沢は雨と雪解け水で増水中。丸木橋の流失などの被害あり。安全確認までは登山は、登山口~山頂の往復で。
天気・気温
山と周辺の状況
3/11 08:00の気温は-4℃と寒い朝でした。天気は快晴、青空がきれいでした。
3/13 午後から強めの雨が降り続きました。大雪の後雪解けのためもともと増水していたのでさらに増水し被害が出ました。
3/14 今日の天気は一日雨。沢は雪融けの水と雨水が合わさって増水中です。明日も増水が続くと思われるので注意して下さい。野鳥は西沢でヤマセミ、河内川でキセキレイに出会いました。暖かくなってきているんですね。
登山道の状況
雪融け水と雨で沢は大増水し、丸木橋の流失などの被害が出ています。登山道の状況がわかるまでは周回ではなく登山口と山頂の往復の登山をおすすめします。
・3/13現在 用木沢に架かる1本目の木橋が流されています2本目以降は確認していません。
・3/13現在 西沢に架かる1本目の木橋は流されていません。2本目以降は確認していません
・ゴーラ沢出合など元々橋がないところの渡渉も困難と思われます。ご注意願います。
※ほかにも橋が流されているかもしれません。登山道も車道も落石や落枝が目立ちます。十分にご注意願います。
3/12 畦ヶ丸に登ってきました。コースは西丹沢自然教室~下棚~本棚~畦ヶ丸です。2度目の大雪が降ってから途中で引き返す登山者が多かったのでどんな様子になっているのか期待と不安の両方がありました。装備は12本爪アイゼン、ダブルストック、ワカンを持っていきましたが実際に使ったのはアイゼンとストック1本です。当日とても気温が低かったのが幸いしたと思います。しかし、気温の低い登山時は雪面を歩けましたが気温が高くなる下山時は何度も踏み抜きました。コース上の注意点は本棚の滝への分岐点を過ぎて沢筋を少し登り左側の尾根に取りつくところを見逃して、そのまま沢筋を上り詰める足跡が複数ついることです。道間違いにご注意願います。
3月ではありますが魅力的な雪景色を堪能することができました。雪山のフルコースと言ってもよいのではないでしょうか。本棚の滝は思った以上に凍っていました。滝の下には氷や石が落ちてきますのでご注意願います。
下棚の滝は滝つぼの周りには雪渓ができていました。雪渓には既に大きなひびが入っていましたのでご注意願います
二つの滝はいつもと一味違う表情を見せてくれました。
積雪はあるところにはあるがないところにはまったくありませんでした。アイゼンを何度も何度も着脱しました
畦ヶ丸山頂は、なぜかここだけたっぷりと積雪がありました。
本棚下棚の滝へ行くのにも雪山装備が必要です。アイゼンとストックをお持ちください。また、時間にもゆとりを持ってお越しください。
●関東ふれあいの道(大山阿夫利神社下社から見晴台)の通行止め
神奈川県自然環境保全センターのホームページに「通行止め期間の決定について」という記事がアップされていましたのでご確認ください。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p760611.html
登山装備
雪山のある山の登山装備が必要です。
注意点
・残雪の山には危険がいっぱいです。沢の増水、雪崩、滑落に注意!!
・地図なし登山は事故のもと!記載されている情報が新しいものがおすすめ!
・飲料水の提供はできません。登山に必要な飲み水は事前に準備してください。
●バス便
3/5土曜日から路線バスのダイヤが改正されます。富士急湘南バスのホームページの記事をご確認ください。http://www.fujikyu.co.jp/syonan/info/spr.pdf
折り返し運転についても富士急湘南バスのホームページをご確認ください。 http://www.fujikyu.co.jp/syonan/
お知らせ
●周辺ビジターセンターにも情報があります。ご参照下さい。
・丹沢湖ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/
・秦野ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/
※3/7の塔ノ岳、大倉尾根、鍋割山の積雪情報などがあります。
・宮ヶ瀬ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/miyagase/
西丹沢自然教室 3月の休館日は 3/13第2木曜日、3/17月曜日、3/24月曜日、3/31月曜日
西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子
西丹沢ビジターセンター
- 電話番号:
- 0465-78-3940
- 連絡先住所:
- 〒258-0201 足柄上郡山北町中川867