南アルプス南部 | 椹島ロッヂ

さわらじまでも少し木々が色づいてきました。縦走は稜線の初雪を想定した装備が必要です。

台風が過ぎて紅葉がぐんと進みました。いきなりですが、今週末が紅葉のピークとなりそうです。荒川小屋より(2014.09.26 椹島ロッヂ)
台風が過ぎて紅葉がぐんと進みました。いきなりですが、今週末が紅葉のピークとなりそうです。荒川小屋より(2014.09.26 椹島ロッヂ)
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天気・気温

09/18(木) 晴れ
甲府市の天気予報
明日
23℃
14℃
明後日
22℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 12:00発表
静岡市葵区の天気予報
明日
曇のち雨
22℃
16℃
明後日
雨のち曇
22℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

●さわらじまより
9/18 晴れていますが、薄く雲がかかっています。
気温は一気に下がっています。朝の気温は二軒小屋で10℃。稜線は2~3℃なのでかなり寒いでしょう。一週間ほどまえに荒川小屋で初氷を観測したそうです。さわらじまスタッフ全員防寒具着用中です。

さわらじまでも少しですが木々が色づいてきています。一昨日、千枚方面に行くとダケカンバが少し色付きはじめていました。これから9月末に千枚が赤くなると一気に紅葉が進むでしょう。例年の紅葉の見頃は10/20過ぎです。

●荒川小屋より
・9/18 6:25の気温4℃
今朝は高曇りです。富士山の見える山梨方面も雲が多いです。風はほとんどありません。
・9/17 
日の出位置が移動して、だんだんと富士山に近づいてきました。
オヤマリンドウの花が少し開いていました。
カラマツソウ カラマツソウ 、チシマギキョウ、ミヤマ アケボノソウ アケボノソウ が咲いています。 トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ も咲きました。この花が咲くと、もうシーズンも終盤だなぁと感じてしまいます。
チングルマ チングルマ の群生地は果穂になりました。
キツネノチャブクロ(ホコリタケ)やベニテングタケなどのキノコが出ています。
イブキジャコウソウが赤石山頂と赤石小屋の分岐下にたくさん咲いていました。
・9/16 08:00の気温は6.5℃、薄く雲はありますが、今朝も良い天気です。風もありません。
・9/15 07:15 気温5.5℃。
今朝は朝焼けがとても綺麗でした。今は風もそれほどなく比較的良い天気ですが、空にはうろこ雲が広がっています。
・9/14 14:50 気温8.5℃
連休2日目、今日も朝から良い天気でした。少し雲が出てきて肌寒くなってきましたが、まだ青空が見えています。昼頃まで多くの登山者が荒川小屋を通過していき賑やかでしたが、今はもう多くはない宿泊者が居るのみでいつもの静けさが戻ってきました。
・9/13 06:25 気温3.5℃
連休初日、良い天気です。夜明け前04:30の気温は2℃でした。
・9/12 15時:30 気温10℃
今日は朝から良い天気が続いています。昨日は夕方に雷を伴う雨が降り、少しですが雹も降りました。明日からの3連休は今のところ天気は良さそうです。千枚小屋には既に少なくない数の登山者が入っています。今日は最後のヘリ荷揚げでした。

●クマ
被害はありませんが、目撃情報はあります。単独の方は鈴などで人の存在をクマに知らせて下さい。

登山道の状況

主な登山道に支障の連絡はありません。
林道も全く支障ありません。

登山装備

3000m級の秋山登山装備が必要です。冷たい雨やみぞれに対応できる装備が必要です。朝晩は冷え込み、しっかりとした防寒具、雨具は必携です。

注意点

今週末は9月連休2回目の飛び石連休で山が賑わうでしょう。
短い連休をフルに使う為に夜出発、朝一登山の方が目立ってきます。寝不足気味のまま、行動中に体調を崩す方も多くなります。南アルプスはどこを登ってもロングトレイルです。毎年、初日に断念引き返しという方を見ますので、くれぐれも、体調管理に気をつけて安全登山に心掛けてください。

