にも登山者情報ですが、檜洞丸、大室山ともに積雪3~4cmとのことでした。

登山装備

一般的な登山装備が必要です。軽アイゼンも用意しておきましょう。
高所では霜柱ができたり融けたりを繰り返しています。ぬかるんでいるところもありますので転倒防止に努めましょう。汚れ防止のため早めのスパッツもお勧めです。凍結もあるので念のため軽アイゼンやチェーンなどの滑り止めを携行することをおすすめします。衣類の防寒はもちろんですが、手袋や帽子などの寒さ対策もお忘れなく。ライトも必携です。
自家用車でお越しの方は、車の滑り止めもよろしくお願いします。

注意点

凍結や積雪のあるルートではコースタイム以上に時間がかかることが予想されます。アイゼンなどの滑り止めを持参するとともにゆとりのある計画をお願いします。
12月は日没が一番早い月です。15時までの下山をおすすめしています。16時はもう薄暗いです。17時は真っ暗です。秋冬は短めのコース設定がおすすめです。
12月からバスの運行本数が減っています。ご確認願います。運行期間もお間違えなく!! 詳しくはこちら http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html

登山届を出していると事故があった時の対応が早くなる場合があります。登山届は事前に3部作成し、1部は家族に、1部は登山口で提出し、1部は登山の際持ち歩くことをお勧めします。
帰宅時のバスの時間を間違えないようにしましょう。季節によってバスの運行時刻はかわりますので事前にしっかり調べましょう。

お知らせ

「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。どうぞお気軽にお電話でお問い合わせください。
■閉館時間が16:00となります。
12/1(土)から来春3/31までの間、西丹沢自然教室の閉館時間が30分早くなり16時00分になります。開館時間は8時30分のまま変更はありません。よろしくお願いします。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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