西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

山頂付近でぬかるみになっているところもあり、沿いの登山道でもまだ雪が残っているところがあります。

大室山途上  破風口手前からの展望。北アルプスは霞んで見えませんでしたが南アルプスも八ヶ岳も見ることができました。(2014.03.31 西丹沢自然教室 )
大室山途上  破風口手前からの展望。北アルプスは霞んで見えませんでしたが南アルプスも八ヶ岳も見ることができました。(2014.03.31 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

03/28(金) 天候は晴れ。
横浜市中区の天気予報
明日
曇一時雨
23℃
18℃
明後日
27℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 0:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇のち晴
25℃
17℃
明後日
32℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

3/24 ゴーラ沢出合付近のミツマタの群落が見ごろです。花の数も多いです。檜洞丸山頂付近ではトウゴク ミツバツツジ ミツバツツジ の芽が大きく膨らんでいました。開花まであと2ヶ月です。

3/25 西丹沢公園橋のミツマタが満開でした。

3/27 天気は霧雨、朝の気温は12℃でした。標高540mの西丹沢自然教室では、多くの木々がまだ冬芽ですが、色などにすこしずつ変化が見られ、確実に春は近づいてきています。

3/28 用木沢ではフサザクラか見頃です。草花は雪で少し遅れるかもしれません。

登山道の状況

3/24 檜洞丸に登ってきました。コースは西丹沢自然教室~石棚山稜~檜洞丸~ツツジ新道~西丹沢自然教室です。長く厳しい冬が終わり、山の自然がゆっくりと動き出したなと感じました。積雪は標高約1200mからあったりなかったり。木道は出ていますが、両脇は雪です。ツジ新道のぬかるみは結構手ごわいくストックあったほうがいいです。檜洞丸山頂は50cm程度でした。
展望はちょっと霞がかかったようにぼやけてきました。天気は晴れ。気温は檜洞丸山頂で13時に17℃でした。雪面を反射する光がまぶしくサングラスは必携です。
動物はニホンジカに4回合計12頭出会いました。今の時期は毎年標高の高い所で多くのニホンジカの家族に出会います。母親を中心に0歳と1歳の子供各1頭の合計3頭が基本単位です。
残雪の山は山麓ではお花、山頂では雪景色が楽しめるのでちょっと得をした気分になります。一方、雪やぬかるみで足場が悪く転倒しケガをしやすい時期でもあります。十分な装備と時間にゆとりを持って安全に楽しみたいですね。

3/28 用木沢の情報
檜洞丸など標高の高い山の山頂付近でも既に雪がなくなりぬかるみになっているところもあるのですが標高の低い用木沢沿いの登山道でもまだ雪が残っているところがあります。日影で地形によって雪が集まるところはまだ雪が残っています。また、小規模な雪崩によって雪と一緒に岩や土砂が流れ落ち登山道の上に残っているところもありました。かなり大きな岩が落ちいたり、沢まで下りないと通れないところもあります。

●通行止めのお知らせ
・自然公園歩道 本谷丹沢線(天王寺尾根分岐から本谷橋まで)。本谷林道の本谷橋手前付近で斜面が崩落し、林道が通行できない状態となったため、自然公園歩道 本谷丹沢線の天王寺尾根分岐から本谷橋までの区間を通行止めとします。 詳しくはこちら http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p787278.html
・自然公園歩道「玄倉山神峠線」の山神峠付近において、歩道が崩落し通行が不可能となったため、当分の間、蕗平橋から山神峠の間を通行止めとします。なお、山神峠から雨山橋の区間は、以前より利用休止としております。詳しくはこちら http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p551694.html
・東海自然歩道及び世附不老山線 
平成22年9月の台風9号等による土砂崩れのため、浅瀬から切通峠までの区間(東海自然歩道)及び浅瀬橋から世附峠までの区間(世附不老山線)を通行止めとしております。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
なお、世附不老山線の山市場と世附峠の区間につきましては、通行可能です。
詳しくはこちら http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p528924.html
・関東ふれあいの道(大山阿夫利神社下社から見晴台) 通行止めです。期間の決定について
・東海自然歩道(用木沢出合-犬越路-神ノ川)通行注意(落石への注意喚起) 東海自然歩道の用木沢公園橋から沢沿いに続く鋼製歩道上及び犬越路を経て神ノ川に至る区間(逆方向も)は、地形地質の条件から落石が多い箇所のため、十分注意して通行してください。
特に注意をお願いする箇所は用木沢出合 犬越路 神ノ川の区間です。
また台風や大雨などの悪天候時やその直後、初心者だけの登山計画に際しては、、再検討あるいは計画そのものを中止されるようお願いします。詳しくはこちら http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p393759.html

登山装備

しっかりとした登山装備が必要です。ルートによりアイゼン必要です。
地図なし登山は事故のもと!記載されている情報が新しいものがおすすめ!

注意点

●「黍殻避難小屋建替工事」延長のお知らせ
3月末までの予定が4/30まで延長されます。5/1から使用可の予定です。
詳しくはこちら 神奈川県自然環境保全センター http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p784683.html

●バス便
富士急湘南バスのホームページで最新情報をご確認ください。 http://www.fujikyu.co.jp/syonan/

お知らせ

・飲料水の提供はできません。登山に必要な飲み水は事前に準備してください。
●閉館時間が遅くなります。
4/1から閉館時間が30分延長され16時30分になります。
下山後ゆっくりご覧になることができます。山で見てきたお花や動物などのご質問などもお待ちしております。
・西丹沢自然教室 3月の休館日は 3/31月曜日

●周辺ビジターセンターにも情報があります。ご参照下さい。
・丹沢湖ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/
・秦野ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/
※3/7の塔ノ岳、大倉尾根、鍋割山の積雪情報などがあります。
・宮ヶ瀬ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/miyagase/

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

神奈川県 / 丹沢山塊

丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

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 西丹沢で桧洞丸(ひのきほらまる)と並ぶ秘峰であったが、現在は三方面からの登山道がある。県境尾根からわずかに南側なので、山北町に属する。  畦ガ丸は山頂付近によく見かける馬酔木(あせび)からこの名がついたとも、畦とは塚の意味があり、遠くから丸く塚のように見えるのでこの名がついたという説もある。  この山の初登頂は大正13年(1924)だが、当時は全く道はなく、1955年の神奈川国体でもコースから外れ、わずかな踏み跡程度だった。その後、地元の人たちの努力で登山道の整備が行われた。頂上のケルンは箒沢山荘に集う人たちが、白石峠からのコースを改修した記念。山頂近くに立派な避難小屋がある。  小田急線新松田駅より西丹沢行バス大滝橋下車、東海自然歩道経由4時間、同じく西丹沢下車、西沢、善六のタワ経由で3時間、同じく白石峠、モロクボ沢ノ頭経由4時間30分。

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鍋割山 標高 1,272m

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