南アルプス南部 | 椹島ロッヂ

台風が過ぎても天気は不安定です。雨が続き林道に不安が出てきました。気温が低下しており防寒具は必携です。

荒川小屋のテント場は、まだまだお花畑(2014.08.18 椹島ロッヂ)
荒川小屋のテント場は、まだまだお花畑(2014.08.18 椹島ロッヂ)
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天気・気温

08/12(火) 雨
甲府市の天気予報
明日
25℃
10℃
明後日
晴時々曇
25℃
10℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 4:00発表
静岡市葵区の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
13℃
明後日
晴時々曇
25℃
12℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

一昨日は台風の通過により大荒れ、昨日も雨、本日も雨です。
気温が下がっていて10:00になっても長袖。じっとしていると寒い気温です。
天候はとても不安定です。

登山道の状況

今のところ主な登山道に大きな支障の連絡はありませんが、台風後の詳細はまだ全容がハッキリしていません。
ただ、今朝登られた登山者は、戻ってきていなので、通行できないことはないと思います。

●林道が心配です。
降り続いた雨により、昨日一部通行できなくなりました。
本日は、復旧し林道の通行は可能になりましたが、地面はこれまでの雨でたっぷり水分を含んでいるため、またほかのところで支障がてる可能性があります。林道が保つか大変憂慮されるところです。

登山装備

3000m級夏山登山装備が必要です。気温が下がっているため防寒具はしっかりと。雨養生もしっかりしておきましょう。

注意点

アプローチの交通、登山口の情報など最新の状況を確認しましょう。
天気をよく見て、安全に登山しましょう。

●乗り間違いにご注意(^_^)
南アルプス南部はアプローチが悪く、悪沢岳や赤石岳にお越しのほとんどの方は当社の送迎バスを利用していますが、最近、バスの乗り間違えを聞くようになりました。
あまり知られていないのですが、畑薙ダムより上流の林道には送迎バスが2系統運行しています。
 ひとつは当社の送迎バスで、もうひとつは聖平、茶臼、横窪沢小屋を運営している井川観光協会の送迎バスです。
このふたつの起点、終点は微妙に違いますのでご注意ください。
 詳細は各自お問い合わせして頂くことにして、とりあえずは「沼平(一番間違えやすい場所)ゲート」にて、張り出してある、注意看板(概念図)で確認して乗車しましょう。
2社ともに乗車条件は経営する登山小屋、ロッヂの素泊まり以上の利用です。
登山口についてから「あら、しまった」ということがありませんように(^_^)v
https://ja-jp.facebook.com/t.forest.alps/photos/a.634838093197902.1073741828.634824659865912/909284735753235/?type=1&theater

●椹島のアクセスが良くなってます。
・静鉄ジャストライン登山バス運行中!!
https://ja-jp.facebook.com/photo.php?fbid=863202750361434&set=pcb.863207493694293&type=1&theater
・静岡駅発、畑薙ダムへの直行便が開始になります。
この便の利点は静岡駅発の時間が12時に設定されているので遠方(特に静岡から西の地方)の方でも利用しやすいです。
今までの路線バスだと静岡駅に9時半ごろまでに到着できないとその日のうちにさわらじまロッヂにつくのは無理でしたが、昼前到着でも、さわらじまロッヂまで来ることができます。また、時間が合わなくても、元々、企画会社がタクシー会社なのでタクシーの予約もできます。
お問い合わせは、千代田タクシー・旅タクツアー 電話054-261-0360又は054-261-0358
・まいにちアルペン号 
東京~畑薙直通バスがなんとシーズン43本!
お問い合わせは、まいたび.jp まいにちアルペン号(電話03-3216-5346) 詳しくはこちら http://www.maitabi.jp/bus/tokusyu18.php

●道路情報(夜間通行止め、時間通行止め)
・田代(井川)地区内で時間帯通行止め
7月28日~8月15日のうち10日間程度
問い合わせ先は静岡市役所井川支所(電話054-260-2211)、ツルタコンサルタント(電話054-261-1555)

