西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

日暮れが早い今日この頃、早めに下山しストーブで温まってからお帰りください。バス便に注意。アイゼン必携。

ツツジ新道から富士山と山中湖(2013.12.24 西丹沢自然教室 )
ツツジ新道から富士山と山中湖(2013.12.24 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

12/06(金) 天候は晴れ、08:00の気温+2℃。
横浜市中区の天気予報
明日
晴のち曇
27℃
16℃
明後日
曇一時雨
20℃
17℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
30℃
13℃
明後日
雨のち晴
22℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今日も天気は晴れです。
西丹沢自然教室周辺では落葉が進むとともに風が吹く日が多くなってきました。風に吹かれて落ち葉がまるで競争しているかのように地面を流れていきます。
落葉した木々から差し込む光がなんとも言えません。でも風が吹くようになってきたので尾根に出ると寒いだろうなと想像しています。
今朝朝8時の気温は+2℃でした。最近は2℃だと今日は暖かいなと思うようになりました。登山者の方々の服装はすっかり冬山用となり、毛糸の帽子も良く見かけるようになりました。
犬越路方面もすっかり落葉し山肌の色が様変わりしています。
ゴーラ沢方面も冬の趣になっています。
どこも落葉によって見通しが良くなり、バードウオッチングが楽しめます。11/30のゴーラ沢で出会った野鳥はルリビタキ、ジョウビタキ、コゲラ、ヒヨドリ、カワガラス、オオカワラヒワ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、イカルなどでした。
また冬といえば、展望。丹沢湖のほとりに「千代の沢展望台」という魅力的な展望台があります。三保中学校・小学校の近くで大仏大橋を渡って右に駐車場があります。5分ほど登ると、冬は真っ白な富士山が見られます。

登山道の状況

主な登山道に支障ありませんが、雪が積もったり凍結しているところがあるかもしれません。足元に注意しましょう。

登山装備

冬のハイキング装備、ルートによっては冬の登山装備が必要です。
本格的に寒くなってきましたので防寒対策はお忘れなく。
アイゼンのチェックは済んでいますか?高所では既に11月12日に雪が降っています。これからの季節は山麓で雪が積もっていなくても高所で雪が積もっていたり凍結したりしているかもしれません。アイゼンを持って登山しましょう。

●日帰り山行に持っていきたい装備
・懐中電灯 秋は日没が早く午後3時には薄暗くなります。ヘッドランプだけでは歩きづらいので予備も兼ねて懐中電灯の持参をおすすめします。
・ツエルト 万が一ビバークした時の防寒対策で持参します。
・ダウンジャケット 天候が崩れたときなどの為に登山前に着ているもの以外に予備で持ちます。
・チェーンやアイゼン 急に雪が降った時、高所で積雪があった時、霜柱が融けて滑りやすいときなどに使います。
・ダブルストック 落ち葉が積もった登山道は大変滑りやすいので転倒防止のために用います。
・GPS 落ち葉が積もった登山道は道迷いしやすいので自分の位置を常に確認するために用います。万が一警察消防に救助を要請する際も現在位置の緯度経度を伝えることができるので大変効果的です。
・携帯電話 万が一警察消防に救助を要請する際に助けとなります。常日頃からどこなら電波が入るかを確認することをおすすめします。また、携帯電話は通報するだけに用いるのではなく救助が終わるまで連絡に用いるので電池が長持ちの機種を用いるか予備電池を常備することをおすすめします。

注意点

日暮れが早い時期になりました。日没が一年で一番早いのは冬至ではなく12月上旬です。午後3時までの下山をおすすめします。

・地図なし登山は事故のもと!新しい地図を用意しましょう。

・12月1日からバスの運行本数が減っています 運行日にも注意!
詳しくはこちら http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html

・「黍殻避難小屋」解体工事期間決定のお知らせ
平成25年9月9日(月曜日)から26年3月末(予定)です。工事期間中はご利用できなくなります。
詳しくはこちら http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p694932.html

お知らせ

西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。
毎朝登山届の提出をお願いするとともに登山道状況や自然情報などの登山者の質問に答えています。

●閉館時間が変更になります。
12月1日から閉館時間が16時30分から16時00分に変わりました。ご注意願います。
下記のページを参照願います。
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/shisetsu.html
日暮れが早い今日この頃。早めに下山してストーブで温まってからお帰りください。

現在、電話機の故障により現在FAXの送受信ができません。ご不便をおかけして申し訳ありません。

12/6 ちょっと展示室が窮屈になってきたのでボードを増やしました。常設展示の「西丹沢の四季」のスペースもちょっと広げることができました。ちょっとづつではありますが写真も新しいものと入れ替えていますのでまた見に来てください。

・イベント
「丹沢登山ふしぎ百景」 9/7~12/15
詳しくは秦野ビジターセンターまで http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

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