西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

沢は雨と雪解け水で増水中。丸木橋の流失などの被害あり。安全確認までは登山は、登山口~山頂の往復で。

大室山途上  破風口手前からの展望。北アルプスは霞んで見えませんでしたが南アルプスも八ヶ岳も見ることができました。(2014.03.31 西丹沢自然教室 )
大室山途上  破風口手前からの展望。北アルプスは霞んで見えませんでしたが南アルプスも八ヶ岳も見ることができました。(2014.03.31 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

03/14(金) 天候は雨、08:00の気温は+7℃。
横浜市中区の天気予報
明日
晴のち曇
26℃
16℃
明後日
曇一時雨
21℃
17℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 16:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
30℃
13℃
明後日
雨のち曇
24℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

3/11 08:00の気温は-4℃と寒い朝でした。天気は快晴、青空がきれいでした。

3/13  午後から強めの雨が降り続きました。大雪の後雪解けのためもともと増水していたのでさらに増水し被害が出ました。

3/14 今日の天気は一日雨。沢は雪融けの水と雨水が合わさって増水中です。明日も増水が続くと思われるので注意して下さい。野鳥は西沢でヤマセミ、河内川でキセキレイに出会いました。暖かくなってきているんですね。

登山道の状況

雪融け水と雨で沢は大増水し、丸木橋の流失などの被害が出ています。登山道の状況がわかるまでは周回ではなく登山口と山頂の往復の登山をおすすめします。
・3/13現在 用木沢に架かる1本目の木橋が流されています2本目以降は確認していません。
・3/13現在 西沢に架かる1本目の木橋は流されていません。2本目以降は確認していません
・ゴーラ沢出合など元々橋がないところの渡渉も困難と思われます。ご注意願います。
※ほかにも橋が流されているかもしれません。登山道も車道も落石や落枝が目立ちます。十分にご注意願います。

3/12 畦ヶ丸に登ってきました。コースは西丹沢自然教室~下棚~本棚~畦ヶ丸です。2度目の大雪が降ってから途中で引き返す登山者が多かったのでどんな様子になっているのか期待と不安の両方がありました。装備は12本爪アイゼン、ダブルストック、ワカンを持っていきましたが実際に使ったのはアイゼンとストック1本です。当日とても気温が低かったのが幸いしたと思います。しかし、気温の低い登山時は雪面を歩けましたが気温が高くなる下山時は何度も踏み抜きました。コース上の注意点は本棚の滝への分岐点を過ぎて沢筋を少し登り左側の尾根に取りつくところを見逃して、そのまま沢筋を上り詰める足跡が複数ついることです。道間違いにご注意願います。
3月ではありますが魅力的な雪景色を堪能することができました。雪山のフルコースと言ってもよいのではないでしょうか。本棚の滝は思った以上に凍っていました。滝の下には氷や石が落ちてきますのでご注意願います。
下棚の滝は滝つぼの周りには雪渓ができていました。雪渓には既に大きなひびが入っていましたのでご注意願います
二つの滝はいつもと一味違う表情を見せてくれました。
積雪はあるところにはあるがないところにはまったくありませんでした。アイゼンを何度も何度も着脱しました
畦ヶ丸山頂は、なぜかここだけたっぷりと積雪がありました。
本棚下棚の滝へ行くのにも雪山装備が必要です。アイゼンとストックをお持ちください。また、時間にもゆとりを持ってお越しください。

●関東ふれあいの道(大山阿夫利神社下社から見晴台)の通行止め
神奈川県自然環境保全センターのホームページに「通行止め期間の決定について」という記事がアップされていましたのでご確認ください。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p760611.html

登山装備

雪山のある山の登山装備が必要です。

注意点

・残雪の山には危険がいっぱいです。沢の増水、雪崩、滑落に注意!!
・地図なし登山は事故のもと!記載されている情報が新しいものがおすすめ!
・飲料水の提供はできません。登山に必要な飲み水は事前に準備してください。

●バス便
3/5土曜日から路線バスのダイヤが改正されます。富士急湘南バスのホームページの記事をご確認ください。http://www.fujikyu.co.jp/syonan/info/spr.pdf
折り返し運転についても富士急湘南バスのホームページをご確認ください。 http://www.fujikyu.co.jp/syonan/

お知らせ

●周辺ビジターセンターにも情報があります。ご参照下さい。
・丹沢湖ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/
・秦野ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/
※3/7の塔ノ岳、大倉尾根、鍋割山の積雪情報などがあります。
・宮ヶ瀬ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/miyagase/

西丹沢自然教室 3月の休館日は 3/13第2木曜日、3/17月曜日、3/24月曜日、3/31月曜日

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

神奈川県 / 丹沢山塊

丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

畦ヶ丸山 標高 1,292m

 西丹沢で桧洞丸(ひのきほらまる)と並ぶ秘峰であったが、現在は三方面からの登山道がある。県境尾根からわずかに南側なので、山北町に属する。  畦ガ丸は山頂付近によく見かける馬酔木(あせび)からこの名がついたとも、畦とは塚の意味があり、遠くから丸く塚のように見えるのでこの名がついたという説もある。  この山の初登頂は大正13年(1924)だが、当時は全く道はなく、1955年の神奈川国体でもコースから外れ、わずかな踏み跡程度だった。その後、地元の人たちの努力で登山道の整備が行われた。頂上のケルンは箒沢山荘に集う人たちが、白石峠からのコースを改修した記念。山頂近くに立派な避難小屋がある。  小田急線新松田駅より西丹沢行バス大滝橋下車、東海自然歩道経由4時間、同じく西丹沢下車、西沢、善六のタワ経由で3時間、同じく白石峠、モロクボ沢ノ頭経由4時間30分。

神奈川県 / 丹沢山塊

鍋割山 標高 1,272m

 塔ノ岳直下の金冷しから西に延びる鍋割山稜の肩のようなピーク。秦野市、松田町、山北町の境にある。  鍋割山の名は、この山の北側にある玄倉(くろくら)川の支流、鍋割沢からつけられたようだ。鍋割とは、岩の多い所をナベといい、歩きにくい悪い沢という意味から鍋割という名がつけられたと考えられている。  この山は南麓の寄(やどりぎ)集落の人たちからは三ノ萱と呼ばれて、昔からカヤ刈り場として利用され、ふもとから一ノ萱、二ノ萱があり、頂上が三ノ萱というわけ。この山が多くの人から人気を得ているのは、山頂から富士山方面のすばらしい展望と、登山者を温かく迎えてくれる鍋割山荘があるからだろう。鍋割山稜の大丸、小丸は、表丹沢で唯一のブナ林が広がる地域だ。  バス大倉下車、二股、後沢乗越を経て3時間で山頂。

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