お知らせ

お盆にかけては混雑が予想されます。

●宿泊予約など詳細はこちらをご覧下さい
http://www.t-forest.com/alps/reservation.html
ツアー団体の貸し切り日もあります。予約はお早めに。
※さわらじまへの電話が混雑しています。
さわらじまへの電話0547-46-4717は15時~18時までは大変込み合います。10時~12時が電話が少なくつながりやすいです。

●衛星公衆電話が使えます。
10月初旬まで通話可能予定です。
料金は高いですが、今までのようにテレフォンカードを使う必要がないので便利になりました。電子マネーのedyも使えます。
衛星公衆電話以外で利用可能な電話はソフトバンク携帯のみです。

●そのほかの小屋の営業日 詳しくはこちらhttp://www.t-forest.com/alps/lodge.html

昨年の今頃の様子は?

椹島ロッヂは4月29日から今季の営業を開始します。予約受け付けの開始は4月18日から2023.04.10

本日は標高約1500m以上では積雪。椹島ロッヂは予約受け付けを開始、営業は4月29日からです。2023.04.26

椹島ロッヂ周辺の過去の様子

  • 椹島からながめる聖岳
  • 椹島近くから望む赤石岳の様子
  • 赤石ダムから望む南アルプスの様子
  • 椹島近くの千枚岳登山口の様子
  • 椹島ロッヂ周辺の様子
  • 茶臼岳・光岳方面への登山口、畑薙大吊橋の様子
  • 椹島付近からの赤石岳の様子
  • 茶臼岳・光岳などへの登山口となっている畑薙大吊橋の様子
  • 椹島付近から撮影した赤石岳の様子
  • 南アルプスの山々
  • 転付峠から望む南アルプス荒川岳・赤石岳・聖岳の様子
  • 畑薙第一ダムから望む南アルプスの様子

椹島ロッヂ

電話番号:
0547-46-4717
連絡先住所:
静岡県島田市金谷東1-753-1 東海フォレスト・サービス事業部

地図で見る
http://www.t-forest.com/alps/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 静岡県 / 赤石山脈南部

赤石岳 標高 3,121m

 静岡県と山梨・長野両県の県境尾根には、名前のついている3000m級の山がちょうど10座ある。この10座すべてが静岡市との市境にもなっている。なかでも赤石山脈の盟主、赤石岳は一等三角点をもち、3121mの高さを誇る。まさに南アルプスの王者的な風格があり、山頂からの展望は360度を欲しいままにできる。名だたる南アルプスの山々はもちろんのこと、富士山、奥秩父連峰、八ヶ岳、遠くは北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰、中央アルプス、御岳山と、南アルプスきっての眺望といえる。  山頂には昔の信仰登山のなごりをとどめる石や鉄製の剣が残っており、この山の歴史を物語っている。明治12年と14年に測量登山が行われ、その後一等三角点が設けられた。そして明治時代には地質学者エドモンド・ナウマンやウエストン、河野齢蔵、小島烏水などの学者、登山家がそれぞれ登山している。  また、大正15年夏、この辺りの山林の持ち主であった大倉喜八郎(大倉財閥の創立者)が大勢のお伴を従えて特製の駕籠(かご)で登頂したというエピソードもある。彼の製材会社は東海パルプとして残り、椹島から赤石岳に突き上げている東尾根は別名、大倉尾根とも呼ばれている。  赤石岳を登るにはいくつものコースが考えられるが、代表的な椹島から東尾根を登って登頂、さらに足を延ばして荒川三山を回って椹島へ戻ってくる一周コースを説明する。途中には5つの山小屋があるので、日程も好きなように組める。椹島へは静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダムから林道を歩くのが一般的。東尾根は取付から急坂が続く。地図上の2027m地点手前で林道を横切る。樹林帯の中の道は踏み込まれていて歩きよく、4時間ほどで赤石小屋に着く。古い小屋のすぐ上には新装なった立派な小屋がある。小屋を過ぎて富士見平に達すると展望が開け、周囲の山が一望できる。しばらく進むと尾根から外れ、左手の赤石沢の支流、北沢の源頭を渡る。この辺りは高山植物が豊富に咲いている。  小屋から3時間ほどで待望の赤石岳山頂に立てる。充分展望を楽しんだならば、小赤石岳、大聖寺平を経て荒川小屋まで下る。次いで頭上にそびえる前岳を目指して登りだすと、ここも所狭しと高嶺の花々が咲いている。前岳に出て中岳の小屋を過ぎ、さらにひと汗かいて悪沢岳へ登り返す。千枚岳を経て1時間も下ると、樹林に囲まれた大きな千枚小屋が建っている。小屋から蕨段を経て椹島までは、長いが穏やかな下りばかりで、3時間もあれば出発地へ戻ることができる。

