西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

大量の積雪のため、多くのコースで小規模に登山道を外れた踏み跡があります。ルートを熟知した人との同行を!

沢の増水に注意。(2014.02.28 西丹沢自然教室 )
沢の増水に注意。(2014.02.28 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

02/23(日) 天候は曇り、08:00の気温は0℃。
横浜市中区の天気予報
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日本気象協会提供 2024年4月23日 16:00発表
甲府市の天気予報
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日本気象協会提供 2024年4月23日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

まるで北国の春のような陽気です。日差しがまぶしいです。でも、日陰に入ると結構寒いです。
昨日今日と朝早くから登山する方々と日中散策にいらっしゃる方々が多くいらしています。西丹沢自然教室の周りで写真を撮っている方もいらっしゃいます。登山しなくても周辺の雪景色を見るだけでも楽しめると思います。
登山はみなさん苦戦したとおっしゃられます。十分な装備と十分な情報収集を!

なお、早朝道路の路面が凍結していることもありますのでご注意願います。
西丹沢周辺は除雪の山ができています。道路脇にもまだ多くの残雪があります。
西丹沢自然教室前にあるアスファルトの駐車場に駐車できる車は10台程度です。

●周辺ビジターセンターの状況も参考にして下さい。
・秦野ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/

・丹沢湖ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/

・宮ヶ瀬ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/miyagase/

登山道の状況

本日多くの登山者の方が西丹沢の山に登りました。そこで登山者の方々からいろいろと情報提供を受けました。
・多くのコースで小規模に登山道を外れて踏み跡がついています。また、誤ってバリエーションルートを歩いてしまい踏み跡をつけてしまったケースもあります。
・雪が融けてくると登山道以外のところは、大変滑りやすくなります。滑落に注意してください。
・積雪の下にある本来の登山道の位置がわからない場合は、知っている人と一緒に登るか登山を控えたほうが安全だと思います。

今日はアイゼンだけでなくスノーシューまたはワカンを携行している人がほとんどでした。

・西丹沢公園橋(吊り橋)までは普通の靴で歩けるように除雪しました。

●関東ふれあいの道通行止情報
「関東ふれあいの道(大山阿夫利神社下社から見晴台)」の通行止めについては、こちらをご覧下さい。 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p756200.html

●丹沢湖周辺の林道の情報
※丹沢湖ビジターセンターに情報があります。http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/
・林道玄倉中川線:玄倉川橋~千代の沢園地前、積雪により通行止。
・大仏橋~中川橋間、昨年9月の台風18号の影響により引き続き通行止。ゲートが閉まっています。
・玄倉川橋では3/31まで橋梁工事をしています。
・林道世附線:道路陥没に伴う工事のため歩行者も含め通行止。

●車道は凍結しているところもあります。除雪した雪を積み上げているため車道の幅が狭く感じるところもあります。対向車にご注意願います。
また、西丹沢自然教室前の駐車場は凍結しており転倒やスリップしないようにご注意願います。

登山装備

厳冬期雪山登山装備が必要です。深雪のためスノーシューまたはワカン、ダブルストック、アイゼンもお忘れなく!

注意点

登山の際は十分な装備と十分な情報収集を!
地図なし登山は事故のもと!記載されている情報が新しいものがおすすめです。
なるべくコースを熟知した経験者との同行を!無理をせず登山を控えたほうが安全な場合もあります。

●車道は凍結しているところもあります。除雪した雪を積み上げているため車道の幅が狭く感じるところもあります。対向車にご注意願います。
また、西丹沢自然教室前の駐車場は凍結しており転倒やスリップしないようにご注意願います。

●バス便の運行に注意
新松田駅発西丹沢自然教室行きの路線バスは、昨日中川で折り返しになっていました。詳しくは富士急湘南バスのホームページをご確認ください。富士急湘南バス http://www.fujikyu.co.jp/syonan/index.html

●「黍殻避難小屋」建替工事のお知らせ
9/9(月)から26年3月末(予定)は建替工事のため利用できません。詳しくはこちら http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p694932.html

お知らせ

「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。
登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。ストーブで展示室を暖めてお待ちしています。
なお、2月24日(月)は休館です。

西丹沢自然教室では飲料水の提供はできません。登山に必要な飲み水はご家庭から持ってきてください。なお、トイレに使用している水は煮沸しても飲むことはできません。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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