硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

夏沢鉱泉では、昨日の降雪で小屋周辺は積雪4~5cmほど。「白砂新道」は不明瞭なため通行禁止。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

12/11(水) 夏沢鉱泉(標高2060m)07:30の天候は晴れ、気温-10℃、風なし。
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
7℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
10℃
明後日
晴のち曇
25℃
11℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

夏沢鉱泉では、昨日は約2週間ぶりのまとまった降雪がありました。遠望の北アルプスまで真っ白です。
小屋周辺は1~2cm程度だった積雪が4~5cmになった程度。

登山道の状況

東天狗岳と根石岳の鞍部から本沢温泉に下りる「白砂新道」は、不明瞭なため通行禁止。
そのほかは、通行に支障となる箇所はありません。

【積雪量】
夏沢峠:10cm
硫黄岳:10cm
赤岩の頭:15cm

【登山口:積雪量】
A、桜平:3~4cm 4WD車、冬用タイヤのみ進入可能。駐車スペースは、夏と同じ台数が駐車可能。
冬用タイヤでも2WD車は、分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)に車を置いてください。安全のため。
唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐は、雨だたっため 積雪ありません。

B、美濃戸:0~1cm 4WD車、冬用タイヤのみ進入可能。駐車スペースは、夏と同じ台数が駐車可能。
今日のみぞれが融ければ、冬用タイヤの2WD車も 進入可能と思われます。

登山装備

A:硫黄岳~赤岳、阿弥陀、天狗岳方面に行かれる方
①10本歯以上のアイゼン必要
②ピッケル
③冬用アウター
④目出帽(バラクラバ)
⑤ゴーグル、サングラス

B:根石岳、夏沢峠、箕冠山(みかぶりやま)程度の森林限界の境目くらいまで
①軽アイゼンで対応可(もちろん10本歯以上が好ましい)
②ストックでも可
③冬用アウター(無い方は、ゴアテックスの雨具の下に高品質のフリースなら可)
④目出帽(バラクラバ:根石岳は必要。それ以外は、耳までおおえるあたたかい帽子でも可)
⑤サングラス可(根石岳はゴーグルが必要)

注意点

①日が短くなっているので、行動は早目に切り上げましょう。
②夏沢鉱泉周辺は、ルート上に赤いテープをつけています。新雪の際は、ご注意ください。
③気圧配置によりますが、八ヶ岳の冬の季節風は強烈です。凍傷にならないように!

お知らせ

【営業日】
①根石岳山荘:今冬シーズン、下記の日程を限定して営業します。
稜線での営業は貴重です。ぜひご利用ください! 
12/21.22(土日)
12/28(土)~1/4(土)
1/11.12(土日)
2/1.2(土日)
2/22.23(土日)
3/1.2(土日)
3/21.22(金土)

②夏沢鉱泉:通年営業中です!
予約状況は、http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/reserved-room/reserved-room.htmlをご覧ください。
③硫黄岳山荘:冬期閉鎖中です。2014/4/20頃OPEN予定。

★周辺の山小屋
①山彦荘(夏沢峠):12/28(土)~1/4(土)営業予定
②黒百合ヒュッテ、本沢温泉、しらびそ小屋:通年営業中!

【ネイチャースクール】
冬山登山教室、スノーシュートレッキング、写真教室、企画しています!
詳しくは、http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/natur-school/nature-school-2013.htmlをご覧ください。

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 八ヶ岳

硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

長野県 / 八ヶ岳

横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報