長野県 静岡県 / 赤石山脈南部

聖岳 標高 3,013m

 聖岳は南アルプスで一番南部に位置する3000m級の山である。安倍奥の山から眺めると、屋根の形をした特徴ある山で、すぐ目にとまる。左手の高い方が前聖岳、地図によっては西聖岳とも書いてあるが、3013mの標高がある。主脈から外れた右手の低い方は奥聖岳といい、2982mの高さを有する。三角点(2978m)は低い方にあり、三角点のない高い方を聖岳と呼ぶ。  山名は山が深い南アルプスの中でもとりわけ奥深く、世俗を脱した聖なる山、すなわち聖岳という説と、大井川からこの山に登る沢は悪場が多く、ヘズリ(沢の両岸の岩壁帯をトラバースすること)が多い沢という意味からヘズリ沢―ヒジリ沢―聖沢となり、この沢の源頭の山ゆえ、聖岳になったという説がある。  山頂から主脈を目で追っていくと、うねうねと続く雄大な稜線上にいくつもの名高い山々が浮かび出ている。足元の大きな谷の向こうには赤石岳が両翼を広げた格好で全容を見せる。左手には気持ちのよさそうな広々した平らがあるが、これが百間平である。赤石岳の右奥には均整のとれた悪沢岳が目を引く。さらにその奥には塩見岳の山頂が2つに分かれて見える。もっと奥には日本第2位の高峰、北岳や大きなカールを持つ仙丈ヶ岳と、すべてが3000mを超える山々である。  時間があれば足を延ばして、三等三角点のある奥聖岳を往復してみたい。低いハイマツの中に細い踏み跡がはっきりついている。  聖岳登山の代表的コースは聖沢から聖平経由のルート。しかし聖岳往復だけではちょっともったいない。聖平から山頂をピストンし、上河内岳経由で畑薙大吊橋へ出るコースは、帰路のバス停も近いので便利。  静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダム湖畔の林道を歩いて登山口を目指す。荷物の大きさやパーティの力にもよるが、3~4時間で登山口に着く。ここから草の中を約1時間、ジグザグ道の急登で汗を流す。やっと平らになるころ造林用の出合所小屋が左手に出てくる。聖沢を渡る吊橋まで巻き道が続き、橋からは尾根道に取り付いて標高をかせぐ。やがて聖岳がよく見える展望台に出ると、そこからは緩やかな道が聖平小屋へ導いてくれる。広々とした平坦地には平成3年に新築された聖平小屋と古い小屋の2棟がある。目的地である聖岳へは、空身で4時間もあれば往復できる。  往復したならば、聖平小屋を後にして上河内岳へ向かう。三角点は縦走路から少し外れているが、静かな山頂だ。茶臼岳の手前を左にとると、横窪沢、ウソッコ沢を経て畑薙大吊橋まで一気の下りである。

山梨県 静岡県 / 赤石山脈南部

笊ヶ岳 標高 2,629m

 笊ヶ岳は南アルプスの前衛とはいえ、なかなか登る機会の少ない山の1つである。特徴ある双耳峰は甲府盆地からもよく見え、同定しやすい山である。  登山適期は残雪期がよい。尾根筋で水が得やすいこと、大井川の谷を隔てて見る南アルプスの色彩の変化が楽しめることなどが理由。  独立峰なので、360度の大展望を手中にできる。これは多少の入山の困難さを帳消しにして余りあるものといえよう。  一般的な登山は、雨畑川沿いの馬場集落から奥沢、布引山を経てピストンということになろう。山中1泊。山頂まで登り10時間30分。『甲斐国志』には「山形淘ざる(いざる)ヲ覆(ふせ)タルカ如シ因テ名ツク」とあるが、山形に若干の疑問がある。最初の登山者は中村清太郎であり、明治44年12月1日、奥沢の谷をつめてその頂に立った。

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