西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

登山道には凍結やぬかるみがあり軽アイゼン、スパッツ必要。雪が少し積もっているところもあります。

空撮 大山 (2013.01.31 西丹沢自然教室 )
空撮 大山 (2013.01.31 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

01/08(火) 天候は、曇りから夕方本降りの雨。17:00前から雪になりつつあります。08:00の気温-1℃。今日の日の出は06:50、日の入りは16:36。
横浜市中区の天気予報
明日
晴のち曇
26℃
16℃
明後日
曇一時雨
21℃
17℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 16:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
30℃
13℃
明後日
雨のち曇
24℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

西丹沢自然教室周辺でも霜が降りることが珍しくなくなってきました。
この寒さで、登山者の皆さんの服装にも変化が見られます。ほとんどの方が毛糸の帽子をかぶり、手袋もスキーやスノボで使うような厚手のものが目立つようになりました。2枚重ねる方も見かけます。

1/7に鍋割山に登ってきました(コースは寄~栗ノ木洞~鍋割山でした)。富士山方向は曇っていましたが、海や表丹沢方面は遠くまで見ることができました。江ノ島、相模湾に浮かぶ船、表尾根の山小屋と大山山頂などが見えました。
ちなみに、鍋割山山頂12時の気温はちょうど0度でしたが、風はあまりありませんでした。
途中、野鳥も多くみられ群れでいる種が多かったです。今回見ることができた種類は、アオジ、ルリビタキ、カケス、ウソ(群)、ヒヨドリ、ツグミ(群)(写真5)、カシラダカ(群)、ホオジロ(群)、コガラ、ヒガラ(群)、エナガ(群)、コガラ(群)、キクイタダキ、ジョウビタキ、トビです。
西丹沢自然教室からゴーラ沢出合までの間はバードウオッチングに良い季節になりました。落葉し見通しが良く、小鳥たちもグループでまとまっていることが多いので見つけやすいです。
ウソやルリビタキ、カヤクグリ、ホオジロ、シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、ジョウビタキ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、カケス、トビなどが観察されています。

登山道の状況

主な登山道に支障のありませんが、凍結やぬかるみがあります。
●鍋割山方面
1/7現在、鍋割山山頂には積雪はありませんが多少ぬかるんでいる所があるので早めにスパッツを付けることをお勧めします。

●檜洞丸方面
・1/6現在、檜洞丸山頂付近の積雪は5~10mm程度です。登山者の情報では檜洞丸の山頂付近では積雪はないものの、登山道が氷結しているところがあり滑りやすいとのことですのでご注意願います。
・ツツジ新道の標高1450メートルくらいのベンチのあるところから上は地面や木道が凍っていて滑りやすいところがあります。
・沢沿いの登山道では、一部で凍っているところがあります。滑って転ばないように気を付けてください。

●ゴーラ沢方面
1/4現在 ゴーラ沢出合までに雪はありませんが沢沿いの登山道では路面が凍っているところがありましたので転倒しないように気を付けてください。

登山装備

・一般的な登山装備が必要です。滑り止め対策、寒さ対策が必要です。凍結もあるので軽アイゼンも必要です。
・高所では霜柱ができたり融けたりを繰り返しています。ぬかるんでいるところもありますので転倒防止に努めましょう。汚れ防止のため早めのスパッツもお勧めです。
・衣類の防寒はもちろんですが、手袋や帽子などの寒さ対策もお忘れなく。ライトも必携です。毛糸の帽子や厚手の手袋の季節です。
・自家用車でお越しの方は、車の滑り止めも万全に。

注意点

ユーシンの公衆トイレは、凍結防止のため来春まで使用することができません。
マイカーの方は雪の予報が出ている時には車の運転の際はご注意ください。

お知らせ

●「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。どうぞお気軽にお電話でお問い合わせください。
●閉館時間が16:00となります。
来春3/31までの間、西丹沢自然教室の閉館時間が30分早くなり16時00分になります。開館時間は8時30分のまま変更はありません。よろしくお願いします。
1月から3月の間は第2木曜日も休館いたします。

●秦野ビジターセンターからお知らせです。
・自然教室「考えよう!自然にやさしい山歩」。2/24 (申し込み締め切り)2/15
・企画展「丹沢 みどころ紹介」。1/5~3/31
詳しくは秦野ビジターセンターにお問い合わせください。http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/

●丹沢湖ビジターセンターからお知らせ
企画展『丹沢の花を見つめたら』1/5~3/31 詳しくは丹沢湖ビジターセンターにお問い合わせください。丹沢湖ビジターセンターのホームページはこちら http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/index.html

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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