西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

気温が高くややハードな山行ですがルートによっては、そろそろ秋の気配を感じます。熱中症と夕立に注意。

ツリフネソウ 用木沢(2013.08.26 西丹沢自然教室 )
ツリフネソウ 用木沢(2013.08.26 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

08/23(金) 天気は曇り。08:00の気温は26℃。
横浜市中区の天気予報
明日
曇のち雨
22℃
16℃
明後日
雨時々曇
18℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇のち雨
22℃
15℃
明後日
曇一時雨
20℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

8/23 用木沢沿いの登山道を歩いてきました。
シラヒゲソウの開花を期待していたのですが、蕾は増えていましたが開花はまだでした。
ヌスビトハギは見頃になっていました。あらためて花に近づいて見てみると遠くから全体を眺めるのとまた違った魅力を感じますね。
おなじみのカワガラスのほかに、オオルリの雌やヒガラなど野鳥をたくさん観察しました。
沢の水量は真冬のように少なかったです。

8/22 檜洞丸に登ってきましたので報告します。
コースは日陰沢橋~犬越路~檜洞丸~ヤタ尾根~日陰沢橋です。気温が高くたっぷり汗をかきましたがこの時期おすすめの尾根歩きです。
バライチゴの実をはじめ、いろいろな実が目立つ季節になってきました。
イワガラミのガクが半分茶色になり、紅白の様でカラフルに感じました。 シモツケソウ シモツケソウ はもうピークは過ぎましたがとても絵になるお花です。
急斜面の岩場に咲くのタカネビランジの姿はまるで高山植物のようでした。
昆虫は、黄色いマルバダケブキの花にはたくさんの昆虫が集まっていました。セミのシーズンから赤トンボとチョウのシーズンへ移り変わっています。
ブナの大木の上を見上げると?ちょっと得することがあります。樹肌にイワギボウシが咲いていました。普通花が咲いていなさそうなところに花を見つけるとちょっと得した気持ちになります。
そのほかフジアザミ、ヤマ トリカブト ヤマトリカブト など紫色の花が増え、秋の気配を感じます。
シロヨメナのお花畑のピークはこれからです。まだまだ蕾がいっぱいありました。
檜洞丸山頂13:00の気温は29℃でした。

動物って一度出会うと続けて出会うような気がしませんか。先日久しぶりにニホンザルの群れに出会ったら3日続けて出会いました。

登山道の状況

主な登山道に支障の報告はありません。
8/23現在、用木沢沿いの登山道に支障ありません。
8/22現在 日陰沢橋~犬越路~檜洞丸~ヤタ尾根~日陰沢橋の登山道に支障ありません。日陰沢橋からヤタ尾根の基部の間で路面工事が行われていますが歩行者は通行できました。犬越路避難小屋に設置されているトイレの水は流すことができました。

登山装備

ハイキング装備、ルートによっては登山装備が必要です。
熱中症対策の飲料水、塩分補給のための食品、夕立など天候急変に対応できる雨具などの装備、地図、ライトなど。

注意点

この時期丹沢は気温が高いのでちょっとハードな山行になります。水分と塩分をたっぷりとってください。体調管理をしっかりし、ちょっといつもより体調が悪いなと思ったら途中で引き返すことも必要かと思います。夕立や雷も多い時期ですので早朝から登り始め早めに下山することをおすすめします。

●黍殻避難小屋 
9月下旬~26年3月末は、建替えにより使用できません。
詳しくはこちら 神奈川県自然環境保全センター http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p687243.html

お知らせ

「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。

●イベント
・花とみどりのフォトコンテスト カメラ部門、スマホ部門とも応募〆切は9/6必着 詳しくはこちら http://www.kanagawa-park.or.jp/photocontest/contest/top.html
・秦野ビジターセンターのイベント 詳しくはこちらhttp://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/event.html

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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