無理のある計画を立てて入山される方が跡を絶ちません。
秋の訪れととともに、気温は下がっています。日没は日々早まり、稜線では営業を終了した小屋もあります。ゆとりある計画を立て、無理な登山は控えましょう。

●9月からの変更点
1.送迎バスの時刻が変わりました。バスの本数が5便から3便に減っているのでご注意を
2.レストハウスの営業時間が変わりました。時間は07:00~18:00となります。

●畑薙ダムでバス乗り間違いに注意
畑薙ダムより上流の林道には送迎バスが2系統運行しています。
宿泊する小屋によりバスが違います。
・聖、茶臼、光=井川観光協会の送迎バス。
・千枚、荒川、赤石=東海フォレストの送迎バス。
最近、バスの乗り間違えを聞くようになりました。
2系統のバスは起点、終点が微妙に違いますのでご注意ください。
「沼平(一番間違えやすい場所)ゲート」にて、張り出してある、注意看板(概念図)で確認して乗車しましょう。
2社ともに乗車条件は経営する登山小屋、ロッヂの素泊まり以上の利用です。
登山口についてから「あら、しまった」ということがありませんように
詳細は各自お問い合わせ下さい。
https://ja-jp.facebook.com/t.forest.alps/photos/a.634838093197902.1073741828.634824659865912/909284735753235/?type=1&theater

●アプローチの交通、登山口の情報など最新の状況を確認しましょう。

お知らせ

今週末は9月連休2回目の飛び石連休で山が賑わうでしょう。
短い連休をフルに使う為に夜出発、朝一登山の方が目立ってきます。寝不足気味のまま、行動中に体調を崩す方も多くなります。南アルプスはどこを登ってもロングトレイルです。毎年、初日に断念引き返しという方を見ますので、くれぐれも、体調管理に気をつけて安全登山に心掛けてください。

無理のある計画を立てて入山される方が跡を絶ちません。
秋の訪れととともに、気温は下がっています。日没は日々早まり、稜線では営業を終了した小屋もあります。ゆとりある計画を立て、無理な登山は控えましょう。

●9月からの変更点
1.送迎バスの時刻が変わりました。バスの本数が5便から3便に減っているのでご注意を
2.レストハウスの営業時間が変わりました。時間は07:00~18:00となります。

●畑薙ダムでバス乗り間違いに注意
畑薙ダムより上流の林道には送迎バスが2系統運行しています。
宿泊する小屋によりバスが違います。
・聖、茶臼、光=井川観光協会の送迎バス。
・千枚、荒川、赤石=東海フォレストの送迎バス。
最近、バスの乗り間違えを聞くようになりました。
2系統のバスは起点、終点が微妙に違いますのでご注意ください。
「沼平(一番間違えやすい場所)ゲート」にて、張り出してある、注意看板(概念図)で確認して乗車しましょう。
2社ともに乗車条件は経営する登山小屋、ロッヂの素泊まり以上の利用です。
登山口についてから「あら、しまった」ということがありませんように
詳細は各自お問い合わせ下さい。
https://ja-jp.facebook.com/t.forest.alps/photos/a.634838093197902.1073741828.634824659865912/909284735753235/?type=1&theater

●アプローチの交通、登山口の情報など最新の状況を確認しましょう。

■【その他】
三連休のさわらじまは、まだ宿泊にゆとりがあります。

●宿泊予約など詳細はこちらをご覧下さい
http://www.t-forest.com/alps/reservation.html
※さわらじまへの電話0547-46-4717は10時~12時がつながりやすいです。

●衛星公衆電話が使えます。
10月初旬まで通話可能予定です。
料金は高いですが、今までのようにテレフォンカードを使う必要がないので便利になりました。電子マネーのedyも使えます。

●携帯電話はソフトバンクしかつながりません。(衛星公衆電話を除く)

●Wi-Fiスポット試供期間開始!!
本日から9月23日まで、さわらじまロッヂふれあいセンター内で認証、パスワードは必要無し。ご自由にお使いいただけます。
必要な物はスマホだけです。登山前、登山後の家族への連絡にご利用ください。
※さわらじまは、携帯電話充電OKです。

