西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

急激に気温低下しています。霜や凍結あり足元に注意。11/24丹沢湖マラソンは例年大混雑。

西丹沢自然教室周辺の様子(2013.12.01 西丹沢自然教室 )
西丹沢自然教室周辺の様子(2013.12.01 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

11/22(金) 10:00の天候は曇りです。08:00の気温は+8℃。
横浜市中区の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
14℃
明後日
晴のち曇
24℃
14℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
10℃
明後日
晴のち曇
25℃
11℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

11月中旬から急激に冷えてきました。
焼津の紅葉が見ごろになっています。焼津は丹沢湖と中川温泉の間に位置します。

11/21は快晴でした。朝8時の気温は2度。昨日は0度でした。霜が降りるのも珍しくなくなってきました。西丹沢自然教室の標高は540メートルです。高所ではもっと寒く、霜だけでなく霜柱や凍結もあり滑りやすくなっています。防寒対策と転倒防止に注意してください。

・そろそろ霧氷のシーズンです。
西丹沢で霧氷が見られるのは11月から3月。よく見られるのは12月から2月です。街中で夜中曇っているか小雨が降って朝から快晴になる日に観察されることが多いです。寒くならないとできないけどすごい寒い日には意外とできないようです。
 一度できても一日でほとんど融けてしまいます。見るチャンスが少ない理由の一つです。標高も関係しており、標高1400メートル以上が良いように感じます。西丹沢自然教室周辺では畔ヶ丸よりも大室山や檜洞丸が良いようです。

・丹沢湖マラソン
平成25年11月24日日曜日に第35回丹沢湖マラソンが開催されます。丹沢湖周辺の紅葉が見ごろということもあり毎年丹沢湖マラソンが開催される日は道路が大変渋滞します。ご注意願います。
丹沢湖マラソンの公式ホームページはこちらです。
http://www.tanzawakomarathon.org/index.shtml

・動物たちの交通事故(ロードキル)が増えています。
日が短くなり通勤や登山などで車の通行が激しい時間帯も暗くなっています。通勤の際、動物に出会う機会も増えてきました。そのため動物たちの交通事故(ロードキル)も増えています。これまでサル、シカ、リス、タヌキ、アナグマ、ハクビシン、テンなどの野生動物に出会ったことがあります。交通事故を目撃したのはタヌキ、アナグマ、ハクビシン、テンそしてネコです。今の時期は1日に複数の死体を目撃することがあります。
車道は動物たちも利用しています。安全運転をお願いします。

登山道の状況

主な登山道に支障の報告はありません。

落ち葉が積もった登山道は道迷いしやすくなっています。
霜だけでなく霜柱や凍結もあり滑りやすくなっています。転倒防止に注意してください。
大雨・長雨にご注意願います!沢沿いの登山道には危険がいっぱいです! 雨の日や雨の降った翌日は同じルートの往復を
おすすめしています。

登山装備

●秋山登山に持ちたい装備【日帰り山行編】
・懐中電灯 秋は日没が早く午後3時には薄暗くなります。ヘッドランプだけでは歩きづらいので予備も兼ねて懐中電灯の持参をおすすめします。
・ツエルト  万が一ビバークした時の防寒対策で持参します。
・ダウンジャケット 天候が崩れたときなどの為に登山前に着ているもの以外に予備で持ちます。
・チェーンアイゼン 急に雪が降った時、高所で積雪があった時、霜柱が融けて滑りやすいときなどに使います。
・ダブルストック 落ち葉が積もった登山道は大変滑りやすいので転倒防止のために用います。
・GPS 落ち葉が積もった登山道は道迷いしやすいので自分の位置を常に確認するために用います。万が一警察消防に救助を要請する際も現在位置の緯度経度を伝えることができるので大変効果的です。
・携帯電話 万が一警察消防に救助を要請する際に助けとなります。常日頃からどこなら電波が入るかを確認することをおすすめします。また、携帯電話は通報するだけに用いるのではなく救助が終わるまで連絡に用いるので電池が長持ちの機種を用いるか予備電池を常備することをおすすめします。

注意点

・11月は日没が早いです!午後3時までの下山がおすすめです。
・地図なし登山は事故のもと!新しい地図がおすすめです。

・12月1日からバスの運行本数が減ります ※運行日に注意!
詳しくはこちら http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html

・「黍殻避難小屋」解体工事期間決定のお知らせ
平成25年9月9日(月曜日)から26年3月末(予定)です。工事期間中はご利用できなくなります。
詳しくはこちら http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p694932.html

お知らせ

「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。

●飲料水は持参下さい。
西丹沢自然教室では飲料水の提供ができません。登山に必要な飲料水はご家庭から持ってきてください。なお、トイレに使用している水は煮沸しても飲むことはできません。

●イベント
「丹沢登山ふしぎ百景」 9/7~12/15
詳しくは秦野ビジターセンターまで http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

神奈川県 / 丹沢山塊

丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

畦ヶ丸山 標高 1,292m

 西丹沢で桧洞丸(ひのきほらまる)と並ぶ秘峰であったが、現在は三方面からの登山道がある。県境尾根からわずかに南側なので、山北町に属する。  畦ガ丸は山頂付近によく見かける馬酔木(あせび)からこの名がついたとも、畦とは塚の意味があり、遠くから丸く塚のように見えるのでこの名がついたという説もある。  この山の初登頂は大正13年(1924)だが、当時は全く道はなく、1955年の神奈川国体でもコースから外れ、わずかな踏み跡程度だった。その後、地元の人たちの努力で登山道の整備が行われた。頂上のケルンは箒沢山荘に集う人たちが、白石峠からのコースを改修した記念。山頂近くに立派な避難小屋がある。  小田急線新松田駅より西丹沢行バス大滝橋下車、東海自然歩道経由4時間、同じく西丹沢下車、西沢、善六のタワ経由で3時間、同じく白石峠、モロクボ沢ノ頭経由4時間30分。

神奈川県 / 丹沢山塊

鍋割山 標高 1,272m

 塔ノ岳直下の金冷しから西に延びる鍋割山稜の肩のようなピーク。秦野市、松田町、山北町の境にある。  鍋割山の名は、この山の北側にある玄倉(くろくら)川の支流、鍋割沢からつけられたようだ。鍋割とは、岩の多い所をナベといい、歩きにくい悪い沢という意味から鍋割という名がつけられたと考えられている。  この山は南麓の寄(やどりぎ)集落の人たちからは三ノ萱と呼ばれて、昔からカヤ刈り場として利用され、ふもとから一ノ萱、二ノ萱があり、頂上が三ノ萱というわけ。この山が多くの人から人気を得ているのは、山頂から富士山方面のすばらしい展望と、登山者を温かく迎えてくれる鍋割山荘があるからだろう。鍋割山稜の大丸、小丸は、表丹沢で唯一のブナ林が広がる地域だ。  バス大倉下車、二股、後沢乗越を経て3時間で山頂。

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