西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

秋の気配です。日没が早く午後4時までの下山+街中の服装プラス1枚の上着がおすすめです。

「幻の滝」 台風18号が通過した時、西丹沢自然教室の裏に、豪雨の影響で現れました。(2013.09.30 西丹沢自然教室 )
「幻の滝」 台風18号が通過した時、西丹沢自然教室の裏に、豪雨の影響で現れました。(2013.09.30 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

09/13(金) 08:00の天候は晴れ、気温20℃。
横浜市中区の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
14℃
明後日
晴のち曇
24℃
14℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 16:00発表
甲府市の天気予報
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晴のち曇
25℃
12℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

9/13 今朝は白石沢沿いの登山道を歩いてきました。
秋の気配いろいろです。今年初めてナガバノコウヤボウキを見つけました。クサボタンは花が増えてきました。ミツバアケビが実っています。表面の色が緑から紫色に変わると実が割れてきます。朝の白石沢は、最近日が短くなりちょっと暗く感じました。

9/11は、キセキレイの水浴びを観察しました。西丹沢自然教室周辺ではよく見かける鳥の一つです。河内川でも観察できますが、畦ヶ丸に向かう登山道を歩き、一つ目の堰堤を超えた広い河原がおすすめの場所です。今年は数も多く、一度に5、6羽見ることもあります。ただ、寒い時期になると山を下りてしまうので今の時期がおすすめです。昨年度の記録ですと11月から2月は西丹沢自然教室周辺で目撃していません。

9/10 用木沢沿いの登山道を歩いてきました。シラヒゲソウは見頃になりました。登山道からはほんの少し離れますがかなりの数が咲いています。 ツリフネソウ ツリフネソウ は花より実が増えてきました。テンニンソウの蕾やヌスビトハギの実も見かけました。沢の水は相変わらず少ないです。

9/8 西沢沿いの登山道のツルニンジンはまだ蕾でした。もう来春への準備が始まっています。ミツマタの冬芽が出始めました。紅葉もちょっとづつ始まっています。

登山者情報ですが、9/7檜洞丸から犬越路の間ではシロヨメナ、ヤマ トリカブト ヤマトリカブト は見頃。ほかにイワシャジン、ハンカイシオガマ、ツルニンジン、タンザワヒゴダイなどが咲いていたとのことです。

登山者情報ですが、9/6頃 大石山の同角山稜側にある鎖場付近でビランジが群生しており、見頃だったとのことです。

西丹沢自然教室周辺のローカルな野鳥情報はこちら http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/bird.html

登山道の状況

主な登山道に支障の報告はありません。
・用木沢沿いの登山道の危険箇所
用木沢出合から犬越路に向かい20分ほど歩いたところです。岩場をトラバースするところです。落石により踏み板が破損しています。登りの際はわかりやすいですが、下りの際は段差があり、わかりづらく、大きく踏み込むところなので危険です。ご注意願います。

登山装備

ハイキング装備、ルートによっては登山装備が必要です。
熱中症対策の飲料水、塩分補給のための食品、夕立など天候急変に対応できる雨具などの装備、地図、ライトなど。
ちょっと肌寒いと思うときもあります。街中の服装プラス1枚の上着がおすすめです。

注意点

最近日が短くなったなと感じます。特に日没が早くなりました。午後5時ではもう薄暗いです。午後4時までの下山をおすすめします。

●9月1日からバスの本数が減っています。 詳しくはこちら
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html
時刻表を読む際、運行期間を間違える方がいらっしゃいます。運行期間をしっかりとご確認の上、登山を計画してください。

●黍殻避難小屋 
9月下旬~26年3月末は、建替えにより使用できません。
詳しくはこちら 神奈川県自然環境保全センター http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p687243.html

お知らせ

「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。

●第7回安全登山教室開催のお知らせ
10月6日日曜日開催、申込締切は9月24日火曜日です。
詳しくはこちら http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/anzen.html

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

神奈川県 / 丹沢山塊

丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

畦ヶ丸山 標高 1,292m

 西丹沢で桧洞丸(ひのきほらまる)と並ぶ秘峰であったが、現在は三方面からの登山道がある。県境尾根からわずかに南側なので、山北町に属する。  畦ガ丸は山頂付近によく見かける馬酔木(あせび)からこの名がついたとも、畦とは塚の意味があり、遠くから丸く塚のように見えるのでこの名がついたという説もある。  この山の初登頂は大正13年(1924)だが、当時は全く道はなく、1955年の神奈川国体でもコースから外れ、わずかな踏み跡程度だった。その後、地元の人たちの努力で登山道の整備が行われた。頂上のケルンは箒沢山荘に集う人たちが、白石峠からのコースを改修した記念。山頂近くに立派な避難小屋がある。  小田急線新松田駅より西丹沢行バス大滝橋下車、東海自然歩道経由4時間、同じく西丹沢下車、西沢、善六のタワ経由で3時間、同じく白石峠、モロクボ沢ノ頭経由4時間30分。

神奈川県 / 丹沢山塊

鍋割山 標高 1,272m

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