●ヘリコプター遊覧飛行!! 予約受付中
・11/1~3 南アルプス新雪&紅葉ヘリコプター遊覧飛行を開催
飛行ルートは椹島~悪沢岳~赤石岳~聖岳 料金21000円(昼食付)。
宿泊してバッチリのタイミングを待つプラン(椹島に宿泊2食付28000円~)や、畑薙ダム~二軒小屋の紅葉ツアー付プラン(紅葉弁当付き27000円)とたくさん用意しています。
詳細はこちらまで、0547-46-4717さわらじまロッヂ担当影

●そのほかの小屋の営業日 詳しくはこちらhttp://www.t-forest.com/alps/lodge.html
・以下の小屋は小屋閉めとなりました。
 (市)高山裏避難小屋 
 (県)小河内岳避難小屋 
・以下の小屋は小屋閉めが近いので注意。
 (県営)赤石岳避難小屋~9/30(火)
 (県営)中岳避難小屋~9/30(火)
 (市営)熊の平小屋~9/23(火)
 (市営)百間洞山の家~9/23(火)

昨年の今頃の様子は?

椹島ロッヂは4月29日から今季の営業を開始します。予約受け付けの開始は4月18日から2023.04.10

本日は標高約1500m以上では積雪。椹島ロッヂは予約受け付けを開始、営業は4月29日からです。2023.04.26

椹島ロッヂ周辺の過去の様子

  • 椹島付近から望む赤石岳の様子
  • 椹島からながめる聖岳
  • 椹島近くから望む赤石岳の様子
  • 赤石ダムから望む南アルプスの様子
  • 椹島近くの千枚岳登山口の様子
  • 椹島ロッヂ周辺の様子
  • 茶臼岳・光岳方面への登山口、畑薙大吊橋の様子
  • 椹島付近からの赤石岳の様子
  • 茶臼岳・光岳などへの登山口となっている畑薙大吊橋の様子
  • 椹島付近から撮影した赤石岳の様子
  • 南アルプスの山々
  • 転付峠から望む南アルプス荒川岳・赤石岳・聖岳の様子

椹島ロッヂ

電話番号:
0547-46-4717
連絡先住所:
静岡県島田市金谷東1-753-1 東海フォレスト・サービス事業部

地図で見る
http://www.t-forest.com/alps/

施設の詳細を見る

関連する山

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赤石岳 標高 3,121m

 静岡県と山梨・長野両県の県境尾根には、名前のついている3000m級の山がちょうど10座ある。この10座すべてが静岡市との市境にもなっている。なかでも赤石山脈の盟主、赤石岳は一等三角点をもち、3121mの高さを誇る。まさに南アルプスの王者的な風格があり、山頂からの展望は360度を欲しいままにできる。名だたる南アルプスの山々はもちろんのこと、富士山、奥秩父連峰、八ヶ岳、遠くは北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰、中央アルプス、御岳山と、南アルプスきっての眺望といえる。  山頂には昔の信仰登山のなごりをとどめる石や鉄製の剣が残っており、この山の歴史を物語っている。明治12年と14年に測量登山が行われ、その後一等三角点が設けられた。そして明治時代には地質学者エドモンド・ナウマンやウエストン、河野齢蔵、小島烏水などの学者、登山家がそれぞれ登山している。  また、大正15年夏、この辺りの山林の持ち主であった大倉喜八郎(大倉財閥の創立者)が大勢のお伴を従えて特製の駕籠(かご)で登頂したというエピソードもある。彼の製材会社は東海パルプとして残り、椹島から赤石岳に突き上げている東尾根は別名、大倉尾根とも呼ばれている。  赤石岳を登るにはいくつものコースが考えられるが、代表的な椹島から東尾根を登って登頂、さらに足を延ばして荒川三山を回って椹島へ戻ってくる一周コースを説明する。途中には5つの山小屋があるので、日程も好きなように組める。椹島へは静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダムから林道を歩くのが一般的。東尾根は取付から急坂が続く。地図上の2027m地点手前で林道を横切る。樹林帯の中の道は踏み込まれていて歩きよく、4時間ほどで赤石小屋に着く。古い小屋のすぐ上には新装なった立派な小屋がある。小屋を過ぎて富士見平に達すると展望が開け、周囲の山が一望できる。しばらく進むと尾根から外れ、左手の赤石沢の支流、北沢の源頭を渡る。この辺りは高山植物が豊富に咲いている。  小屋から3時間ほどで待望の赤石岳山頂に立てる。充分展望を楽しんだならば、小赤石岳、大聖寺平を経て荒川小屋まで下る。次いで頭上にそびえる前岳を目指して登りだすと、ここも所狭しと高嶺の花々が咲いている。前岳に出て中岳の小屋を過ぎ、さらにひと汗かいて悪沢岳へ登り返す。千枚岳を経て1時間も下ると、樹林に囲まれた大きな千枚小屋が建っている。小屋から蕨段を経て椹島までは、長いが穏やかな下りばかりで、3時間もあれば出発地へ戻ることができる。

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聖岳 標高 3,013m

 聖岳は南アルプスで一番南部に位置する3000m級の山である。安倍奥の山から眺めると、屋根の形をした特徴ある山で、すぐ目にとまる。左手の高い方が前聖岳、地図によっては西聖岳とも書いてあるが、3013mの標高がある。主脈から外れた右手の低い方は奥聖岳といい、2982mの高さを有する。三角点(2978m)は低い方にあり、三角点のない高い方を聖岳と呼ぶ。  山名は山が深い南アルプスの中でもとりわけ奥深く、世俗を脱した聖なる山、すなわち聖岳という説と、大井川からこの山に登る沢は悪場が多く、ヘズリ(沢の両岸の岩壁帯をトラバースすること)が多い沢という意味からヘズリ沢―ヒジリ沢―聖沢となり、この沢の源頭の山ゆえ、聖岳になったという説がある。  山頂から主脈を目で追っていくと、うねうねと続く雄大な稜線上にいくつもの名高い山々が浮かび出ている。足元の大きな谷の向こうには赤石岳が両翼を広げた格好で全容を見せる。左手には気持ちのよさそうな広々した平らがあるが、これが百間平である。赤石岳の右奥には均整のとれた悪沢岳が目を引く。さらにその奥には塩見岳の山頂が2つに分かれて見える。もっと奥には日本第2位の高峰、北岳や大きなカールを持つ仙丈ヶ岳と、すべてが3000mを超える山々である。  時間があれば足を延ばして、三等三角点のある奥聖岳を往復してみたい。低いハイマツの中に細い踏み跡がはっきりついている。  聖岳登山の代表的コースは聖沢から聖平経由のルート。しかし聖岳往復だけではちょっともったいない。聖平から山頂をピストンし、上河内岳経由で畑薙大吊橋へ出るコースは、帰路のバス停も近いので便利。  静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダム湖畔の林道を歩いて登山口を目指す。荷物の大きさやパーティの力にもよるが、3~4時間で登山口に着く。ここから草の中を約1時間、ジグザグ道の急登で汗を流す。やっと平らになるころ造林用の出合所小屋が左手に出てくる。聖沢を渡る吊橋まで巻き道が続き、橋からは尾根道に取り付いて標高をかせぐ。やがて聖岳がよく見える展望台に出ると、そこからは緩やかな道が聖平小屋へ導いてくれる。広々とした平坦地には平成3年に新築された聖平小屋と古い小屋の2棟がある。目的地である聖岳へは、空身で4時間もあれば往復できる。  往復したならば、聖平小屋を後にして上河内岳へ向かう。三角点は縦走路から少し外れているが、静かな山頂だ。茶臼岳の手前を左にとると、横窪沢、ウソッコ沢を経て畑薙大吊橋まで一気の下りである。

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笊ヶ岳 標高 2,629m

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